小学六年生の少年少女たちが、夜十二時に現れる異次元の学校『ほうかご』へ呼び出され、教室ごとに棲む名前のない異常存在『無名不思議』を観察・記録するホラーシリーズ。中心人物の二森啓や五十嵐華菜たちは、担当する怪異の正体を探りながら、学校という閉じた空間で起こる異常事態に向き合う。物語は、子供たちに課された役割、記録という行為、そして生き残るための判断を軸に進む。舞台は小学校とその裏側にある『ほうかご』で、各巻で異なる怪異や担当者の視点が重なり、学校単位の恐怖譚として広がっていく。後半では別の小学校を舞台にした新たな『ほうかごがかり』の記録も描かれる。 ほうかごがかりの記録とは別に、あかね小学校の『かかり』たちの状況を扱う続きがある。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
「学校の怪談」「じわじわ恐怖に浸食されるようなホラー系作品」を求めるあなたに!一風変わった設定による、ここでしか味わえない恐怖感が見どころです。
編集部
本作品は『ほうかご』と呼ばれる世界で、怪異を記録して、怪異の成長を防ぐ『ほうかごがかり』たちの物語です。ほうかごががりに任命されてしまった小学生たちが、怪異や自身の心の暗がりに向き合わされていきます。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・じわじわ恐怖に浸食されていくようなホラー作品が読みたい人 ・学校の怪談に関するホラー作品が読みたい人 ・小学生が理不尽な目に遭う展開が好きな人
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AI分析(あらすじ)
- 学校怪談や怪異記録の設定に関心がある人 - 小学生の集団が異常事態に向き合う物語を読みたい人 - 教室ごとの怪異や役割分担がある作品を探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
本作品の著者は、甲田学人先生です。他には断章のグリムやMissingといった長編シリーズを手掛けています。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
本作品のイラストレーターは、pong先生です。他には転生錬金少女のスローライフのイラストを手掛けています。
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
本作品は、2024年1月に第1巻が発売された新作であるため、メディアミックスは展開されていません。しかしながら、本作品の物語が絵として描写された際には、小説とはまた違った恐怖感を味わえることでしょう。 メイジ作画のコミカライズも連載中です。
編集部
『怪異を記録する』という独特な切り口から描かれる恐怖感が見所の本作。「じわじわ恐怖に浸食されていくようなホラー系作品」や「学校の怪談に関するホラー作品」を探している方は、ぜひ『ほうかごがかり』を読んでみてください。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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ほうかごがかり小説は何巻までありますか? シリーズ全体 会員の質問
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ほうかごがかりはどんな内容ですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 「学校の怪談」「放課後の学校」を土台に、じわじわと恐怖が浸食されていく空気感が本作の核だ。
- 挿絵や口絵が怖さを増幅し、懐かしい学園ホラーらしいビジュアルも魅力だ。
- 状況が少しずつ悪化し、読み手の予測を裏切る展開で手放せなくなる。
- 小学生たちの内面描写が丁寧で、恐怖とともに感情移入しやすい。
- 第一部から第二部へ舞台が移り、異なる章ならではの読み味や設定の広がりも楽しめる。
こんな人におすすめ
- 学校の怪談・学園ホラーが好きな人。
- じわじわ怖くなるホラー作品を求める人。
- 子どもたちが理不尽な境遇に置かれ、その心理が描かれる展開に惹かれる人。
- 緊張感や絶望感のある読後感を楽しめる人。
- 挿絵込みの本格ホラーや、作者の筆致・空気感を味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 理不尽な出来事や仲間を失う展開が続き、読後に心が消耗しやすい。
- グロテスクでショッキングな描写があり、可愛い表紙とのギャップが大きい。
- 救いが見えにくい展開が多く、ハッピーエンドを期待すると辛く感じる可能性がある。
- 恐怖描写や挿絵の強さから、ホラーが苦手な人には負荷が大きい。
- 小学生が重い境遇を背負う描写が多く、読み手によっては胸が痛くなる。
テンポ・読後感
序盤は静かな不穏さから入り、少しずつ緊張が高まる「じわじわ」型の恐怖だという声が多い。一方で、早い展開や容赦ない状況変化で、ページ数に対して絶望度や消耗感が大きいという声もある。筆致や擬音で空気が切り替わり、ホラー特有の高揚と虚脱が交互に来る読み味だという声があり、続きが気になり止まらない反面、恐怖と絶望が止まらない読後感になるという声も多い。
キャラクターへの評価
- 啓は覚悟や意志の強さ、絵描きとしての側面が印象に残る。
- 菊は献身的な想いや支え役として多く語られ、人物への愛着が強い。
- 第二部の華菜は気丈さやリーダー性が際立つ。
- 双子姉妹は内面の悩みや関係性の複雑さが刺さった。
- 前章の人物が助っ人として戻ることで、新章への期待が高まる。
巻一覧
この巻のあらすじ
よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われるーー。
『ほうかごがかり 二森啓』 小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校ーー『ほうかご』が広がっていた。 学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。 鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。 序章 一話 二話 三話 四話
この巻のあらすじ
地獄のような光景が、『ほうかご』に広がるーー。
瀬戸イルマには、勇気がない。 臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。 「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」 そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのにーー。 『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。 鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。 五話 六話 七話
この巻のあらすじ
僕らの手には『それら』と戦う力はない。だけど。
二森啓は思っていたのだ。もう自分は、いつ死んでもいい存在だと。 だがもう、それは叶わなくなったーー。 大事な仲間を立て続けに失い、悲しみと絶望感に覆われた『ほうかごがかり』。そんな時に啓が示した明確な意思をきっかけに、『太郎さん』は隠された事実を明らかにするーー「七人目の『かかり』だよ」 どうやら前年から『かかり』でありながらも、ずっと役割を逃れている人物がいるという。それを知らされた啓たちは……。 「…………ほんとに、あれがやってたことを引き継ぐのか?」 理不尽、そして怒り。追い込まれていく子供たちの、死を決した闘いの記録。鬼才が放つ恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第3巻。 八話 九話 十話
この巻のあらすじ
知らなかった。わたしたちが、神様の餌だなんて。
助けてください。わたしたちの学校の『かかり』は、いま大変なことになっています……とても理解できないことが起こっています。どうすればいいのか分かりません。 あかね小学校の『ほうかごがかり』から、『かかりのしおり』を作った者に届いた一通のメール。学校中の教室に棲む『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在を観察し、その正体を記録するために集められた少年少女たちは、一人また一人、その命を『ほうかご』の暗闇に消していく。 三本足の人形、メリーさん……。これは化け物たちに捕食される運命に抗う五十嵐華菜と仲間たちの、生き残りを懸けた戦いの記録。 鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2部、開幕。 ★宝島社刊「このライトノベルがすごい! 2025」総合新作部門七位(文庫部門12位) 一話 二話 三話
この巻のあらすじ
二人は、『ほうかご』で死んだはずなのにーー。 『ほうかご』から週が明けた月曜日、死んだはずの二人の仲間が何事もなかったように生き返り、学校に登校していた。驚愕する五十嵐華菜たちの前で、混乱状態に陥る当事者の二人。「なあ……お前、本物か?」「帰ってきてくれて、マジで嬉しい」恐怖と動揺、そして喜びがない交ぜになった『かかり』たちは、次の『ほうかご』の夜を迎える。 だが彼らを待ち受けていたのは、あまりにも衝撃的な異常事態だった。華菜は理解不能な状況を打破するため、『かかりのしおり』を作った元『かかり』に接触を図るがーー。これは化け物たちに捕食される運 命に抗う少年少女たちの、生き残りを懸けた戦いの記録。鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2部、第2弾。
年間ランキング唯一無二のホラー ★「このライトノベルがすごい! 2025」《総合新作部門》7位(文庫部門12位)(宝島社刊) ★「次にくるライトノベル大賞2024」《文庫部門》9位 四話 赤いマフラーの女 五話 動く人体模型 六話 動く骨格標本
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