少女の望まぬ英雄譚

判定なし
基本情報
著者
賽目和七
イラスト
ハナモト
レーベル
TOブックス
刊行年
2024
巻数
2巻
アニメ化
読み放題状況
Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻) / BOOK☆WALKER: 1巻まで(備考: auto:BW MAX 全巻)
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
SS (5)
設定・世界観
A (3)
話題性
S (4)
初心者向け
B (2)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
B (2)

短評・キャッチコピー

編集部

異質な感性を持つ少女の百合×戦記!

概要

編集部

本作品は、異質な感性を持った少女が主人公の、戦記ものファンタジーです。「異質な感性を持つキャラクター」の作り込みの深さが見どころです。また「幼い少女の無自覚無双系作品」としても楽しめます。常人とは一線を画すクリシェの考え方が、かなり印象的な作品です。

こんな人におすすめ

編集部

・独特な感性を持つ主人公が見たい人 ・主人公を包み込むような百合を楽しみたい人 ・戦記ものが読みたい人 ・幼い女の子が無自覚で無双する作品が好きな人 ・「躊躇いなく人を殺す女の子」に魅力を感じる人

内容・特徴

編集部

本作品は、微笑ましい場面と殺伐とした場面が並行して描かれており、クリシェの異常性を楽しめる作品です。また、クリシェはベリーと出会い、少しずつ変わっていきます。クリシェを受け入れ包み込むようなベリーとの日常では、心温まる触れ合いが描かれています。

著者情報

編集部

本作品の著者は、賽目和七先生です。他には「人形遣い」を手掛けています。また、漫画「偽りの田舎令嬢、幼馴染みの王子様を攻略中~意地張る2人の恋愛攻防〜」の原作も担当されています。

イラストレーター情報

編集部

本作品のイラストレーターは、ハナモト先生です。他には「呪われて、純愛。」や「生贄令嬢は怠惰に生きる ~小動物好き竜王陛下に日々愛でられてます~」のイラストを手掛けています。

受賞歴

編集部

本作品の著者である賽目和七先生は「人形遣い」で第7回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞を受賞しています。また、本作品は投稿型小説サイトが原作であり、そちらではすでに完結しています。

ジャンル・テーマ総評

編集部

本作品は、異質な感性を持った少女が主人公の、戦記ものファンタジーです。「異質な感性を持つキャラクター」の作り込みの深さが見どころです。また「幼い少女の無自覚無双系作品」としても楽しめます。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 クリシェ 可愛さと異常性を合わせ持つクリシェに、他にはない魅力を感じます。加えて、高い知性と圧倒的な戦闘技術も持っているため、無双系主人公としても楽しめます。

評価が分かれる点・問題点

編集部

本作品の短所として、クリシェの考えに共感しずらい点が挙げられます。しかし、特殊なのはクリシェだけで、主人公以外の人物には共感しやすいです。周囲の人々が考えるクリシェの心情と、実際のクリシェの心情のギャップに注目しがら読むことで、本作品をより楽しめます。

総評

編集部

異質な感性を持つ少女を中心に据えたストーリーが、本作品の魅力です。「独特な感性を持つ主人公の物語」や「百合要素のある戦記作品」を探している方には『少女の望まぬ英雄譚』をおすすめします。

ストーリーの説明

編集部

クリシェの異常性が際立つストーリーが展開されており、本作品ならではの面白さを味わえます。クリシェと、クリシェの考えを理解した気になっている周囲の人々が、うまく噛み合っている様子も見どころです。また、クリシェの内面を受け入れてくれるキャラクターとの出会いから、百合要素も感じられます。加えて、戦略的な視点での戦闘描写もあり、戦記ものとしても楽しめます。

キャラクターの説明

編集部

「歪な感性を持つ少女」が高い解像度で描かれているのが見どころです。クリシェの「歪な感性」が作り込まれており、異常ではあるものの一貫しているため、違和感なく楽しめます。加えて、クリシェの行動指針についても十分な説明があり、クリシェの存在は「共感はできないが、理解はできるもの」に落とし込まれています。周囲の想像と実際のクリシェの思考にはかなりギャップがあり、辛さや恐れを超えて、もはや可笑しさを感じてしまうほどです。

設定・世界観の説明

編集部

剣と弓を中心に戦闘が行われるような世界観の作品です。本作品では、魔力の用途が、身体強化の枠に留められています。これにより、あくまで戦略や兵法が戦況を左右する世界観に仕上げられています。また、魔力の存在により、クリシェの凄さが客觀的に理解できる点も魅力です。

話題性の説明

編集部

2024年発売の新作です。

初心者向けの説明

編集部

本作品は重めな文体で、馴染みのない言葉も使われており、読みやすいとは言えません。加えて、主人公が独特なため、共感できずに混乱してしまう可能性があります。これらから本作品は、ライトノベルを初めて読む人にはおすすめしにくいです。しかし裏を返せば、本作品は非常に読み応えがあるということでもあります。ある程度ライトノベルを嗜んでいる方には、おすすめしたい作品です。

読後感のよさの説明

編集部

本作品はクリシェの心理描写も丁寧に描かれており、特殊な感性を持つクリシェの行動にも、納得しながら最後まで読み進められます。そして読後は、クリシェとクリシェを慕う者たちがどんな運命を辿っていくのか、不安と期待に胸が膨らむこと間違いなしです。

テンポの良さの説明

編集部

本作品は、主人公の感性がかなり特殊なものの、説明が十分に行われています。情景描写や心理描写、世界観の解説は丁寧に行いつつ、退屈を感じさせないペースで物語が進行していきます。

読みやすさの説明

編集部

本作品は、会話文は適度に挿入されているものの、やや重めな文章です。また、戦記ものならではの専門用語も登場します。したがって、やや読むのに時間がかかる作品です。

巻一覧

少女の望まぬ英雄譚
ISBN 9784867940457
少女の望まぬ英雄譚2
ISBN 9784867943670

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。

まだ感想はありません。