構造レビュー 会員 24件
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
ノロワレタものたちのおぞましき宿命を描いた民俗ホラー。
概要
編集部
若きホラー作家・真木夢人が許嫁を連れて故郷の村に帰還した時から始まる、怪奇な事件の顛末を描いた因習ホラーシリーズ。 怪異や心霊を扱った作風が好きなら陰惨なストーリーが気に入るはず。怪異に魅入られる人の心の闇や、日常に根差すトラウマも巧みに掘り下げられています。
こんな人におすすめ
編集部
因習村ホラーが好きな人 呪詛や呪物に関心がある人 双子の確執に惹かれる人 受難体質のメガネっ娘が好きな人
著者情報
編集部
甲田学人は電撃文庫で活動中のラノベ作家。カクヨムでは『小さな魔女の散歩道』を公開中。代表作は『断章のグリム』『Missing』。最新作『ほうかごがかり』はメイジ作画でコミカライズが決定しています。
イラストレーター情報
編集部
三日月かけるはファンシーなタッチが魅力のイラストレーター。甲田学人とは『断章のグリム』から組んでいます。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 真木夢人 若き伝奇ホラー作家。一部読者にカルト的な人気を誇っています。外面は良いものの本性は冷淡で酷薄、他人に無関心。身内に対しても同様で、実妹の信乃歩や両親だろうと執着を持ちません。片割れの現人の事は気に入っています。 許嫁の七屋敷薫を伴い突如帰郷したものの、その真意は不明。幼少時に夢で怪異と出逢い、片足の機能を捧げる代わりに呪いを無効化する体質を授かりました。
総評
編集部
因習村ホラー好きはぜひ押さえてほしいシリーズ。未完の上打ち切りなのが惜しまれるものの、個々のエピソード自体は一区切り付いている為読んで損はありません。性悪美青年に萌えるなら、夢人のいけ好かないキャラクターが刺さるはず。喋る猫も出てきます。
ストーリーの説明
編集部
夢人と現人、正反対の双子の確執や彼等の妹で巻き込まれ体質の信乃歩に降りかかる受難が見所。人形供養・外法箱・虫おくりなど、田舎の因習に端を発する怪異の数々には戦慄を禁じ得ません。
キャラクターの説明
編集部
傲岸不遜な夢人を筆頭に腹の底が見えないキャラクターが多く、読者の興味を引っ張ってくれました。唯一片割れの本性を見抜いて嫌悪を剥き出しにする現人の反骨精神と、兄に欺かれていることにさえ気付けない鈍感な信乃歩の配置が対照的。
設定・世界観の説明
編集部
因習村ホラーや双子の確執、食えない性格の美形が好きな人には自信をもっておすすめしたいシリーズ。
話題性の説明
編集部
残念ながら打ち切りになっています。
初心者向けの説明
編集部
良くも悪くも文章がくどく作風に癖があるので、ラノベ初心者向けとは言えません。ホラーが好きな人なら楽しめます。
読後感のよさの説明
編集部
ホラーに犠牲者は付き物なので総じて後味は悪いです。全体の雰囲気も陰鬱で、読んだ後は気持ちが滅入ります。
テンポの良さの説明
編集部
上中下巻の幽霊マンション以外は1巻完結ですが、心理描写に比重を割きがちな複数視点も相俟って、テンポがだれがちなのが難点です。
読みやすさの説明
編集部
読みやすくはありません。
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