現代の都市で召喚儀礼を扱う少年召喚師・城山恭介を中心に、依代と呼ばれる少女たちとの契約、三大勢力の対立、未踏級の被召物をめぐる戦いが進むシリーズ。恭介は学校に通う高校生としての日常を送りながら、人工霊場、神社、客船、地下施設、移動要塞などに足を運び、各地で起こる事件に関わっていく。召喚の階梯や依代の仕組み、ガバメントやフリーダム、イリーガルといった勢力図が少しずつ明かされ、物語は個別事件から過去の秘匿大戦、白き女王を軸にした世界規模の抗争へと広がる。シリーズ全体では、図書委員の少女、復讐者、守り巫女、王族や研究施設の依代など、巻ごとに契約相手と対立軸が入れ替わる。事件のたびに召喚方式や被召物の種類が増え、恭介の立場も守る側から状況を組み替える側へ移っていく。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
対照的な双子ヒロインと文学マニアなDKの三角関係
編集部
文学マニアな男子高生と幼馴染の双子姉妹の三角関係を描いた青春ラノベ。2024年にアニメ化もされた。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
対照的な双子姉妹からアプローチされたい人 ボーイッシュで隠れ乙女な姉とサブカルオタクな巨乳妹、両方とイチャイチャしたい人 文学好き
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AI分析(あらすじ)
現代都市の召喚バトルに関心がある人 依代契約や勢力抗争の構図を読みたい人 高校生主人公が超常事件に関わる物語を探している人
編集部
アニメ化された人気ラノベ。文学オタクの男子高校生と幼馴染の双子姉妹の歪な三角関係を描く。作者の博識ぶりが垣間見える本談義のシーンは中毒性高し。ヒロインは双方魅力的に描かれており、主人公になりきった気持ちで楽しめる。お互いを意識し合って空回る神宮寺姉妹の不器用さ、三人でいる居心地よさに甘えて前に踏み出せない臆病さが愛しい。
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
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この作品の特徴は? ストーリー
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 城山恭介と「白き女王」の対立・共鳴を軸に物語が組み立てられており、シリーズ全体を貫く緊張感がある。
- 鎌池和馬らしい大胆な展開の切り替えや、読者の予想を裏切る仕掛けに「掌の上で転がされる」快感を覚える。
- 召喚儀礼戦や多勢力の駆け引きが迫力あり、バトル描写の完成度が高い。
- シリアスな局面の合間に、コミカルな幕間や個性的な脇役の掛け合いが効いていて読みやすさを補っている。
- 過去と現在が交差する構成や、段階的に明かされる設定の厚みに、読み進めるほど引き込まれる。
こんな人におすすめ
- 鎌池和馬作品の「設定をこねくり回す実験小説」的な遊び心が好きな人。
- 最強級の主人公が状況に振り回されながらも策略で立ち向かう、頭脳戦・駆け引き系が好きな人。
- ラスボス兼メインヒロイン的な異色の関係性を中心に据えた長編を楽しみたい人。
- 専門用語や比喩表現が多い文章も、世界観の深さとして受け止められる読者。
- 感情のぶつかり合いや、愛情と恐怖が同居する人物関係のもつれを味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 未踏召喚特有の専門用語に加え、軍事用語なども増え、理解や追従に時間がかかる。
- 1巻あたりの情報量が多く、状況が目まぐるしく変わるため、読むと疲れる・ついていくのが大変。
- 後から説明が追加される展開が目立ち、カタルシス不足や「どういうこと?」感を覚える場面がある。
- 巻によっては白き女王の比重が薄く、分厚いのに核心人物が少ない印象で物足りない。
- 過去編など、すでに知っている現在から逆算できる部分があり、緊張感の出方が人によって分かれる。
テンポ・読後感
- 一冊の中に陰謀、争奪、召喚戦、人間ドラマが次々と詰め込まれ、波乱万丈で密度の高い読み味だ。
- 全体はシリアス寄りだが、コメディ要素が挟まり、緩急のメリハリがある。
- 中盤以降、これまでのシリーズの常識を壊していく「新章」感が強まり、展開の意外性が増す。
- 日常パートでも違和感のある空気を描くのが上手く、居心地の悪さ自体が作品の味になる。
- 長い伏線や遠回りを経て物語が動くタイプで、一気読みすると加速感を感じやすい。
キャラクターへの評価
- 城山恭介は圧倒的な実力と戦術眼を持ちつつ、白き女王の思惑に翻弄され続ける「振り回される最強」として印象づけられる。
- 白き女王はラスボスでありながらメインヒロイン的な存在感を持ち、愛情の深さと恐ろしさが同居するキャラとして語られることが多い。
- オリヴィアやビヨンデッタなど、物語の鍵を握る存在として重みのある場面を持つ。
- 冥乃河姉妹、蓮華、緑さん、愛歌など脇役が個性的で、笑いや人間味の場面を作る。
- アザリアやエルヴァストなど、カッコよさが際立つ敵・準敵が登場する一方、もっと描いてほしかったという惜しみの声もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
『神々のさらに奥に潜んでいた者』さえ自由に呼び出す召喚儀礼。それを扱う最新鋭の召喚師の中でも一等の実力を持つ少年がいた。 『不殺王<アリス(ウィズ)ラビット>』、城山恭介。 その最強の少年召喚師が抱える致命的な弱点は唯一つ。 少女から発せられる『呪いの言葉』。 たすけて――。 死の淵に立たされた少女、冥乃河彼岸の言葉を受け止めた恭介は、召喚師三大勢力が激突する街に身を投じる! 『禁書目録』と対になる、鎌池和馬渾身の正統派新シリーズ!!
この巻のあらすじ
最強無敵の召喚師・城山恭介。 『神々のさらに奥に潜んでいた者』――最高峰の『未踏級』被召物(マテリアル)さえ自在に呼び出す、『不殺王(アリス<ウィズ>ラビット)』。 そんな彼の本業は、遅刻に脅える至って平凡な男子高校生だった。 常勝不敗の恭介にも、唯一の弱点はある。 「こんなの、もう見ていられない……。だから、たすけてよ……。いますぐ、たすけてよ!!」 「仰せの通りに」 それは、少女が放つ魂の慟哭。同じクラスの図書委員ちゃんからのその言葉(ねがい)を聞いたとき、彼は少女と依代として契約を結ぶ。 襲い来るもの……死んだ姉の幽霊『雨中の少女』から、彼女を守るために。 しかし事態はそれだけでは終わらなかった。二人が『雨中の少女』の秘密に気づいた時、三大勢力の一角『イリーガル』の殺し屋召喚師が姿を現す。戦いの舞台『人工霊場』を支配する難敵に対して、恭介がとった行動とは――! 『禁書目録』の流れを汲む正統派シリーズ第二弾!
この巻のあらすじ
神々の先にいる『未踏級』の存在ですら使役する『最強の召喚師』城山恭介。 彼は今、闇夜を翔けていた。 あらゆる乙女を自在に操る夢のデバイス『少女使い(ガールズバックドア)』。混沌を呼ぶその端末を街にバラ撒く復讐者を討つために。 難敵に対抗すべく恭介が選んだ『依代』は、『ガバメント』所属の無口系天然軍服少女・イザベルだった。 そして二人は復讐者と対峙する。『仇染め(ライアーキャット)』の異名を持つ『彼女』は『フリーダム』所属のアワード920。つまり、アワード903『不殺王{アリス(ウィズ)ラビット}』の恭介の、さらに先に潜む『最強』で……!
この巻のあらすじ
恭介を待っていたのは、激甘恋人モードの『白き女王』。 ヒミツの水着タイムか、最悪の戦争開始か。
城山恭介が朝目を覚ますと、あの最悪の未踏級『白き女王』が完璧な新妻モードで手料理を作っていた。そもそも先ほどまで恭介の腕枕で二人は一緒に寝ていたらしい。 ……絶望してはいけない。世界はまだ終わってはいないのだから。最強召喚師たる恭介は甘えてくる女王を抱えながら、自分が置かれた状況を整理する。 『パンデモニウム』--ブラッドサイン式に代わる召喚方式を成し遂げた世界最大の『匣』であり、神格級や未踏級さえ兵器化する移動要塞に組み込まれた『頭脳』である353人の依代を救うこと……それが彼への『依頼内容』だった。 いやしかし、どうも様子がおかしい。 依頼主であるはずの依代が、どこにもいない。どころか、朝起きるまでの自身の記憶が消えている……。恭介は仕方なく『白き女王』と共闘、謎の要塞に挑むーー! 時間無制限で贈る『白き女王』のコスプレ七変化に刮目せよ……!
この巻のあらすじ
――世界中の争いを、なくしたい。そんなシンプルな夢を実現すべく、最強の召喚師を目指す天才の子どもたちが、地下施設『箱庭』へと集った。それが、『一五兄姉弟妹(きょうだい)計画』。天才の子どもたちには、それぞれの配役(うんめい)を記されたカードが配られた。『帽子屋』としてアルベルト。『ハートの女王』として城山京美。『チェシャ猫』としてビヨンデッタ。そして、『案内人のウサギ』として城山恭介。これは、もうとっくに失われてしまった時間の回顧録でしかない。しかし、『今』を語る上で決して避けては通れない。最狂最悪の未踏級『白き女王』と、彼女を召喚した少年。あの時、あの場所で、一体何が起きたのか。さあ、始めよう。全てを破壊し尽くした、『秘匿大戦』の物語を――。
この巻のあらすじ
七月上旬、七夕フェアに合わせて浴衣の男女で賑わうトイドリーム35。その街を召喚師達が暗躍する。片や旧世代『箱庭の子供達』である最強無敵の城山恭介やビヨンデッタ。片や新世代『白の信奉者』であるアザリアやザ・セイントの属する狂信集団ブライズメイド。鍵となるのは古代エジプトの地図を持つ褐色の守り巫女セクルティティ。召喚師達は世界的童話作家トイドリーム会長が作品作りに利用していた世界中の資料が眠る『創設者のギャラリー』を目指す。あの未踏級の『彼女』を完全殺害するために、あるいは『彼女』を祀り上げるために。「助けて」と願ったセクルティティを『依代』とした恭介が、迫る敵に立ち向かう……!! 全ての禁忌を超えた先で、『白き女王』は嗤っている。
この巻のあらすじ
神を超える存在にして、最強最悪の未踏級『白き女王』。現世における全知全能の支配者である彼女は、既存の手段では太刀打ちできない。召喚儀礼や被召物……規定級、神格級、『大三角』含む未踏級の全てを駆使しても、滅ぼすことはできないはずだ。しかし、城山恭介は為さねばならない。――なら。滅ぼせないなら逆に、創るまでだ。『白き女王』を完膚なきまで滅す、新しい『法則』を!! 鍵を握るのは、冥乃河葵。新しいルールで創り上げたオリジナルの未踏級を降臨させるその触媒、最初期浄瑠璃方式の人造依代である。復讐鬼ビヨンデッタとも手を組んだ恭介は、葵と接見するため、冥乃河神社へと足を運ぶ。そこで敵として立ちはだかったのは、恭介が過去救ったはずの依代の少女で……!?
この巻のあらすじ
宿敵・白き女王を『殺害』した恭介。だが、世界は依然として女王に支配され、混乱に陥っていた。今は亡き女王の幻影に怯えるようにトイドリーム社が扇動する『白銀資源戦争』。この戦争のプロパガンダ映画のメインフレーム『システムアトランティス』を破壊すべく、恭介とオリヴィアは豪華客船に侵入し、美し過ぎるF国君主シンセアリアと出会う。彼女のあまあまお義母さん?アタックと、母に負けじとあの手この手で誘惑するスク水少女の親子ダブルパンチにおののく恭介の背後に、彼をにーさまと呼ぶ、最大最悪の暴走未踏級がじわりじわりと迫り来る!
この巻のあらすじ
東欧F国にて暴走した『白き女王』の戦装束『真実の剣』は、世界を吹き飛ばそうとしていた。 一方、残された女王に信楽真紗美は告げる。城山恭介と世界を救うなら、人の何たるかを知る必要があると。
この巻のあらすじ
『白き女王』は憧れていた。 恭介といっしょにご飯を食べ、学校に通う、そんなごくありふれた幸せな日常を。 そんな思いを胸に告白するも、城山恭介は無慈悲に拒絶を示す。もとより分かり合えない二人には、戦う以外の道はなかったのだ。 『白き女王』の猛攻に対し、恭介は死した『妹』の魂が封入された『色彩なき童女』の空間を捻じ曲げる能力や、自らの命をも戦術に取り込み応戦するも決着がつかない。決戦の舞台は思い出の地へ――! 恋する未踏級『白き女王』の結末は!?
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