自らの死と同時に異世界へ召喚された少年・瀬名櫂人と、『拷問姫』エリザベートを中心に、悪魔とその契約者をめぐる戦いが進むダークファンタジーシリーズ。舞台は、人間・獣人・亜人が並び、悪魔や神の介入が物語を左右する異世界で、櫂人は従者として戦いに巻き込まれながら、魔術や契約、世界の真実に向き合う。物語は悪魔討伐から王都の動乱、種族間の防衛戦、神や世界の構造をめぐる局面へ広がり、複数の拷問姫を軸に視点と対立が拡張していく。最終巻では、異なる立場の拷問姫たちがそれぞれの道で世界に向き合う構図が示される。短編が付く巻もある。続編・外伝の明示はない。
構造レビュー
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
誇り高き狼にして卑しき牝豚、史上最凶の拷問姫が悪魔を討伐する!
編集部
領民を虐殺した報いとして十四階級の悪魔の討伐を命じられた拷問姫エリザベートと、彼女の魔術によってゴーレムに魂を封じられた従者・櫂人。二人は全ての悪魔を倒せるか?
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
ドS毒舌な女王様に虐げられたい人 機械人形のメイドに懐かれたい人 拷問姫と悪魔のバトルに酔い痴れたい人 中世ヨーロッパ風の世界観が好きな人 残虐描写に耐性がある人
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AI分析(あらすじ)
- 異世界召喚ものを読みたい人 - 悪魔討伐や契約を軸にした物語に関心がある人 - 魔術、種族対立、神話的な設定を含む長編を探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
綾里けいしは日本のラノベ作家。ダークで猟奇的な作風が特徴。代表作は『B.A.D. Beyond Another Darkness』『カルネアデス』『魍魎探偵今宵も騙らず』『霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない』『死神公女フリージアは、さよならを知らない』他多数。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
鵜飼沙樹は日本のイラストレーター。ゲームやラノベのイラストを数多く手掛けています。代表作は『カレイドメイズ』『ブラック・ブレット』『飛べない蝶と空の鯱』『The Tower of AION アトレイアの守護者』『魔獣調教師ツカイ・J・マクラウドの事件録 獣の王はかく語りき』『学園陰陽師 安倍春明、高校生。陰陽師、はじめました。』他多数。
編集部
拷問姫と悪魔の死闘を描いた、ゴシックバトルファンタジーとして読み応え満点。人類を虫けら同然に弄ぶ悪魔の狂気と奢りのおぞましさに輪をかけて、ダークヒロインの真骨頂といえるエリザベートの存在感に圧倒されました。エリザベートの愚鈍な従者として、第二の生に喜びを見出す櫂人の変化も好ましかったです。
作品Q&A
評価されるポイントは? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 中世ヨーロッパ風の教会・悪魔・十四階級といった世界観と、誇り・罪・罰といった重いテーマを正面から扱うダークファンタジーとして、好き嫌いが分かれる一方で熱狂的な支持を集めている。
- 残虐・血みどろの描写がありながら、即断即決のキャラクター群が物語を押し進める躍動感があり、重さとスピード感の両立が魅力だ。
- 「拷問姫」という異名を持つエリザベートを軸に、複数の拷問姫や種族・教会・悪魔など要素が次々と増えていく構成に、読み進めるたびに全貌が掴める手応えがある。
- 陰鬱な空気の中でも、機械人形のヒナや肉屋の日常描写など、緩急のある場面が作品の厚みを支えている。
- イラストやタッグ体制への評価も高く、ダーク系ラノベの中でも個性的な一本として再読したくなる作品だ。
こんな人におすすめ
- ダークファンタジーや、救いの少ない残酷な世界観に惹かれる読者向きだ。
- ドS・毒舌で誇り高い女王様キャラ(エリザベート)に心を掴まれたい読者に合う。
- ヤンデレ寄りの機械人形メイド・花嫁キャラ(ヒナ)のギャップや愛着を楽しみたい読者にも向いている。
- 展開の早さや情報量の多さを苦にせず、濃いエピソードを一気に読み進めたい読者に向いている。
- 残虐・グロ描写に一定の耐性があり、宗教や種族対立など重いテーマも許容できる読者向きだ。
人を選ぶポイント
- 拷問・虐殺・内臓などの描写が強く、漫画版より重く感じる場面もあり、グロ耐性が必要だ。
- 世界が終末へ向かう絶望感が強く、救いが見えにくい展開に疲れを感じる読者もいる。
- 好き嫌いが分かれる作品で、テンションの高さや残虐さに最初から引かれる可能性がある。
- 過去巻の再演や類似構造が繰り返される印象があり、世界が変わらない皮肉さを受け止められるかは人による。
- キャラクターの過去や境遇が重く、感情移入するときつく感じる場面がある。
テンポ・読後感
- 展開が非常に速く、ブレーキのない勢いで物語が進む作品だ。
- 1巻ごとに舞台や登場勢力が広がり、第二部以降は新たな局面へ移行するプロローグ的な手応えもある。
- 血みどろで凄惨な場面が続く一方、ラブコメ調の夫婦描写や食事シーンなど、緩急のある読み心地だ。
- ラノベとしては扱いにくいテーマを真っ向から描く作者の気合が伝わり、重いが読み応えがある作品だ。
- 巻を追うほど残酷さや選択の苛烈さが増していく印象があり、佳境として一気読みしたくなる読者も多いという。
キャラクターへの評価
- エリザベートは誇り高く奔放な「拷問姫」としてかっこよさと人間味の両方が際立ち、罪の重みを背負いながらも己の道を貫く姿に惚れ惚れする。
- カイト(櫂人)は召喚された従者として即断即決の行動力があり、薄っぺらく流されず思わぬ転換が多い主人公だ。
- ヒナは笑顔と狂気が同居する機械人形の花嫁として、怖くて可愛い存在や、陰鬱な世界の癒し役として高く評価されている。
- ジャンヌ・ド・レなど新たな拷問姫の登場で、シリーズの見え方が広がり、教会の隠蔽や世界の謎を深める要因になっている。
- 肉屋やヴラド、皇帝など脇役も個性が強く、解説・ツッコミ・日常の緩和役として作品の空気を支えている。
巻一覧
この巻のあらすじ
自らの死と同時に異世界召喚された少年・瀬名櫂人。彼は『拷問姫』エリザベートの従者として、14階級の悪魔とその契約者の惨殺に付き合わされることになるが――? 世界に断罪されし少女の救世譚、ここに開演。
この巻のあらすじ
『皇帝』を撃破するも残る悪魔は多い。今後も幾多の戦闘に巻き込まれることが予想されるため、櫂人は魔術を身につけることとなる。そんな折、皇帝・ヴラドの旧友にして『大王』の悪魔と契約した女が現れ――?【電子限定!書き下ろし短編『エリザベートのクッキング』付き】
この巻のあらすじ
『皇帝』ヴラドの旧友・『大王』フィオーレを撃破するも、代償は大きかった。ヒナの離脱、櫂人の『皇帝』との契約、そして――王都への襲撃。櫂人とエリザベートは激戦の王都に向かうこととなるが……?
この巻のあらすじ
「余が貴様を速やかに殺してやるからな」14の悪魔討伐を終えたエリザベートに、全人類の敵となった櫂人を討てとの命令が下される。一方、逃亡生活を続ける櫂人とヒナの下に予期せぬ来訪者が訪れ――?
この巻のあらすじ
「我々の救世とは悪魔殺しであり、神殺し―――そして、人殺しです」もう一人の『拷問姫』ジャンヌ・ド・レに世界の真実を突きつけられた櫂人たち。ジャンヌは櫂人とエリザベートに自らに仕えるように命じるが――?
この巻のあらすじ
「今だけは俺が王だ。盲目的に、俺に従え」 かつて異世界で無意味に死んだ少年・瀬名櫂人は狂王と化した。 ーーたった一人の女を救うために。 神と悪魔に囚われた『拷問姫』の代理として、人間、獣人、亜人による会合を掌握した櫂人のもと、三種族合同の防衛戦線が動き始める。 だが、従兵達の各地への侵攻は繰り返されるごとに激しさを増し、凄惨な地獄と化した世界は、櫂人に残酷な選択を突きつける。 「今一度問おうーーーセナ・カイトには、エリザベート・レ・ファニュを殺せるのか?」 綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る今最も熱いダークファンタジー第六弾。 話をしよう。 これは恋の物語ではない。 憧れと愚行と、幸福な愛の物語だ。
この巻のあらすじ
終焉を超えたはずの世界に、何の前触れもなく異世界からの【転生者】にして【異世界拷問姫】を名乗る禁断の存在――アリス・キャロルが現れる。 彼女は【お父様】のルイスと共にエリザベートに苛烈な選択を突きつける―― 「会わせてあげる、エリザベート! この私が会わせてあげるの大事な人に!」 綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー第七弾。 誰かの物語が終わったところで続くものはある。 かくして、新たな舞台の幕は上がる――演者達が、望むか否かに拘わらず。【電子特典!書き下ろし短編付き】
この巻のあらすじ
『断罪を止めたくば、代償を、犠牲を、生贄を。我々は結晶化した【狂王】とその花嫁。及び、【拷問姫】エリザベート・レ・ファニュの身柄をお前達の命の代わりに求めよう』各地での殺戮を煽動するアリスとルイスの要求に対し、三種族は救世の英雄を生贄とする決断を下す。「……貴様ら夫婦を相手取る羽目になろうとはな。流石に予想せぬわ」再び世界の敵となったエリザベートの前にはジャンヌとイザベラが立ちはだかり、「さぁ――父性愛の勝負といこうじゃないか!」愛娘の道を切り開くためヴラドはルイスを迎え撃つ。綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー第八弾。彼らは戦う。各々の何かを守り抜くために。【電子特典!書き下ろし短編付き】
この巻のあらすじ
「どうか、皆、みーんな、一緒に死んでください」 最愛の父・ルイスを失い、【異世界拷問姫】アリスは世界を壊し始める。 かつて最愛の従者・瀬名櫂人を失った【拷問姫】エリザベートは世界を守り続ける。 それは鏡映し、共にあり得た可能性。 それ故に決定的に交わらない二つの道。 だから二人の拷問姫は“彼ら”の遺志を継ぎ、各々に世界へと立ち向かう。 「どうして、私だけお父様を失うの? 『瀬名櫂人』のエリザベートは生きているのに!」 「この【拷問姫】が全てを賭けるのだ──【異世界拷問姫】が受けずして、どうする?」 これが神話に至る物語。 綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー、最終巻。【電子限定!書き下ろし特典つき】
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