ウインスロウ家の娘キャサリンを中心に、動物へ変身できる力を持つ用心棒たちと各地を巡る架空世界の冒険連作。隣国の幼なじみへの手紙、王国の祝典、皇子の身代わり、遠方の里での大祭など、依頼や偶然の出来事を起点に、王家の事情や秘密結社、異種人類への扱いの違いが絡む事件へ入っていく。人間とアナザーレイスが共存する社会の制度や慣習が土台にあり、旅先ごとに国や里、城館、船上など舞台が切り替わる。各話は独立した事件としても追いやすく、キャサリンと用心棒たちの関係や種族間の距離が少しずつ積み重なる。外伝では、異種人類が集う露天市でケイティ、ベラフォード、ヴィンセント、ダムーが出会う。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
西部開拓時代がモデルの新大陸でじゃじゃ馬お嬢様とならず者一味が大暴れ!
編集部
西部開拓時代がモデルの西大陸を舞台に、凄腕銃使いのじゃじゃ馬娘と彼女の信念に惚れた仲間たちが、国を股に掛けた大暴れを繰り広げる痛快娯楽活劇。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
破天荒なじゃじゃ馬娘の世直し旅を見守りたい人 獣人が好きな人 オネエキャラに萌える人 西部劇にロマンを感じる人
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AI分析(あらすじ)
架空世界の旅、王国の事情、異種人類の設定を追いたい人向け。
著者情報
この項目をレビュー編集部
茅田砂胡は日本の小説家。主にSF・ファンタジー作品を手掛ける。代表作は以下 『デルフィニア戦記』シリーズ 『桐原家の人々』シリーズ 『スカーレット・ウィザード』シリーズ 『暁の天使たち』シリーズ 『クラッシュ・ブレイズ』シリーズ 『祝もものき事務所』シリーズ 『天使たちの課外活動』シリーズ 『トゥルークの海賊』シリーズ 『海賊と女王の航宙記』シリーズ
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
草河遊也は日本の漫画家兼イラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下 * 魔術士オーフェン(秋田禎信著 富士見ファンタジア文庫) * 邪鬼が来る!(谷登志雄著 電撃文庫) * サウザンドアームズ(富永浩史著 富士見ファンタジア文庫) * 月と闇の戦記(森岡浩之著 角川スニーカー文庫) * BLACK BLOOD BROTHERS(あざの耕平著 富士見ファンタジア文庫) * 災厄娘inアーカム(新熊昇・都築由浩著 青心社) * 魔術士オーフェンはぐれ旅(秋田禎信著 TOブックス) * 勇者のクズ(ロケット商会著 カドカワBOOKS)
入手性
この項目をレビュー編集部
角川スニーカー版は刊行年が古いので入手困難。角川文庫から刊行された新装版は手に入る。
編集部
凄腕銃使いのお嬢様が世直し旅の途上でゲスな悪党どもを退治し、レディ・ガンナーの武勇伝を轟かせる冒険ロマン。動物由来の変身能力を持った異種人類のバトルがカッコいい。
作品Q&A
評価されるポイントは? ストーリー
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デルフィニア戦記は完結しましたか? シリーズ全体 会員の質問
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茅田砂胡作の小説の読む順番は? シリーズ全体 会員の質問
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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茅田砂胡の代表作は? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 理不尽な権力者や差別的な慣習に、正義感の強いヒロインが正面から立ち向かう展開がスカッとする。
- エルディア王国の奇抜な風習や、きてれつな設定が「よく考えつく」と笑いながら楽しめる。
- 異種人類(アナザーレイス)が人型では美形、本来の姿では荒唐無稽——というギャップがユーモアと魅力の両方になっている。
- 陰謀や王位争いなど重い要素があっても、読後感は軽くて爽快、一気読みしやすい。
- キャサリンと用心棒たち、そして新たな異種人類との出会い・協力関係がド派手で愉快だ。
こんな人におすすめ
- 破天荒なお嬢様ヒロインの活躍を見守りたい人向けだ。
- 獣人・異種人類キャラや、種族を超えた人間関係の描写が好きな人に合いそうだ。
- 西部劇的な開拓時代ロマンや、型破りな冒険譚を求める読者向けだ。
- 権力者への制裁や世直し系の痛快さを味わいたい人にもおすすめだ。
- 個性的でフランチャイズ色の強い作風(茅田作品らしい展開)を好む読者向けだ。
人を選ぶポイント
- 王家や妃八家などの制度・因習が複雑で、理解するまで追いにくいと感じる声がある。
- ヒロインの正論や価値観(性別役割など)が、現代感覚とはズレて不快に感じる場面もある。
- キャサリンの活躍が目立つ巻では、用心棒4人組の出番が相対的に少なくなるバランスの難しさを指摘する声がある。
- 一部の脇役(不倫関係など)の言動がイラッとする、共感しにくい。
- 差別・偏見などのテーマは描かれているものの、キャラに入り込めないと深くは響きにくい。
テンポ・読後感
- 波瀬万丈で荒唐無稽な展開が続くが、読み進めるほど楽しみが増していく。
- 事件の深刻さに対して読後感は軽く、スカッとした気持ちよさが残る。
- 上巻で状況が入り組み、下巻で一気に動き出す——など、溜めと解放のリズムが効いている。
- 主人公登場前の各陣営の思惑描写も引き込まれるが、彼女が出るとさらに暴走感が増して止まらなくなる。
- 巻を追うごとに世界の広がりと登場人物の輪が増え、妙な充足感や「もう止まれない」感覚を味わえる。
キャラクターへの評価
- キャサリンは正義感・行動力・人たらしの強さが際立ち、理不尽に「ぶち切れ」させられる場面でも頑なに一歩も引かない姿がかっこいい。
- 用心棒4人組(とくに「役立たず」と言われるヴィンセント)は、別ルートで巻き込まれたり再会したりと、いない間も気配を感じさせ、協力シーンでは息の合った仲間として評価される声がある。
- 最初は腹立たしい「おぼっちゃま」系キャラも、再会や成長を経て一周回って好きになる、笑える存在だ。
- 白頭鷲・狐・鰐など、能力と美しさを持つ異種人類キャラが次々登場し、互いを称え合うシーンなどが楽しい。
- 父親(コルテス家)の洞察力や、ヒロイン側に集まる個性派たちの連携に「負けない」安心感を覚える。
巻一覧
この巻のあらすじ
「お嬢さま、もう無理です!追いつかれます」「大丈夫よ。みなさんがついているじゃないの」ウインスロウ家の娘、キャサリンは、ここに至って、ようやく用心棒たちに声をかけた。ことの始まりは一通の手紙。隣国の幼なじみに危機が迫っていると聞いたキャサリンは、侍女ひとりと、風変わりな四人の用心棒を連れて旅立ったのだが…破天荒なお嬢さまと、動物の姿に変身できる不思議な人々が織りなす、ファンタスティック・ストーリー登場。
この巻のあらすじ
不思議な能力を持つ用心棒四人組。彼らを追う秘密結社がキャサリンの描いたベラフォードの姿絵に気づいた。自らの不注意が起こした大騒動に、彼女は父親が止めるのを振りきって飛び出した! お嬢様アクション第2弾。
この巻のあらすじ
ウィンスロウ家のお嬢様キャサリンは、アナザーレイスを人間扱いしない人々に大憤慨。ふたたび家を飛び出した彼女は、事件の手がかりを求め立ち寄った城館で不思議な少女に出会った。痛快無比のアドヴェンチャー下巻。
この巻のあらすじ
ローム王国の祝典に参加するため、船上の客となったキャサリン。今度こそ平穏無事な旅になると思っていた彼女だったが、船内で聞いた駆落ち話が発端になって、王国を巻きこむ宝石盗難事件に挑むことに!
この巻のあらすじ
エルディア王国で請け負うはずの仕事を失ったばかりの、お馴染みインシード四人組の前に、王家に連なる大公家の家臣たちが現れた。ヴィンセントに、命を狙われている皇子の身代わりになってほしいというのだが……。
この巻のあらすじ
エルディア王国での休暇中、ヴィンセントそっくりの少年を助けたキャサリンは、いつのまにか皇子暗殺事件に巻き込まれる! 奇妙で独善的な王国の因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻
この巻のあらすじ
エルディア王国での休暇中、ヴィンセントそっくりの少年を助けたキャサリンは、いつのまにか皇子暗殺事件に巻き込まれ……奇妙で独善的な王国の因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編完結編
この巻のあらすじ
事件は「すぐに故郷の里まで来てほしい」という、ベラフォードからの1通の手紙で始まった。そこで彼は里の大祭の神代に選ばれたのだという。何やら怪しさを感じたキャサリンたちは遙か遠方の里へと旅立った!
この巻のあらすじ
さまざまな異種人類が集う露天市で知り合った猫のケイティと蜥蜴のベラフォード&種族不明のヴィンセント。そこに猪を担いでやってきた《ごちゃまぜ》のダムーは、食料と共にトラブルも運んできたのだった!
星評価・感想
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