プライツィヒ高校とその周辺を舞台に、リィ、シェラ、ルウの三人が「課外活動」として持ち込まれる依頼や騒動に関わっていく連作シリーズ。一般市民を装う天使たちが、料理店の立て直し、人捜し、学内の噂、舞台や芸能祭、特殊部隊まで巻き込む案件に対応しながら、学校生活と日常の外側を行き来する。学園内の人間関係に加え、店、舞台、芸術、警備など複数の場面が重なり、登場人物の輪が広がっていく。続編や上下巻のまとまりもあり、同じ面々を軸に題材を変えながら話が展開する。続編・外伝の区分は明示されていないが、巻をまたいで同じ人物群と課外活動が連なっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 料理や舞台、装飾、美術の描写が強く、見た目や手際の派手さで読ませる。
- 完璧超人たちが常識外れの才能を見せつつ、周囲が振り回される構図が楽しい。
- 学園祭や職場体験、演劇など、日常イベントを題材にしながらスケールが大きい。
- 既存シリーズのキャラが集まり、再登場や掛け合いを楽しめる。
- 事件が起きても最後はスカッと収まり、読後感が軽快。
こんな人におすすめ
- 茅田砂胡作品の既読者で、過去キャラの再登場やリンクを楽しめる人。
- 舞台、演劇、料理、美術などの華やかな題材が好きな人。
- 強いキャラ同士の掛け合いと、にぎやかな群像劇を求める人。
- 日常回や後日談めいた雰囲気でも、豪快さや爽快感がほしい人。
- シリーズをまとめて追いかける読書が苦にならない人。
人を選ぶポイント
- シリーズ内外のつながりが多く、初見だと人間関係や過去の出来事を追いにくい。
- 作品ごとの続き物感が強く、前巻や関連作を読んでいるほど楽しみやすい。
- 派手な活躍を期待すると、巻によっては日常寄りで物足りなさがある。
- 事件の規模より掛け合いや雰囲気重視の回もあり、好みが分かれる。
- キャラの能力が高すぎて、一般的な成長物語を求めると温度差がある。
テンポ・読後感
- 会話のテンポが速く、ツッコミや掛け合いでどんどん進。
- まったりした日常回でも、舞台裏の高揚感で飽きにくい。
- 事件があっても重苦しさより、華やかさと痛快さが前に出る。
- 文化祭や公演、限定営業など、イベント進行で場面転換が多い。
- 読後は「楽しかった」「スカッとした」でまとまりやすい。
キャラクターへの評価
- リィとシェラは容姿と行動力で場をかき回し、周囲を圧倒する。
- ヴァンツァーは真面目さと意外な柔らかさの落差が印象に残る。
- ジンジャーは舞台や現場を回す存在として頼もしさが強い。
- テオは料理と美意識が突出していて、周囲を黙らせる存在感がある。
- 新顔や脇役もキャラが立ち、群像劇としての見応えがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
リィとシェラは、ルウに一緒に課外活動を始めようと誘われた。しかし――存在だけでも目立つのに、「一般市民」を装う金銀黒天使がかかわって平穏にすむはずもなく……。新シーズン開幕。
この巻のあらすじ
金銀黒天使にライジャが「顔も名前もわからない人捜し」を依頼した。早速行動を開始すると、眼前に「絶対にありえない」光景が!?
この巻のあらすじ
ひょんなことから、リィとシェラのもとに潰れかけた料理店『テオドール・ダナー』の立て直しという話が舞い込んだ。シェラ特製の制服で宣伝に努める二人の姿に人だかりは絶えることなく店は大繁盛! だが、艶やかすぎる容姿はヤバいものまで引きつけた……?
この巻のあらすじ
テオドール・ダナーは料理はうまいが店主が偏屈。ある日、その店主が行方不明に。さらに、彼を怪獣夫婦が護衛することに! 珍しくものんびりと陸路の旅を楽しむ夫婦を待ち受けるものとは。
この巻のあらすじ
リィ・シェラ・ルウの三人組「よろず困りごと解決」課外活動に新たな依頼が入った。隠し子騒動にパトロン疑惑という学内ではショッキングな内容である。しかも持ちこんだのは彼らにとってある意味「仲間」ともいえる二人――ヴァンツァーとレティシア。 違和感ありまくりの状況に、かの三人組も固まった。 さらに両親の就任式に感銘を受けた様子のライジャが「女体に慣れる修練」とかの誤解されまくりな爆弾発言を次々と言い出し、追い打ちをかけた(もちろん、ライジャ自身は至極真面目に発言しているのだが)。どうやら学内はどこもかしこも異常事態の大賑わいが大盤振る舞いで……? 学校生活を満喫する(?)充実の第5巻。
この巻のあらすじ
『テオドール・ダナー』はリィやシェラのバイト先で、ルウも働いて(?)いる絶品料理を出す隠れた名店。店主のテオが作り出す料理はどんなジャンルであっても極上品なのだ。テオは料理以外にはまったく興味を示さない変人だが、料理を彩る飾りつけ(皿とか室内装飾品とか)の目利きもまた天才である。その『テオドール・ダナー』が突然、掲示板で休業のお知らせを発表した! 驚いたのは店に務めている者たちである(これには店主のテオも含まれるが、彼が驚いたかどうかは少々不明)。なぜならばーー誰一人として、この休業を知らなかったからだ。リィたちのバイト先はどうなってしまうのか?
この巻のあらすじ
いよいよ期間限定「テオドール・ダナー」がシティの隠れ家ホテルに開店した。しかし『当店で食事したこと及び当店の住所は公にはしないこと』を誓約しないと入店できないというおかしな要求にもかかわらず、各界の有名人が続々と駆けつけるレストランとは一体……?
読売新聞オンライン連載作品を大幅加筆し、上下巻として連続刊行。リィ・シェラ・ルウの三天使の活躍、我が道を行きまくるテオの傍若無人(でも料理は絶品)、実に多彩な登場人物や既刊のあちこちにまぎれているエピソードのその後をお見逃しなく!
この巻のあらすじ
口外無用の誓約書を出させても噂はひっそりと広がっていった。超絶においしい料理を提供するのに、その存在を声高に語ることのできない不思議なレストランのことだ。
オープンから一カ月、二カ月と過ぎれば、いくら口止めしても「テオドール・ダナー」の名声は静かに広がっていく。そしてその評判は、料理長テオの誘拐(未遂か?)や、エレメンタル美術館への強奪事件へと発展していく。
おいしいご飯とそれを食するに最もふさわしい空間を飾る名画を守るため、敢然と(余裕で?)立ち向かうルウ・リィ・シェラの三天使。連邦主席直属特殊部隊をも巻き込んで大がかりな課外活動が始まった。
読売新聞オンライン連載作品を大幅加筆し、上下巻として連続刊行。
この巻のあらすじ
プライツィヒ高校では学園祭において、二年生は演劇をおこなうこととされている。二年A組に在席するヴァンツァーは裏方を志望するも、クラス全員の反対にあい主役を務めることに。
ライジャもある人物から課外活動の一環で、舞台に出演を、と熱心に誘われ困惑する。
レティシアに至っては大学のセミナーの仲間たちがノリノリで芝居を企画、なんと『かわいそうな孤児』の役を演じる羽目に。だが、独特すぎる過去を持つレティシアには「自殺しようとする少年(レティシア視点による)」がなぜかわいそうなのか皆目理解できない。
一方、ジンジャーも少々悩むことがおき、インストラクターとしてジャスミンとケリーを引っ張り出した。かつて、映画撮影と偽り、黒玉(ジャスミン視点による)を吹っ飛ばした際の映画監督が関わる案件だった。
ジャスミンはルウもリィもシェラも誘い出し、プロの演技者に用事のできたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーがつどうことになる。
この巻のあらすじ
“芝居”というキーワード取り付かれたお騒がせな一行リィ、シェラ、ルウ、ヴァンツァー、レティシアたち。
ヴァンツァーのクラス演劇は大成功に終わり、次はレティの番だった。しかし、レティは『かわいそうな子ども』という心情を理解しがたい役作りに珍しく困惑していた。
一方、医学生でもあるレティは実習先の聖グロリアス病院で『自分たちとそっくりな雰囲気』を持つ教授に声を掛けられる。危険な臭いを嗅ぎつけ、いつものメンバーに招集をかけるが。
すべての巻を見る(全11巻)
この巻のあらすじ
ヴァンツァーやレティシアが苦労の末に舞台の主演を張った学園祭も無事終了し、課外活動芸能祭が始まった。 だが「その神秘性が次の公演に必要だ」と舞台出演を迫りまくる先輩に困惑させられるライジャとか、 ルウのカミハラ(!)炸裂でトゥルークの楽聖サーナン・ドルガン初の渡航とか、 ヴァンツァーのボランティアに一般客殺到とか、日々問題は発生するがそれでも日常は紡がれていく。
リィ・シェラ・ルウの三人はいろいろなところに顔を出し、力を貸し、気晴らしに闘い、演奏会を計画したりと忙しい。 祭り気分を満喫する三人+α(ヴァンツァーとかレティシアとかお騒がせなご夫婦とかその息子とか)が楽しくもちょっと苦労したりする“普通でない”毎日とは?
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