本作は、両腕の機能を失った女子高生・春日透を中心に、現代日本で超能力者を斬り歩く異能バトルを描く。祖父の家にあった刀を手がかりに、自分には力を振るう性があると信じる透は、人を殺したいという衝動のまま、世界に害をなす超能力者や辻斬りを邪魔する相手を狙う。日本刀を口にくわえて獲物を探す日々の外で、かつて一度殺し損ねた男が復讐のために近づき、殺意と因縁が重なっていく。透の目的、男の復讐、超能力者との対立が一本につながり、人物同士の距離の変化が物語を進める。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ぶっ飛んだ人物造形と価値観のズレが強く、会話や行動の異常さ自体が読みどころになっている。
- 両腕のハンデ、刀、透明化の異能が組み合わさった設定が強烈で、異能バトルとしての発想が印象に残る。
- ダブル主役の構図や視点切り替えがあり、主人公側と被害者側の対比で引き込。
- 物語の序盤から不穏さを前面に出しつつ、絵柄の可愛さとの落差でヒヤッとさせる。
- 入間人間作品らしい、淡々と異常を流し込む空気感が好みには刺さる。
こんな人におすすめ
- サイコ寄りのキャラクターや、共感しにくい人物同士の掛け合いを楽しめる人。
- 異能バトルやダークめの学園もの、変則的な設定が好きな人。
- 続きがある前提の“序章感”を受け入れて読める人。
- 物語の完成度より、設定の尖りやキャラの異常性を重視する人。
- 入間人間作品の空気感に慣れていて、軽いノリの狂気を楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 1巻単体では話が大きく進まず、消化不良や序章感が強い。
- 続刊前提の作りで、先が出ない不安を覚える読後感になりやすい。
- 主人公を含めて感情移入しづらい人物が多く、共感重視だと厳しい。
- アクションの見せ方や挿絵の印象に物足りなさを感じる声がある。
- 異常な行動や殺人描写が前提なので、重めのノリが苦手だと合わない。
テンポ・読後感
- 序盤から強い設定を畳みかけるが、全体としては導入中心で進行は遅め。
- 異常な出来事を淡々と積み上げるため、テンポは軽快でも後味は不穏。
- バトルや対立の見せ場はある一方、物語の回収は次巻以降に持ち越す形。
- かわいい絵柄と物騒な内容の落差が、独特のひやりとした読後感を作る。
- どこか不条理で、笑いと不穏さが同居する空気がある。
キャラクターへの評価
- 春日透は可愛い見た目と裏腹に、終始サイコパス寄りで危うい存在として受け止められている。
- 明神明や生徒会長など、裏表のある人物が並び、誰もまともではない配置が印象的。
- シスコン要素の強い男性キャラが目立ち、関係性の偏りが強い。
- 共感よりも、行動原理の異様さや価値観のズレを観察する楽しさがある。
- 主要人物の“普通ではなさ”が作品の魅力であり、同時に読者を選ぶ要因にもなっている。
巻一覧
美少女とは、斬る事と見つけたり
この巻のあらすじ
その美少女は人斬りだった。 祖父の家に『刀』が飾られていて。 それを振るう『性』を持ち。 『力』があることは運命なのだと。 彼女は信じて疑わない。 かつて「事故」で両腕の機能を失った女子高生・春日透は、人を殺してみたいと願っている。世界に害を為す「超能力者」は一人残さず斬り殺す。辻斬りを邪魔する奴も全員殺す。そうして日本刀を口に咥え、彼女は今宵も獲物を探し回る。 だがある日、彼女が一度殺し損ねた男が、復讐のために近づいてきて……。 愛憎が交錯する本格異能バトル、開幕!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
