高校の体育館の二階をいつもの居場所にする安達としまむらを中心に、放課後の会話、卓球、買い物、祭り、プール、旅行などの日常を通して関係が変化していくシリーズ。安達の強い意識と、しまむらの受け止め方の違いが、独白と対話で少しずつ形を変える。季節ごとの行事や休日の予定が、二人の距離感を測る場面として繰り返し置かれ、高校時代の時間を土台にしながら、付き合い始めた後の新学期や、成人後の会話を扱う短編も含まれる。現代日本の学校と生活圏を背景に、日常の選択や呼びかけが積み重なり、二人の関係が年齢や場面ごとに少しずつ変わっていく。本編に加えて、特典小説や短編集では誕生日や仕事帰りのやりとりも描かれ、学校の外へ広がった後の二人の時間も追える。
構造レビュー
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
サボり癖のある女子高生・安達とその友達しまむら。二人の青春を描いた百合ラノベの金字塔。
編集部
サボり癖のある女子高生、安達としまむら。ことあるごとに授業を抜け出し体育館でだべり、卓球に興じたり自転車を二人乗りしたりと気ままな日々を送っていた二人の関係は、安達がしまむらへの恋愛感情を自覚した時からゆっくり変わり始めます……。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
JK百合が好きな人 友達から徐々に進展する関係が読みたい人 入間人間のファン 犬系女子と猫系女子のじれったい恋愛を見守りたい人
-
AI分析(あらすじ)
女子同士の関係変化や、学園の日常、季節ごとの行事を追う作品が気になる人。
イラストレーター情報
この項目をレビューメディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
2020年にアニメが全12話放映されました。 コミカライズはまにが作画担当のガンガンONLINE版と柚原もけが作画担当の電撃大王版が刊行されています。
編集部
現在の百合ラノベブームを牽引してきた名作。百合ラノベを語る上でぜひ押さえてほしい小説。安達としまむらのコミカルな掛け合いはもとより、宇宙人を自称する謎の幼女や胡散臭いシャーマン(占い師)の暗躍など、物語を盛り上げる要素には事欠きません。
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
回答を書く
何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
まだ回答がありません。最初の回答を書いてみませんか?
回答を書く
安達としまむらの関係は? その他 会員の質問
まだ回答がありません。最初の回答を書いてみませんか?
回答を書く
質問を投稿するにはログインしてください。
質問を投稿
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 特に何も起きない日常の中で、二人の距離感が少しずつ変わっていく「のんびり百合」として好評。
- 安達の不器用さ・一途さと、しまむらのマイペースな受け止め方の温度差が、微笑ましくも胸を揺さぶると評される。
- 文章の繊細さや、詩的・不思議な空気感が心地よい作品だ。
- 恋人同士になってからの「尊い」イチャイチャ、あるいは短編・SS集での多視点描写が、シリーズの魅力を深めると好評。
- 日野・永藤、両親、旧友など周辺人物との触れ合いも、本作ならではの味わいとして挙がる。
こんな人におすすめ
- 女子高生百合や、友達から徐々に関係が進む展開が好きな読者向き。
- 犬系(安達)×猫系(しまむら)のじれったい距離感を見守りたい人に合う。
- 修羅場や大事件より、日常の機微・会話・モノローグを味わいたい読者に向いている。
- 感情の重さややきもき感を楽しめる百合ファンにも刺さる。
- アニメで概要を知っていても、原作の文章ならではの情緒の深さを求める人向け。
人を選ぶポイント
- 安達の独占欲・嫉妬・感情の爆発が強く、読んでいて不安や居心地の悪さを感じる。
- 一途さが「重い」「負担になりそう」と感じる読者もおり、しまむら側の受け止め方について賛否が分かれる。
- 極端にネガティブな評価では、安達の行動が過剰で読みづらい、関係性が不健全に見える。
- 展開がゆっくりで、大きな出来事を求める人には物足りない可能性がある。
- 短編・SS集は視点や時間軸が自由に動くため、本編とのつながり方に慣れが必要。
テンポ・読後感
- 全体的に急がない、日常系のスローテンポで、関係性の変化をじっくり追う読み味だ。
- 「何も起きない」のに読み進めてしまう、溺れるような余韻や穏やかさが作品の核として挙がる。
- 軽やかな日常シーンと、重く悩む内面描写が混在し、笑える場面と切ない場面の落差が印象的。
- 視点や時間の跳び方が独特で、本編・短編・SS集それぞれに不思議な空気感がある。
- 破滅的なスリルより、安心して見守れる幸せな二人像を求める読者に合う作品だ。
キャラクターへの評価
- 安達:最初から好意フルスロットルで不器用、天然で可愛い一面と、嫉妬や独占欲の強さが同居するキャラとして語られる。
- しまむら:飄々としつつも安達を優しく包み込む存在で、次第に依存や愛情の深さが見えてくる。
- 二人だけの独特な空気感が本作の看板で、「どの世界でも惹かれ合う」系の短編でも好評。
- しまむら母の個性的で笑える描写、両家の親との対比も読みどころとして挙がる。
- 日野・永藤のマイペースな関係、樽見との対比による三角関係の微妙さも、物語に深みを与える要素として評される。
巻一覧
この巻のあらすじ
体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。 ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。 頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。 なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。 別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。 ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。
この巻のあらすじ
今まで興味なんかなかった。ないフリをしていた。だれにも、なにもほしがらなかった。だけど今年は違う。私が初めて願うクリスマスプレゼントは、しまむらとのクリスマスだった。 今までなんとなく毎年過ごしていた。強い関心があるわけでもなかった。だけど今年は違う。少し気を遣って、安達へのクリスマスプレゼントを選ばないといけない気がしていた。
この巻のあらすじ
2月4日、バレンタインデー10日前。放課後に二人で出かけたモール内のドーナツ屋の前で、安達が聞いてくる。 「14日に、しまむらはなにか、用事ありますか?」 「ないですけど」 「ないなら、14日に、遊ぼうという……」 鼻の上に加えて、手の甲まで真っ赤に染まっていた。そんな安達の決意や覚悟に感心して、私はこう応える。 「いいよ。今年はバレンタインをやっちゃおうか」 2月14日までの10日間。安達のどきどきな10日間が、しまむらの日常に彩りを与える。そんな二人のお話。
この巻のあらすじ
桜の季節、しまむらと同じクラスになれた。でも、しまむらは近くの席の女子とお昼を食べるようになった。……なんか嫌だな。私はどうしたらいいんだろう。 ある日の昼休み。近くの女子集団に声を掛けられた。なんとなく安達の方を見ると、目が合った途端、顔を逸らされた。女子集団の輪に入り、もう一度安達の方を見たら、一人で教室を出て行ってしまった。私もパンを買いに行くのになぁ。まあ、行く途中で見つければいいか。 しまむらと前みたいに仲良くなるには……そうだ、お泊まりだ!?
この巻のあらすじ
高校二年の夏休みはイベントがいっぱい。 安達としまむら、二人で過ごす二度目の夏。
夏休みはしまむらと会えなくなる……お祭りに行ったり、プールで泳いだり、一緒にアイス食べたり、やりたいことがいっぱいありすぎて……そうだ、やりたいことリストだ! かきかきかきかき……。 夏休みはいいものだ。なにがいいって朝、無理して起きなくていい。でも、やることがなくて、時間が過ぎるのが遅い。安達は何をしてるんだろ。バイトかな。っと、電話だ。花火大会? 別にいいけど──。 安達としまむらの夏休み。去年とは少し違う、高校二年の夏休みが始まる。
この巻のあらすじ
夏休み後半。安達のしまむらへの想いは高まりーー。 女子高生二人の日常が、ほんの少し動き出す。
喧嘩の仲直りを経て、元の関係に戻ったかに見えた安達としまむら。しかし、安達のしまむらへの想いは、現状維持で満足することを許してくれず、流されるのでは無く、自ら先へ先へと進もうとしていた。 「しまむら、遊ぼう!」「え、無理無理。お盆は祖父ちゃんたちの家に行くから」 「そうなんだ……何泊?」「三泊四日の予定でございます」「じゃ、じゃあ。四日後、また来ても……」 「あー、じゃあ帰ったら電話するから」「待ってる」 しまむらを待ちきれず、電話とメールで連絡をしてしまう安達。そんな様子に、しまむらの中でも安達への想いが変わりつつあった。そして迎えた花火大会の夜。浴衣を身に纏い、お祭りの喧噪の中を歩く二人。安達のしまむらへの想いは、花火とともに大きく舞い上がる。
この巻のあらすじ
しまむらと付き合うってことは、うーん、まず、い、一緒に登校するとか……でいいんだよね……。でも、何時に迎えに行けばいいのかな。自転車どうしよう……しまむらは歩きだし……早く学校始まらないかな。
安達と付き合うことになったけど……、何か今までと変わるのかなー。……安達は変わるんだろうか。でも、付き合うってどうすればいいんだろ。うーんよくわかんないな。大丈夫なのかね。
お祭りでの告白から、彼女と彼女になった二人。夏休みも明けて新学期。これまでとちょっと違う高校生活が始まる。
この巻のあらすじ
高校二年生の十月は修学旅行の季節らしい。となると班決めがあって、席を素早く立つ安達の姿が目に飛び込んで来る。 「なにかな足の速い安達」 「班は、一緒で」 「うん」 当然そうなるのだ。 ただ問題は、班を作るには五人必要ということだ。安達の性格からして、二人きりじゃないと不満だろうし、どうしたものか。 意識して準備する物もないし、二泊三日の旅行で私服が必要なわけもなく。流れるままに、ぱーっと、出たとこ勝負でいいかな。
この巻のあらすじ
安達と出会ってからの一年が割と濃いから、過去が遠くなっているのを感じる。良くも悪くも、安達は印象的なので他の記憶を上書きしてしまう。わたしはいつか、安達との過去だけで埋め尽くされるのかもしれない。
私には思い出というものがおよそ欠けている。そして、私には今にしかしまむらがいない。少なくとも、今この時は。一年前はまだちゃんと覚えていて、そこにある。だから昔じゃない。私は、いつかしまむらと過去を過ごせるだろうか。
安達と出会う前のしまむらと、しまむらと出会ってからの安達。少しずつ何かが変わっていく。そんなお話。
この巻のあらすじ
私は明日、この家を出ていく。しまむらと一緒に暮らすために。私もしまむらも、大人になっていた。
「あーだち」 跳ね起きる。 「おぉでっ」 派手に後退した私を見て、しまむらが目を丸くした。両手をおどけるように上げる。下りて目にかかる髪を払いながら、左右を見回して、ああそうだと理解していく。マンションに移り住んだのだった。二人きりなのか、これからずっと。 「よ、よろしくお願いします」 「こっちもいっぱいお願いしちゃうので、覚悟しといてね」
私の世界はしまむらですべてが出来上がっていて、これからの未来になにも不安などないのだ。
すべての巻を見る(全15巻)
この巻のあらすじ
安達としまむら、二十二歳。私は今、真っ赤になった安達の右足を掴んで眺めていた。次はどこにキスするのがいいかな。 なんでこんなことになってるんだっけ。夏の暑さで常識が脱水症状を起こしてるのかもしれない。……あ、旅行の計画を立てるはずだったんだ。
「ところで、安達は旅行楽しみ?」 「ほほふぇ? りょほー?」
小学生、中学生、高校生。夏は毎年違う顔を見せる。こうして同じ人と、同じ時間を、二人で過ごしていたとしても。 そんな、夏を巡る二人のお話。
この巻のあらすじ
体育館の二階で出会って、美人だなーとは思っていた。同時にやつは、わたしの三倍ぐらい不良だなとも。
本人の柔らかい印象のせいだった気がする。最初に名前を聞いて、浮かんだ名前はひらがなだった。
卓球場から、マンションまで。女子高生からOLまで。サボり仲間から、恋人まで。長いようで短い二人の時間。そのこぼれ話を拾った書き下ろし多数の短編集。 同棲直前、安達母への挨拶の日を綴った中編『そして……』も収録。
この巻のあらすじ
「おかえり。仕事疲れたでしょ」 「うん。あ、でもしまむらの顔見たら疲れが吹っ飛んだ……みたいな……」 「ほーう。じゃ、元気なとこ見せて」 「え……。げ、げんきー」 こんな調子で、私たちはずっと続いていくんだろうなあ。たぶんおばあちゃんになっても。ひょっとすると三千七百年くらい経っても。 『安達としまむら』BD/DVD特典小説、イラスト付きで待望の文庫化!
この巻のあらすじ
もしも安達がわたしの先生だったら。 もしも安達が小説家だったら。 もしもあの時、体育館の二階に行かなかったら。
空想は置いておき、安達からお誘いが。 「う、海……は、広いね」 「いいよ。来週くらいに行こうか」 「来週、ですか……」 垂れ下がった耳と尻尾が見えるけど、こっちも色々準備が必要だ。お小遣いとか、水着とか。彼女に可愛いとこ見せたい気持ちはわたしだってあるのだ。……きゃー。
関連ニュース
『安達としまむら』『レプリカだって、恋をする。』POP UP SHOP開催中
ラノベニュースオンライン | 2026年06月29日 エンタメ. 『安達としまむら』&『レプリカだって、恋をする。』POP UP SHOPが有楽町マルイにて開催中. 電撃文庫 ...
『安達としまむら』&『レプリカだって、恋をする。』POP UP SHOP開催
『安達としまむら』&『レプリカだって、恋をする。』POP UP SHOPが有楽町マルイにて開催中 千葉テレビ放送
『安達としまむら』オンラインくじ、描き下ろし含むグッズ登場
『安達としまむら』のオンラインくじが登場。描き下ろしイラストや原作イラストを使ったオリジナルグッズがそろう。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
最新 50 件を表示(全 59 件・感想付きを優先)
-
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3
