紫色のクオリア

基本情報
イラスト
綱島志朗
レーベル
電撃文庫
刊行年
2009
巻数
1巻
アニメ化
読み放題状況
Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻) / BOOK☆WALKER: 1巻まで(備考: auto:BW MAX 全巻)
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 名作

短評・キャッチコピー

編集部

難解なテーマを物語に落とし込んだ傑作。1巻完結にして高い完成度

概要

編集部

人がロボットに見える少女と、そのクラスメイトの少女の物語。 1巻完結だが高い満足度を誇る。 『赤い』という感覚は人それぞれというクオリア(感覚質)や量子学といった難解なテーマを取り扱った作品だが、比較的普通の人である主人公を通じた話であるため、読みやすく仕上がっている。

こんな人におすすめ

編集部

* 量子学やタイムリープ、クオリア、哲学的ゾンビといった概念に興味がある * スケールの大きい作品が読みたい * 1巻完結で満足度の高い作品が読みたい

内容・特徴

編集部

『悪魔のミカタ』等の作者として知られる、うえお久光の作品。元々短編として書き下ろされた<ref>要出典</ref>内容に中編(+エピローグ)を加えた1冊となっている。

評価点

編集部

クオリアといったとっつきにくい概念を上手く物語に落とし込んでいる。 同様の題材を扱った有名作品に、火の鳥(復活編)や沙耶の唄があるが、これらとはまた別のベクトルの作品であり、同作のファンはもちろん、これらの作品の入門としても楽しめる。

評価が分かれる点・問題点

編集部

恋愛やバトルといった、馴染み深い作品と異なり、ヒロインの特徴や異常性(人がロボットが見える)に関する話がテーマのため、人を選ぶ。 いかんせんテーマが難解であること、スケールは際限なく広がるため、話についていけない、飛躍している、ご都合主義に感じられるなどの問題はある。 もちろん、作中での説明はあるが、ある程度は 「こういうものなんだな」という広い心で受け入れる精神が必要。

総評

編集部

発売当時、クオリアや哲学的ゾンビなどの概念が一部で流行している中でも高い完成度を誇った作品 難解さや人を選ぶ点はあるものの、1巻完結ということもあり、変わり種ラノベとして勧めやすさがある。

巻一覧

紫色のクオリア
ISBN 9784048679046

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