『電波女と青春男』は、叔母の家に居候する高校生・丹羽真を中心に、現代の町と学校を舞台にした青春SFラブコメシリーズ。布団ぐるぐるの藤和エリオ、天然なリュウシ、長身でコスプレ好きの前川、女々、宇宙服の少女ヤシロなどが現れ、同居生活や学園行事の合間に、宇宙人の噂や「地球は狙われている」といった言葉が差し込まれる。海や文化祭、ロケット遊び、過去の出来事、妄想話を通して、真と周囲の人物の関係や距離感が少しずつ動いていく。日常の会話を土台に、少しふしぎな出来事が積み重なり、真が何を青春として受け取るのかを追う構成で広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 章ごとに加減される「青春ポイント」で出来事の流れが追いやすい。
- 序盤の寒めギャグを越えると、エリオの本質が見え始めたあたりから作品の魅力が立ち上がる。
- 文化祭や自転車ジャンプなど、青春イベントのクライマックスは爽快に読める。
- エリオが前向きに動き出し、周囲に友人が増えていく成長描写が評価されている。
- 日常ラブコメの掛け合いと、入間作品らしい個性派キャラの温度感。
こんな人におすすめ
- 青春・日常系で、ちょっと変わったヒロインものが好きな読者。
- ギャグ混じりの緩やかなテンポを許容できる読者。
- アニメから入る、またはアニメと小説の差分も楽しみたい読者。
- 入間_PROJECTの他作品・世界観つながりに抵抗がない読者。
人を選ぶポイント
- 遠回しな表現やエリオのもごもご話し方の読み解きに、普段より時間がかかる。
- 学校側ヒロインのパートが長く、エリオ中心の話に戻るまで物足りなさを感じやすい。
- キャラの早期登場やイベント配置が雑に感じられ、話の作りが下手に映る箇所がある。
- 著者の他作品設定・人物のクロスオーバーは、初見だと追いにくい。
- 文化祭編以降は盛り上がりが落ち、惰性で読んでいる印象を持つ読者もいる。
テンポ・読後感
- ラブコメ色はあるが、恋愛かどうかははっきりしない、日常寄りの青春物語。
- 救いのナイトものというより、各自のテリトリーを守る獣同士の争いに近い距離感。
- 序盤はしつこい寒ギャグが目立ち、計算された笑いは少なめ。
- 全体は速読しにくい会話文体だが、後半のクライマックスは流れるように読める。
- 最終巻は薄めで郷愁的、淡いエピローグとして幕を閉じる感触。
キャラクターへの評価
- 藤和エリオ:布団巻き・電波発言のヒロインで、美人さと可愛さ、前向きさへの変化が印象的。
- 丹羽真:青春ポイントを意識する普通の高校生で、同情より自分の青春を守る動機が強い。
- 女々さん:ギャップのある子供っぽさと母親らしさが同居し、場を和ませる存在。
- リュウシ・前川:フルーツニストやコスプレ好きなど個性派で、ラブコメ担当として微笑ましい。
- 流子や叔母・イトコなど周囲キャラとの掛け合いで、日常の輪が広がっていく。
巻一覧
この巻のあらすじ
宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。……俺の青春って、一体どーなんの? 『嘘つきみーくん』の入間人間が贈る青春ラブコメ!
この巻のあらすじ
E.T.ごっこして自転車で宙を駆け抜けた夜を経て。布団ぐるぐる電波女の藤和エリオが、ついに布団を脱ぐ決意をした……のはいいんだが。なぜ俺の傍を離れないんだ?え?バイトの面接に付きあえって?そしてなんでお前は、生まれたての雛が親鳥を見るような目をしてるんだ?うーむ、こつこつ貯めた俺の大切な青春ポイントが、エリオの社会復帰ポイントに変換されている気がする……。しかもそのエリオの脱電波系少女ミッションが一人歩きして。天然健康少女のリュウシさんとコスプレ長身美人の前川さんが俺の家に遊びに来たり(しゅ、しゅらーば)、みんなでロケット遊びしてる最中、女々さんの秘密と遭遇したり。……というわけな第2巻。なんだかんだで青春、なのかなぁ。
この巻のあらすじ
えーと今度はなんなんだろう。とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。宇宙人が見守る街でささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?
この巻のあらすじ
電波女になる前のエリオは、それでも宇宙を追っかける少女だった。布団のかわりに、赤いランドセルを背負っていたんだってさ。リューシさんと前川さんは、俺に出会う前に、なんと淡い初恋を経験しちゃったりしてた。その結末は、ほろ苦い青春の味……だったりするのかな、やっぱり(すごく気になるけど訊けないし)。そして俺は、エリオと同居しているにもかかわらず、意を決してエロ本購入大作戦を決行して!? うー、俺たちの恥ずかしい過去を綴った短編集登場、らしい。
この巻のあらすじ
青春ってのがなんなのかは正直分からんけど、それがあると心が満たされるものらしい。あ、どうも。青春ポイントを求め彷徨う流浪の旅人、丹羽真です。ついに俺は、ぐるぐる布団に電波女な藤和エリオと一緒に海に来てしまった。それだけじゃない。水着完備の天然健康系少女・リューシさんも、コスプレ長身美人・前川さんも一緒(女々さんもね一応)! これは、青春ポイント大ブレイクの予感。うーんやっぱり、夏は『海』で『水着』で、『UFO』に『宇宙戦争』だな! ……あれ? 最後のほう、俺なんて言った?
この巻のあらすじ
どもども丹羽真です。えー、俺は今、青春ポイントが浮遊しまくる魅惑のボーナスステージに立っているのだった……! そう。本日は我が母校の文化祭なのである。今年は 『引力』 をテーマとしているらしく、生徒も一般入場者も、全員その小指にはカラフルな糸がぷらぷら結ばれている。なんでも、同じ種類の糸を巻いている人を発見して結び合えば、『運命という引力で引き寄せられた者』 同士ということで、めでたく文化祭のメインイベントである体育館ライブコンサートにアリーナ席で参加出来るらしい。さて。俺はその 『引力』 とやらでどんな相手を引き寄せるんだろうねぇ。ふと気づけば、見慣れた水色の粒子があたりをキラキラ散乱していた。この晴れ舞台で、ついにエリオは 「せーしゅん女」 になる。
この巻のあらすじ
どうも丹羽真です。近況としては、ちょっとした事情で貯めていた青春ポイントを使い切ってしまったので、最近干からびそう……という感じ。突然ですが、どうやら今回は、その青春ポイントにまつわるお話じゃなくて、『妄想ポイント』 が主軸となるみたいだ。宇宙って途方もなく広いわけだし、俺たちが辿り着けないほど遠くにもう一つぐらい地球があって、そこではやっぱり俺やエリオたちがいて、似たような毎日を送っていて……とか妄想することがあるんだけど。今回はそんなお話。でもどうせ空想奇譚なら。夢がある方がいい。そう、例えば。もしリュウシさんや前川さんやエリオと、人生を共に歩むことになったら、とか。……うへへ。
この巻のあらすじ
具体的には、ミニマムサイズの布団ぐーるぐるな存在が、俺と藤和エリオの前に現れた。うん、この展開。本来だったら 「この地球外生命体みたいなやつの目的とは!?」 なんて気張るところなんだろうが、このリトルスマキンにそんな期待(?)をしても意味がなさそうだった。しかし、俺はこいつと出会って思い知ったことがある。青春ポイントの低下要因であったはずの藤和エリオ。俺は彼女に、どれだけ依存していたかってことを。今回のお話で、俺は宇宙人たちに終わりをコールする。うまくいくかはわからないけど、こうご期待! って気持ちで待ってて欲しい。てな感じで、なんだかんだあっても。俺たちは、相変わらず青い空を眺めて、遙か宇宙を目指すんだ。だって、地球人だから。以上。丹羽真でした。
この巻のあらすじ
「地球は狙われている」 らしい。布団ぐーるぐる電波女・藤和エリオは俺にそう言った。心機一転、都会で夢の高校ライフを過ごそうとしていた俺の青春って、一体どーなんの…………って、あれ? これなんか、前にも一回説明した気がするな……。こほん。あー。どもども丹羽真です。仕切り直して。さて今回のお話は、叔母である藤和家に居候することになった俺が、高校二年から転校した都会の学校で、天然系健康少女やモデル系美人さんと出会い、そして我が家には布団ぐーるぐるな電波女がいて、俺の青春どーなんの……ってやっぱり同じじゃん! SF(すこしふしぎ)版。その意味はこれを読めば明らかに……なるといいなぁ。
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