構造レビュー 会員 6件
星評価
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
編集部
誇り高き狼にして卑しき牝豚、史上最凶の拷問姫が悪魔を討伐する!
概要
編集部
領民を虐殺した報いとして十四階級の悪魔の討伐を命じられた拷問姫エリザベートと、彼女の魔術によってゴーレムに魂を封じられた従者・櫂人。二人は全ての悪魔を倒せるか?
こんな人におすすめ
編集部
ドS毒舌な女王様に虐げられたい人 機械人形のメイドに懐かれたい人 拷問姫と悪魔のバトルに酔い痴れたい人 中世ヨーロッパ風の世界観が好きな人 残虐描写に耐性がある人
著者情報
編集部
綾里けいしは日本のラノベ作家。ダークで猟奇的な作風が特徴。代表作は『B.A.D. Beyond Another Darkness』『カルネアデス』『魍魎探偵今宵も騙らず』『霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない』『死神公女フリージアは、さよならを知らない』他多数。
イラストレーター情報
編集部
鵜飼沙樹は日本のイラストレーター。ゲームやラノベのイラストを数多く手掛けています。代表作は『カレイドメイズ』『ブラック・ブレット』『飛べない蝶と空の鯱』『The Tower of AION アトレイアの守護者』『魔獣調教師ツカイ・J・マクラウドの事件録 獣の王はかく語りき』『学園陰陽師 安倍春明、高校生。陰陽師、はじめました。』他多数。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 エリザベート・レ・ファニュ 本作のヒロインにして大罪人。もとは領主の娘だが、両親亡きあと領民を含めた無辜の人々を残虐な拷問に掛けて虐殺し、「拷問姫」の異名で恐れられるようになった。現在は教会の命で十四階級の悪魔の討伐に当たっている。驕慢で奔放な美食家。
総評
編集部
拷問姫と悪魔の死闘を描いた、ゴシックバトルファンタジーとして読み応え満点。人類を虫けら同然に弄ぶ悪魔の狂気と奢りのおぞましさに輪をかけて、ダークヒロインの真骨頂といえるエリザベートの存在感に圧倒されました。エリザベートの愚鈍な従者として、第二の生に喜びを見出す櫂人の変化も好ましかったです。
ストーリーの説明
編集部
綾里けいしが描く異世界転生もの。ゴシックでダークなストーリーが特徴。拷問姫の異名をとり、拷問具を召喚して戦闘に用いるエリザベートの存在感が秀逸。世界観は亜人や魔物が跋扈する王道異世界ファンタジーながら、仄暗い味付けが生きています。
キャラクターの説明
編集部
誇り高き狼にして卑しき牝豚を自称するエリザベートが最高に魅力的。もとは虚弱体質の貴族の娘だったものの、叔父に欺かれて悪魔の心臓を移植され、延命の為に人間の苦痛を欲するようになった不幸な生い立ちもさることながら、その境遇を卑下することなく拷問姫の使命を全うせんとする気高さに痺れました。女王様ボンテージ風の過激なコスチュームも凛々しいです。 度重なる虐待の果てに父親に嬲り殺された櫂人が、異世界の生活の中で徐々に人間らしい感情を取り戻していくのも良かったです。
設定・世界観の説明
編集部
亜人や魔物が存在する王道異世界ファンタジーな世界観。キリスト教モチーフの「教会」が力を持っている点は、中世ヨーロッパを彷彿とさせます。「鉄の処女」「ファラリスの牡牛」など実在の拷問具が登場すること、ヒロインやその叔父の名前が西欧史の実在の人物がとられていることから、時代背景は16世紀の欧州をモデルにしていると考えられます。
話題性の説明
編集部
一部の熱狂的なファンはいるもののアニメ化はしてないので、知名度はそれほど高くありません。
初心者向けの説明
編集部
文章やルビに特徴があるので、ラノベを初めて読む人にはハードルが高いです。
読後感のよさの説明
編集部
残酷描写が多くダークな作風なので好き嫌いが分かれます。主人公の身近なキャラも容赦なく命を落とす為、情が移ると辛いです。
テンポの良さの説明
編集部
可もなく不可もなく。全9巻で過不足なく纏まっています。
読みやすさの説明
編集部
文章は端正ですが、装飾がややくどいです。
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星評価・感想
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