『たてもの怪談』は、建物とそこに結びつく土地・道・都市空間を手がかりに怪異を語る、加門七海による怪談実話集。現代日本の家、引っ越し先、自宅、文化財、お化け屋敷、東京都庁のような都市施設までを題材に、住まいや建築物がどのように怪異の入口になるかを、著者自身の体験談と考察でたどる。奇妙な家との記憶、旅先での遭遇、風水への視点などが並び、各話は独立した短い記述としてまとまっている。文庫版では子供時代の町にあった増改築の家を描く書き下ろしも収録。

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  • AI分析(あらすじ)

    建物や住まいに結びつく怪談実話、引っ越しや自宅をめぐる話、文化財や都市施設を題材にした怪異に関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 霊感のある著者が見聞きした体験を、怪談とエッセイのあいだの軽い筆致で読める。
  • 建物そのものだけでなく、土地の気配、方位、風水、神社や旧家の話まで広く拾っている。
  • 引っ越しや物件選びの実用的な視点があり、家探しの参考として受け取る読者が多い。
  • お化け屋敷、文化財、ホテル、マンションなど、身近な場所が題材で想像しやすい。
  • 怖さよりも「見える人の世界観」や不思議さを楽しむ読み方と相性がいい。

こんな人におすすめ

  • 怪談の怖さだけでなく、土地や建物の不思議話も読みたい人。
  • 風水、方位、神仏、神社などの話に興味がある人。
  • 引っ越しや住まい選びの視点を怪談から拾いたい人。
  • 実話怪談を、エッセイ寄りの読みやすさで楽しみたい人。
  • 強い恐怖より、じわっとした違和感や不穏さが好きな人。

人を選ぶポイント

  • 期待するほど純度の高い怪談集ではなく、引っ越し体験や生活記録の比重が大きい。
  • 霊感やスピリチュアルな前提に乗れないと、怖さより日記っぽさが先に立つ。
  • 文章の粗さ、言葉づかいの強さ、主観の強さが気になる読者がいる。
  • 後半ほど引っ越し物語や風水話に寄り、怪談らしさを求めると肩透かしになりやすい。
  • 作品の中で思想や語り口の癖が前に出る場面があり、そこに距離を感じる読者もいる。

テンポ・読後感

  • 全体は読みやすく、エッセイ調でテンポは軽め。
  • 前半に不穏な話、後半に引っ越しや風水の話がまとまる流れで、怪談と実用話が混ざる。
  • じわじわ怖い話と、クスッとする語りが同居している。
  • 派手な恐怖演出より、違和感や気配を積み上げるタイプ。
  • 読後感は「怖い」より「面白い」「勉強になる」「ちょっと不安」が残りやすい。

キャラクターへの評価

  • 著者は霊感や感受性が強く、見えないものを前提に物事を考える人物として受け取られている。
  • 風水や神仏への知識が深く、家や土地への警戒心がかなり強い印象。
  • 引っ越しや物件選びに対して慎重で、こだわりも強い。
  • 語り口は率直で、時に口が悪い・上からに見えると感じる読者もいる。
  • 体験の主観が濃く、合う人には面白く、合わない人には怖さが伝わりにくい。

巻一覧

たてもの怪談
2024年12月 ISBN 9784041157640
この巻のあらすじ

「建物」にまつわる怪しい話が満載の怪談実話集。自身の引っ越しにまつわる不思議な話やオカルト的蘊蓄満載の「引越物語」、自宅での恐怖体験、訪れた文化財で出会った“この世ならざるモノ"、東京都庁などの最新風水事情考察など、加門七海ならではの怖い怪談実話。文庫化にあたり、子供時代を過ごした町にある、増改築をした奇妙な家の物語「建物かいだん」を書きおろし。 目 次 道の話ーー終わらない話 幽霊文化財 ホーンテッド・スウィート・ホーム 夜遊び好き……らしい ひとり旅の醍醐味 お化け屋敷の話 引越怪談 在宅怪談 東京の「顔」--風水の話 建物かいだん あとがき 文庫版あとがき

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