妖怪と人間のあいだを取り持つ『知恵の神』・岩永琴子と、妖怪の肉を食べたことで異能を得た大学院生・桜川九郎を中心に、現代日本で起こる怪異事件を扱うシリーズ。妖怪からの相談、都市伝説として広がる怪異、警察が扱う不可解な事件、法廷に立てない人外の事情が同じ場に置かれ、琴子は会話と虚構の推理で説明を組み立てる。事件ごとに独立した短編と、因縁の人物が絡む長めの話が並び、雪女、水神の大蛇、幽霊、呪い、密室など題材も広い。人間側の手続きと怪異側の理屈をつなぐ役割が一貫しており、各巻で別の依頼や事件を通して、その関係が少しずつ広がっていく。
構造レビュー
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
怪異たちの知恵を司る神となった少女と、不死身の男性を中心としたファンタジーミステリー。丁寧な描写とそもそも存在するのかはっきりとしない“怪異”にまつわるミステリーは謎が多く面白い。
編集部
怪異(都市伝説、妖怪、物の怪など)たちの知恵を司る神となった少女・岩永琴子ともとは人間だがある理由から不死身となった男・桜川九郎が中心となり、物語が進んで行く。さまざまな怪異たちの相談に乗ったり、争いごとの仲介、都市伝説の解決など、さまざまなミステリーが展開される。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・オカルト系のミステリーを読みたい人 ・魅力的な能力を持ったキャラクターが登場する作品を読みたい人 ・ホラーは苦手だが、ミステリーという意味でオカルトが入ったものを読みたい人
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AI分析(あらすじ)
妖怪や都市伝説を扱う現代ミステリーに関心がある人、事件ごとの相談形式や怪異の理屈づけを追いたい人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
城平京(しろだいらきょう) 奈良県出身の小説家、推理作家。漫画原作もあり。 ≪小説≫ ・名探偵に薔薇を/デビュー作/創元推理文庫/1998年7月 ・小説スパイラル~推理の絆~/エニックス/2001年3月~2004年3月(全4巻) ・虚構推理/講談社タイガ/2019年1月~2023年2月(既刊5巻) ※虚構推理 鋼人七瀬(講談社ノベルス)を改題し、文庫化 ≪漫画原作≫ ・スパイラル~推理の絆~ ・絶園のテンペスト
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
清原紘(きよはら ひろ) 愛知県出身の漫画家、イラストレーター 2005年月刊少年エースにて「桜色シンメトリー」で商業デビュー。 漫画家としては小説のコミカライズを担当することが多い印象。 イラストレーターとしては小説の表紙や挿絵を担当。 ・万能鑑定師Qの事件簿シリーズ ・探偵の探偵シリーズ アニメへのデザインが採用されたり、ゲームキャラクターのデザインを担当することもあり。
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
コミカライズ化(2015年4月~現在も連載中)既刊22巻 アニメ化 ・第1期/ブレインズ・ベース制作/2020年1月~3月 ・第2期/ブレインズ・ベース制作/2023年1月~3月
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第12回本格ミステリ大賞/小説部門受賞 2012年版本格ミステリ・ベスト10では4位
編集部
人気のある作品であり、原作ならびにアニメやコミカライズも面白いので、全体的に楽しめる作品であると感じられた。「怪異」という普段目にすることのないものをテーマにミステリーが進むのは、設定として独特さもあり、魅力的なキャラクターも世界観に味を出している。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
回答を書く
どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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虚構推理の漫画は完結していますか? シリーズ全体 会員の質問
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虚構推理のアニメはひどいですか? メディアミックス 会員の質問
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虚構推理とはどういう意味ですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 「真実を追う」のではなく「真実らしい虚構」を組み立てて納得させる、従来のミステリーとは逆ベクトルのコンセプトが新鮮だ。
- 怪異・超常設定と推理を組み合わせた構成が斬新で、オカルト要素が物語に派手さと読みやすさを添えている。
- 多重解決や詭弁、話術を重ねる巧みな構成に加え、状況が二転三転する展開の面白さが評価されている。
- 設定の癖が強い割に全体として手堅くまとまっている「ウェルメイド感」や、読み始めると時間を忘れる没入感を感じる読者も多い。
- 短編では密室と怪異の組み合わせ、飲食店探訪、落語的なオチなどバリエーション豊かな案件が好評。
こんな人におすすめ
- オカルト・怪異要素のあるミステリーを探している読者。
- 特殊能力や非人間的な設定を持つキャラクター同士の掛け合いを楽しみたい人。
- 本格推理の厳密さよりも、説得力ある「物語としての解決」を味わいたい人。
- キャラクター小説的な温度感や、軽妙な会話のテンポも合わせて読みたい人。
- シリーズ全体の世界観や、メインキャラの関係性の変化を長く追いかける読み方が好きな人。
人を選ぶポイント
- オカルト・怪異が前面に出るため、ホラーや超常現象に抵抗があると踏み込みにくい。
- 長編巻は前半でインパクトが出切り、後半の持続感が弱く感じられる。
- 一部キャラの能力設定や動機に、まだ納得しきれない。
- アニメ等で先に内容を知っていると、短編集の再読み味が薄れる場合がある。
- 漫画原作に近い巻は、文字だけだと印象が弱く、絵と合わせた方が楽しめる。
テンポ・読後感
- 短編はコンパクトでスピード感があり、シリーズの核となる「虚構推理」の味わいを手軽に楽しめる。
- 長編はボリュームがあり内容も重めだが、読み進めるうちに引き込まれる。
- 不穏な雰囲気や人間の暗部を扱う案件もあり、軽い娯楽だけではない読み応えがある。
- コメディリリーフ的な掛け合いと、冷徹な問題処理が同居し、シリーズ特有の温度差を感じる読者も多い。
- 事件ごとに焦点の散り方があり、一冊としてのまとまりに物足りなさを感じる巻もある。
キャラクターへの評価
- 岩永琴子は、怪異の知恵を司る存在として論理と胆力で局面を動かす恐ろしさと、人間関係のズレから生まれる独特の言動が印象的だ。
- 九郎先輩は、戦闘面の存在感に加え、素直になれない距離感や守りたいという思いが、視点によっては分かりにくいが魅力的だ。
- 六花は策略家としての怖さと、どこか人間らしいダメさが同居し、対立軸として強い関心を集める。
- 短編登場の雪女関連キャラや、案件ごとの準レギュラーは、見た目や生き方の意外性で記憶に残る。
- 準レギュラー同士の関係性の変化や、立場の違いから生じる倫理観の衝突が、キャラ評価の中心になっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
<2020年1月アニメ放送開始!> <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!> <シリーズ累計300万部突破!>
【放送情報】 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30〜 MBS 1月11日より毎週土曜26:38〜 BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00〜 dアニメストア、GYAO!ほかにて配信!
【CAST】 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓
【STAFF】 原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS
【MUSIC】 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン エンディング:「LAST DANCE」宮野真守
私たちは概ね嘘で出来ているのですけれど、理(ことわり)だけは通しているのです。お読みになればお解になれます。 ーー京極夏彦、歓喜!
全てが嘘なのに面白い。怪異【不合理】を虚構【不真実】でねじ伏せる、定石破りの屁理屈推理バトル! 井上真偽、驚嘆ーー!
妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。その悩みは、自身が棲まう沼に他殺死体を捨てた犯人の動機だった。--「ヌシの大蛇は聞いていた」 山奥で化け狸が作るうどんを食したため、意図せずアリバイが成立してしまった殺人犯に、嘘の真実を創れ。--「幻の自販機」 真実よりも美しい、虚ろな推理を弄ぶ、虚構の推理ここに帰還!
【虚構推理シリーズ】 『虚構推理』 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 『虚構推理 スリーピング・マーダー』
この巻のあらすじ
<2020年1月アニメ放送開始!> <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!> <シリーズ累計300万部突破!>
【放送情報】 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30〜 MBS 1月11日より毎週土曜26:38〜 BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00〜 dアニメストア、GYAO!ほかにて配信!
【CAST】 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓
【STAFF】 原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS
【MUSIC】 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン エンディング:「LAST DANCE」宮野真守
巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。 人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!? 驚きたければこれを読めーー本格ミステリ大賞受賞の傑作推理!
終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”--。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。 のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。 ーー『僕は友達が少ない』の平坂読氏推薦!!
「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作(作家・氷川透) ただただ作者の才能に嫉妬するばかり(作家・黒田研二) おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの) 内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ(作家・辻真先) 辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないかーー(書評家・千街晶之) 驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた(作家・太田忠司) 「真相」の意味について刺激的な考察を展開(作家・大山誠一郎) 「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説(作家・光原百合)
この巻のあらすじ
<2020年1月アニメ放送開始!> <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!> <シリーズ累計300万部突破!>
【放送情報】 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30〜 MBS 1月11日より毎週土曜26:38〜 BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00〜 dアニメストア、GYAO!ほかにて配信!
【CAST】 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓
【STAFF】 原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS
【MUSIC】 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン エンディング:「LAST DANCE」宮野真守
私たちは概ね嘘で出来ているのですけれど、理(ことわり)だけは通しているのです。お読みになればお解になれます。 ーー京極夏彦、歓喜!
全てが嘘なのに面白い。怪異【不合理】を虚構【不真実】でねじ伏せる、定石破りの屁理屈推理バトル! 井上真偽、驚嘆ーー!
「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。彼の依頼は親族に自身が殺人犯であると認めさせること。だが妖狐の力を借りた老人にはアリバイが! 琴子はいかにして、妖怪の存在を伏せたまま、富豪一族に嘘の真実を推理させるのか!? 虚実が反転する衝撃ミステリ最新長編!
【虚構推理シリーズ】 『虚構推理』 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 『虚構推理 スリーピング・マーダー』
この巻のあらすじ
<シリーズ累計400万部突破!>
妖怪達の知恵の神である岩永琴子のもとには日々、彼らの悩みごとが持ち込まれる。
美しき雪女から届いた依頼もそのひとつ。 愛した男が殺人の罪を着せられ窮地に陥っているという。 そのアリバイを知るのは、法廷に立てぬ「人外」の雪女のみ……。
琴子の捜査の末に明らかになる意外な真実とはーー?
アニメの2期も制作決定! 絶好調の本格ミステリ大賞受賞作シリーズの最新作!
【虚構推理シリーズ】 『虚構推理』 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 『虚構推理 スリーピング・マーダー』 New『虚構推理 岩永琴子の純真』
この巻のあらすじ
<シリーズ累計400万部突破!>
「それは巨大で、凶暴で、獰猛で、何より場違いな幽霊だった」
警察に呼び出された琴子と九郎。二人と因縁深い桜川六花が、奇妙な連続転落死事件に居合わせ、容疑者になっているという。
六花が二人を前に語ったのは、異郷の野獣キリンの霊による殺戮劇だった。琴子たちは彼女の無実を証明すべく調査を始め、事件の背後にある悍ましい「呪い」の存在を知ることとなるーー。
アニメの2期も制作決定! 絶好調の本格ミステリ大賞受賞作シリーズの最新作!
【虚構推理シリーズ】 『虚構推理』 『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 『虚構推理 スリーピング・マーダー』 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』 New『虚構推理 逆襲と敗北の日』
この巻のあらすじ
一代で飛島家を政財界の華に押し上げた女傑・飛島龍子は常に黒いベールを纏っている。その孫・椿の前に現れはじめた使用人の幽霊が黙示する、老女の驚愕の過去とは──「飛島家の殺人」
あっけなく解決した首吊り自殺偽装殺人事件の裏には、ささや かで儚い恋物語が存在して──「かくてあらかじめ失われ……」
九郎と琴子が開く《密室》の中身は救済か、それとも破滅か。
<シリーズ累計500万部突破!>
2023年1月よりアニメSeason2放送中! 絶好調の本格ミステリ大賞受賞作シリーズの最新作!
【虚構推理既刊シリーズ】 (1)『虚構推理』 (2)『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』 (3)『虚構推理 スリーピング・マーダー』 (4)『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』 (5)『虚構推理 逆襲と敗北の日』 (6)『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』
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