映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く
構造レビュー
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の傑作スピンオフが映画化。映画ノベライズ。映画化の前にドラマ化しており、人気の高い作品。映画化に伴い映画ノベライズが刊行されたが、映画の雰囲気もそのまま、映画とは違った不気味な雰囲気を出した作品となっている。
概要
編集部
人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ「岸辺露伴シリーズ」の実写映画化に伴い、刊行された作品。映画ノベライズなので、映画を観てから本作を読むこともできる。人気の高いキャラクターのスピンオフなので、ストーリー展開や登場するキャラクターも面白い設定が多い。
こんな人におすすめ
編集部
・映画ノベライズを読みたい人 ・映画の雰囲気を壊すことなく文章でも楽しみたい人 ・映像では分かりにくかった部分を追求したい人
内容・特徴
編集部
もともとは大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品であり、実写ドラマ化からの映画化となり、映画ノベライズとして登場。もとの作品を知らなくても面白味のある実写ドラマになっており、その映画化ということで期待も大きかった。映画ノベライズにより、より細かい描写や、文字で伝わる場面など細かいところがはっきりとしている。
著者情報
編集部
北國ばらっど(きたぐに・ばらっど) 北海道出身のライトノベル作家。 第13回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞。 ドラマ「岸辺露伴は動かない」第2話の原作も担当。 ≪代表作≫ ・アプリコットレッド/ダッシュエックス文庫/2015年1月 ・呪術廻戦 逝く夏と還る秋/JUMPjBOOKS/2019年5月 ・呪術廻戦 夜明けのいばら道/JUMPjBOOKS/2020年1月 ・劇場版 呪術廻戦0 ノベライズ/JUMPjBOOKS/2021年12月 ・岸辺露伴は倒れない 短編小説/JUMPjBOOKS/2022年12月
イラストレーター情報
編集部
なし
メディアミックス状況
編集部
実写映画は興行収入12.5億円を記録
受賞歴
編集部
第13回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞。
文体
編集部
落ち着いた文章と、ミステリアスな雰囲気が出ており、引き込まれる。本来は活気のあるジャンプ系作品において、原作が漫画であることを感じさせない雰囲気。
世界観の作り込み
編集部
映画ノベライズのため、脚本に合わせた世界観になっていると思われるが、映画の世界観を壊すことのない丁寧な文章により、よりミステリアスな感覚になれる。
ジャンル・テーマ総評
編集部
ファンタジーではあるが、それだけを感じさせないミステリアスな雰囲気がとても出ている。また映画の雰囲気を壊さない文章もとてもよいと感じられた。
評価点
編集部
映画ノベライズとして、とても評価が高いと感じている。文章の丁寧さ、雰囲気が映画の印象を壊すことなく描かれていた。またもとは少年漫画が原作であるという雰囲気を感じさせない、ミステリアスなところも評価が高い。
【おすすめキャラクター】 岸辺露伴 実写映画版では高橋一生が主演。漫画家でありながら「ギフト」を持つ。少し変わった人間性の持ち主であるが、その中にある深い考えや優しさなど人間味がある。
評価が分かれる点・問題点
編集部
映画ノベライズなので、映画を観て、ノベライズも読みたいと感じない人もいるかもしれない。
総評
編集部
映画ノベライズとして、映画の雰囲気を壊さずにしっかりと描けていると感じられた。丁寧な文章、ミステリアスな雰囲気など、必要な要素はありつつ、映画に引けをとらない文章である。
ストーリーの説明
編集部
岸辺露伴がルーヴルへ行くという流れであるが、なぜ行くことにしたのかそのきっかけとなる「この世で最も黒く、邪悪な絵」の設定など、深みのある設定が多かったように思う。スピンオフ作品であるが、これだけでもしっかりとストーリーができており、スピンオフだと思わせない造りもある。
キャラクターの説明
編集部
もともと人気キャラクターのスピンオフのため、キャラクターの設定はしっかりできている。キャラクターの背景がよくできているので、それでも面白さを感じる。
設定・世界観の説明
編集部
原作漫画では特殊な能力を「スタンド」と表記していたが、この作品では「ギフト」と呼ばれている。またその「ギフト」がさまざまな形で存在し、主人公と関わってくるので引き込まれやすい世界観ができていた。
話題性の説明
編集部
テレビドラマからの放送から、実写版映画となっている。
初心者向けの説明
編集部
この一冊でも十分に楽しめるが、関連した作品がかなり多くあるため、それらを体験した方がより面白味が増すように思われる。スピンオフ作品なので、細かい設定や主人公の今までの活躍などは、原作必須。
読後感のよさの説明
編集部
謎は解かれるが、なんとなく後ろ髪を引かれるような終わり方。文章は悪くなく、とても穏やかに話が終幕となる印象だが、主人公の過去の想いなどが、解消されたのだろうか?と思うことがあった。
テンポの良さの説明
編集部
テンポがよい、というよりは独特のテンポで進んでいる印象。そもそも原作がそのような作品なので、そちらを理解している人にとっては深くは感じない点かと思う。
読みやすさの説明
編集部
文章は丁寧で、しっかりと描写をされている。初心者でも読みやすいと感じられた。
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