きみの知らない十二ヶ月目の花言葉
判定なし
基本情報
- 著者
- いぬじゅん
- イラスト
- banishment
- レーベル
- スターツ出版文庫
- 刊行年
- 2020
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
『きみの知らない十二ヶ月目の花言葉』は、廃部間近の園芸部で出会った少年と風花を中心に、春夏秋の季節を重ねながら恋が育っていく現代学園恋愛小説。花が咲くように柔らかく笑う風花との交流から始まり、やがて主人公が抱える病の事情が二人の関係に影を落とす。物語は男女の視点を交互に切り替え、部活動の日々、季節の移ろい、恋に伴う不安を並走させて進む。花言葉を連想させる題名どおり、花と季節のモチーフを軸に、恋の過程と隠された秘密が結びつく構成になっている。登場人物は大きく広がらず、二人の感情の揺れと、学校という限られた場で起こる変化に視点が集まる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 男女それぞれの視点で少しずつ物語が進み、同じ出来事の見え方が変わる構成が印象に残る。
- 途中で違和感や時間軸のズレに気づき、読み進めるほどつながりが見えてくる仕掛けがある。
- 登場人物の感情描写が細かく、切なさややさしさが丁寧に積み重なる。
- 花や花言葉、園芸の要素が物語の雰囲気をやわらかく支えている。
- 読後に花言葉や人を思いやることについて考えたくなる余韻がある。
こんな人におすすめ
- 交互視点の恋愛小説や、少し仕掛けのある物語が好きな人。
- 切ない純愛、すれ違い、秘密のある関係性に惹かれる人。
- 登場人物の心情をじっくり追いたい人。
- 花や園芸をモチーフにした作品が好きな人。
- いぬじゅんさん、櫻いいよさんの共作を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 展開や構成がやや複雑で、すぐには全体像をつかみにくい。
- 交互視点や時間のずれに慣れていないと、理解に時間がかかる。
- 描写が細かく、テンポはゆっくりめに感じやすい。
- 途中まで違和感が先に立ち、感情移入しづらい人もいる。
- 物語の仕掛けを追う読み方が合わないと、読後の満足感が弱くなる。
テンポ・読後感
- 静かでやわらかい空気の中に、少しずつ切なさがにじ。
- 月ごとに進むようなゆるやかな流れで、感情の変化を追うタイプ。
- 途中から違和感が積み重なり、終盤でつながりが見えてくる。
- 全体としては優しい雰囲気だが、胸が締めつけられる場面もある。
- じっくり読むほど味が出る、余韻重視の作品。
キャラクターへの評価
- 男女それぞれの視点で、相手を思う気持ちのすれ違いが見えやすい。
- まっすぐで優しい人物像と、踏みこめずに抱え込む人物像の対比が強い。
- 登場人物の心情が繊細で、嫉妬や後ろめたさも丁寧に描かれる。
- どの人物も相手を傷つけたくない気持ちが強く、やさしさが空回りしやすい。
- 読み終えると、人物同士の関係性をもう一度確かめたくなる。
巻一覧
きみの知らない十二ヶ月目の花言葉
この巻のあらすじ
本当に大好きだった。君との恋が永遠に続くと思っていたのにーー。廃部間近の園芸部で出会った僕と風花。花が咲くように柔らかく笑う風花との出会いは運命だった。春夏秋と季節は巡り、僕らは恋に落ちる。けれど幸せは長くは続かない。僕の身体を病が蝕んでいたから…。切なくて儚い恋。しかし悲恋の結末にはとある“秘密”が隠されていてーー。恋愛小説の名手、いぬじゅん×櫻いいよが男女の視点を交互に描く、感動と希望に満ち溢れた純愛小説。
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