「虐げられた追放王女は、転生した伝説の魔女でした」シリーズ
- 著者
- 雨川透子
- イラスト
- 黒裄
- レーベル
- オーバーラップノベルスf
- 刊行年
- 2022-2024
- 巻数
- 5巻
- アニメ化
- —
前世が伝説の魔女だった記憶を取り戻した王女クラウディアと、従僕ノアを中心に進む魔法ファンタジー。冷遇された王女としての立場と、前世で培った魔法の知識を合わせたクラウディアは、魔法を使うと眠気に襲われる体質も抱えながら、各地で起こる呪いに関わる事件を調べていく。舞台は王宮、隣国の庭園、海中の魔法学院、砂漠と黄金の国、反転した世界へ広がり、王位継承や後宮、学院制度、出生の秘密が物語に結びつく。クラウディアとノアの主従関係を軸に、魔女アーデルハイトの過去と各国の事情が少しずつつながっていく。事件ごとに相手や土地が変わるため、調査のたびに国の制度や人間関係の輪郭が見えてくる。前世の弟子や王太子、亡き王の跡を継ぐ人物など、過去と現在の関係者が繰り返し現れ、調査の手がかりになっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 伝説の魔女だった記憶を持つ幼い王女の、無双感と子どもらしい振る舞いの落差が強い魅力になっている。
- 主人公と従僕の主従関係が軸で、献身・忠誠・独占欲が絡む距離感が読みどころになっている。
- 事件や陰謀を解きながら進む展開に、魔法の爽快感や謎解きの面白さが重なっている。
- 前世と現世がつながる構成や、過去の因縁が今の人間関係に影響する流れが印象に残りやすい。
- キャラクターの言動に説得力があり、安定して読みやすい作りとして受け止められている。
こんな人におすすめ
- おにロリ・おねショタ・精神的主従関係の組み合わせが好きな人。
- かわいさと強さを両立したヒロインを見たい人。
- 甘さだけでなく、物語としての事件解決や世界観の広がりも欲しい人。
- 先の展開を追いながら、シリーズものとしてじっくり楽しみたい人。
- 軽快に読める異世界ファンタジーやラブコメ寄りの主従ものが好みの人。
人を選ぶポイント
- 序盤から展開が読みやすく、意外性より安定感が前に出る。
- 物語の方向性が巻ごとに変わるため、1巻時点の印象と後続巻での印象に差が出やすい。
- 主人公の判断や立ち位置に、読んでいてもどかしさを覚える場面がある。
- イラストの印象が内容と合わないと感じる読者がいる。
- 一部でタイトルや副題と実際の内容の距離を気にする声がある。
テンポ・読後感
- テンポは軽快で、キャラクターの掛け合いが物語を引っ張る。
- 前半は関係性の積み上げが中心で、後半で一気に動きが出る巻がある。
- 全体の空気は、かわいさ・尊さ・主従の緊張感が同居するやわらかめのファンタジー。
- 事件や謎が入ると、ほのぼの寄りから少しシリアスに寄る。
- 読後感は「続きが気になる」で締まりやすい。
キャラクターへの評価
- クラウディアは、達観した中身と幼い外見のギャップ、無双感、おねむな愛らしさが強く印象に残る。
- ノアは、献身的で凛々しく、重めの忠誠や執着を抱える従僕として支持されている。
- 二人の関係は、支配と保護、選択の尊重と独占欲がせめぎ合う形で見られている。
- 周囲の人物は、物語の進行や主従関係を際立たせる役割として受け止められている。
- 主人公の成長だけでなく、ノア側の成長や焦燥も見どころとして挙がっている。
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巻一覧
この巻のあらすじ
世界を揺るがす魔法で何もかも思うがまま!? ……でもすぐに眠くなっちゃうzzz
ーーその日、すべてを思い出した。 6歳の王女クラウディアは、叔父に塔から突き落とされたその瞬間、自身の前世が伝説の魔女であり、数多くの魔術師を従えていた記憶を取り戻す。 今世では冷遇されていたが……。 「私はやりたい事しかしないわ。邪魔者は『お掃除』しないとね」 かつて世界を揺るがした魔法の力で、悠々自適な生活を送ることを決めたクラウディア。 美少年だが不愛想なノアを従僕にして、高度な魔法で何もかも思うがまま!? 「お城からのお迎え? 追い返しましょう。贅沢なら自分の魔法を使えば十分。むにゃむにゃ……」 「おい。どうして毎回わざわざ俺の膝で寝るんだ」 魔法を使用すると眠たくなってしまうクラウディアは、不本意そうな従僕に抱っこされながら、今日もくうくうと寝息を立てている。 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなす悠々自適な快適生活、はじまります!
この巻のあらすじ
隣国での呪いを解く鍵は、自身の前世『伝説の魔女(アーデルハイト)』!?
伝説の魔女だった前世の記憶を思い出し、王族にはびこる陰謀を退け、従僕ノアとの穏やかな生活に戻ったクラウディア。 二年が経ち、8歳となったクラウディアのもとに、西の国クリンゲイトの王太子・ルイスとのお見合いが持ちかけられる。 お見合いと聞いて複雑な感情のノアと赴くが、その国では美しい女性がいつまでも目覚めないという「眠れる美女」の事件が頻発していた。 これを呪いだとにらんだクラウディアは、ノアとともに調査で入った美しい庭で、もう一人の引きこもり王子・スチュアートと遭遇。 大人の姿で『アーデルハイト』と名乗ったクラウディアに、スチュアートは大きな反応を示し!? かつての弟子の名残があるこの国で、二人はどのように事件を解決に導くのか……!? 「一緒にいてね。ノア」 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなす悠々自適な快適生活、第2幕!
この巻のあらすじ
『船を攫う歌』の謎を追って海中の魔法学院へ潜入!?
弟子シーウェルに別れを告げてから数年後。 10歳になったクラウディアと13歳になったノアは、呪いの調査のため、伝説の魔女『アーデルハイト』によって海の中に建設されたラーシュノイル魔法学院へ短期入学することに。 目的は『船を攫う歌』による客船の沈没や失踪事件の解明。 その学院でクラウディアは、いつも放課後に歌を歌っているという八年生のフィオリーナと出会う。 彼女は自身も『お姫さま』であると名乗り……? さらにフィオリーナにはラウレッタという妹がおり、魔力量は多いものの魔法の制御に難があるため、初級クラスにいるという情報を得る。 調査の鍵になるとにらんだクラウディアは、わざと魔力鑑定で失敗することで初級クラスに所属し、ラウレッタと接触を図ることに……!? そして、ノアの故国であるレミルシア国の王太子・ジークハルトも学院に所属しているようでーー。 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第3幕!
この巻のあらすじ
砂漠と黄金の国で、まさかの主従逆転!?
魔法学院で姉妹が起こした事件も落着し、クラウディアとノアの月日は過ぎていく。 次に二人が向かったのは、砂漠と黄金の国。 その国は、先王が手に入れた『黄金の鷹』という宝によって作り上げられたという。 黄金の鷹が呪いに関連するとにらみ情報収集を進める二人の前に現れたのは、一匹の狐。 その正体は、三年前に死んだ王の跡を継いだ若き新王・アシュバルだった。 彼はノアを一目見ると衝撃の提案を持ちかけーー。 「俺の代わりに、王になってはくれないか」 事情がありそうなアシュバルの提案を受け、ノアは国王に、クラウディアは王の寵姫として後宮へ入り込んで、呪いの調査を行うことに。 王のノアと寵姫のクラウディア。 普段とは逆転した主従関係で自由に振る舞うクラウディアに、ノアは振り回されっぱなしで!? 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第4幕!
この巻のあらすじ
眠れる魔女が迷い込むは反転世界!?
クラウディアの『死』から三年。 亡骸は朽ちず美しいまま、しかし蘇生の気配はなく、花で満たされた漆黒の棺の中でクラウディアは眠り続けていた。 次期筆頭魔術師に成長した十九歳のノアは、「必ず目を覚ます」というクラウディアの言葉を胸に彼女の蘇生手段を探している。 ーーそのクラウディアは、『透明な硝子』の棺で目覚めた。 ノアによく似た青年と出会うも、その手を振り払われてしまう。 彼はクラウディアをアーデルハイトと呼び、自身をレオンハルトと名乗って……!? どこか道を違えた世界で、クラウディアは自身の出生にまつわる秘密を知り……!? そのさなか、三年間に及ぶ大喪の儀が解除となったジークハルトが、クラウディアを手に入れんと動き始めーー。 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第5幕!
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