「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」シリーズ
- 著者
- 雨川透子
- イラスト
- 八美☆わん
- レーベル
- オーバーラップノベルスf
- 刊行年
- 2020-2025
- 巻数
- 7巻
- アニメ化
- あり
婚約破棄の瞬間に20歳で死に戻る公爵令嬢リーシェが、7回目の人生で生き延びるために動く異世界宮廷シリーズ。舞台は王国同士の対立や教団、交易、海運、騎士制度が絡む中世風の世界で、元敵国の皇太子アルノルトとの婚約と結婚を軸に、未来の戦争や各国の利害、王宮内の騒動へ関わっていく。リーシェは商人、薬師、騎士、侍女など前の人生で身につけた知識や立ち回りを持ち込み、男装で訓練に混ざる、護衛や救護に入る、囮として現場へ出るなど、場面ごとに役割を変えながら進む。国をまたぐ案件と私的なやり取りが並行し、恋愛、政治、治安の話が同じ系列で積み重なる。短編・特別編では、本編で描かれないリーシェとアルノルトの交流や周囲の人物の一面、夫婦のふりでの小旅行などを補足する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 7回のループで積み上げた商人・薬師・侍女・騎士の経験が、交渉や問題解決にそのまま生きる。
- リーシェの機転と行動力が強く、会話の端々まで印象に残る。
- アルノルトとの距離が少しずつ縮まる過程が甘く、やり取りの変化を追う楽しさがある。
- 過去の縁や伏線がつながっていく構成で、再読や続巻待ちの満足感が高い。
- 事件や政治の話だけでなく、短編集や番外編の補完で人物像が深まる。
こんな人におすすめ
- ループものや悪役令嬢ものが好きで、能力の高い主人公を見たい人。
- 恋愛の進展だけでなく、交渉・商売・医療・騎士経験の活用まで楽しみたい人。
- 甘さのある掛け合いと、事件解決の両方を読みたい人。
- 前巻までの人間関係や伏線回収を追うのが好きな人。
- アニメから入って原作の補完や番外編も読みたい人。
人を選ぶポイント
- ループ設定や過去の経歴が多く、巻をまたぐ前提知識があるとより入りやすい。
- 政治・事件・人間関係の積み上げが多く、展開がやや丁寧でゆっくりに感じる場面がある。
- 主人公の有能さがかなり強く、チート感が気になる人には好みが分かれる。
- 事件や背景の説明が多い巻では、恋愛中心を期待すると比重の違いを感じやすい。
- 主人公の言動が合わず、好感度が分かれる読み手もいる。
テンポ・読後感
- 事件の調査や交渉を軸にしつつ、会話で甘さが差し込まれるテンポ。
- ループ由来の既視感と、初対面の相手との新鮮なやり取りが同居する。
- シリアスな事情があっても、リーシェの軽やかさで重くなりすぎない。
- 巻によっては補足や番外編が入り、じっくり味わう読み心地になる。
- 読後は次巻やアニメ展開を待ちたくなる余韻が強い。
キャラクターへの評価
- リーシェは有能で前向き、場を動かす力がある一方、恋愛面では鈍さも目立つ。
- アルノルトは冷たさの奥に優しさが見え、デレの変化を楽しみにされている。
- テオドールやラウル、ミリア、ヨエルなど脇役も印象が強く、再登場で見え方が変わる。
- 侍女長や父帝まわりは、最初の印象から評価が変わる人物として語られやすい。
- それぞれの人物に過去や背景があり、単純な善悪では割り切れない描かれ方が好まれている。
巻一覧
この巻のあらすじ
過去の人生で得たスキルを思いっきり発揮します!
「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!」 「はい、分かりました」「えっ」 20歳で命を落としては婚約破棄の瞬間にループしてしまう公爵令嬢リーシェの人生は、7回目を迎えていた。 過去の人生、商人や薬師、騎士などの生き方を満喫してきたけど、今度の人生こそ長生きしてごろごろしたい! 決意して飛び出そうとしたところ、とてつもない美丈夫とぶつかってしまう。 その男性は、数年後に戦争を引き起こし、リーシェが死んでしまう要因を作り出した皇太子アルノルトだった!? さらに、騎士人生で培った立ち振る舞いを気に入られたのか、彼から結婚を申し込まれてーー!? 自分の死の原因であるアルノルトを探るため、リーシェは求婚を了承する。 ごろごろしたい決意とは裏腹に、過去の人生で得た経験を発揮し注目を浴びていくリーシェは、果たして7回目の人生を生き残れるのか……!?
この巻のあらすじ
婚約者の皇太子と城下町でお忍びデート!?
ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 アルノルトとその弟テオドールとの確執も解け、戦争回避に一歩前進、のはずが。 「騎士候補生の訓練に混ざりたい、しかも『男として』だって?」 未来のアルノルトの強さの秘密を体感するべく、リーシェは男装して騎士候補生の訓練へ参加することに!? アルノルトに発覚しないよう二重生活を送る一方、内緒で城下にお忍びなど、婚約者としての交流を深めていく二人。 そこへ、雪国コヨルの王子・カイルが訪れる。 リーシェにとって薬師人生の患者でもあるカイル。 そんな彼の、国の衰退をかけた決死の願いは、冷酷なアルノルトにすげなく一蹴されてしまい!? このままではコヨル国が存亡の危機に立たされる。 その未来を回避するべく、リーシェは一計を案じることになるのだが……!?
この巻のあらすじ
婚約者からの独占欲、上昇中!? そして、アルノルトの抱える過去が明らかにーー。
ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 コヨル国との技術提携の話も進み、二人の距離は縮まった。 そんな中、ある目的から聖王国ドマナの大神殿へ向かうことになったリーシェたち。 未来のアルノルトが焼き払う神殿には、侍女人生で仕えた幼き令嬢ミリアが訪れていた。 ミリアがリーシェだけに懐く中、司教は「アルノルト・ハインと結婚してはなりません」と意味深な警告をしてくる始末。 アルノルトも教団に敵意がある様子で……? 「『教団の人間は、妻に一切近寄ることのないように』と命じていたはずだが?」 一方リーシェは、アルノルトからお仕置きのキスをされそうになったり、悪妻の演技をしたりと大わらわ。 さらに、他人を呪う力があると自称するミリアの周囲で不穏な事件が巻き起こりーー。 そしてついに、謎多きアルノルトが抱える過去の一端が明らかに……!?
この巻のあらすじ
最強夫婦(予定)、はじめての夫婦喧嘩!?
ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 教団を巡る騒動後、アルノルトへの感情に変化が生まれつつあるリーシェは、賓客を迎えるためにアルノルトと共にヴィンリースの街へ。 そこで出会ったのは、狩人人生のリーシェが仕えたシグウェル国の王女ハリエットだった。 未来で大罪人と呼ばれるはずの彼女は気弱で、大罪を犯すようには見えない。 そんな彼女のためにリーシェが護衛を務めることに!? まるで王子のような振る舞いで、女性たちをドキドキさせるリーシェ。 そこへ、謎の男が襲撃を仕掛けてきてーー!? 同時に、滞在する城で幽霊騒動が発生。 幽霊だけは苦手なリーシェのために、アルノルトが同室で寝てくれることに!! これまでと違った表情を見せてくれるアルノルトとの距離も近づくかと思いきや……ここにきてまさかの『初めての夫婦喧嘩』大勃発!?
この巻のあらすじ
元婚約者、襲来!?
ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 各国を跨ぐ贋金騒動が決着し、リーシェから改めて婚姻の誓いを立てて、二人の関係も一歩前進。 婚姻の儀も迫るなか、二人は揃って歌劇場を訪れるが、幕が開いた直後に歌劇の主役である歌姫・シルヴィアが倒れてしまう。 リーシェのスキルで救護活動を終えたところ、元婚約者のディートリヒがその場に現れ……!? 一方、リーシェの新しい友人となったシルヴィアは、とある騎士に恋をする。 その人物は、未来のアルノルトが重用した騎士・グートハイルだった。 アルノルトへの気持ちの置き所がわからないリーシェにとって、シルヴィアから聞く恋の話はとても新鮮でーー。 婚儀でのキスを意識してしまうリーシェを、アルノルトはこれまで以上に甘やかしてくる。 さらに誕生日のおねだりを言い付けられて悩んでいたら、ついに恐ろしい現皇帝との邂逅で大ピンチ!?
この巻のあらすじ
2024年1月7日より、TVアニメ放送!
アルノルトへの恋心を自覚し、初めての感情に戸惑いを隠せない日々を過ごすリーシェ。 あのキス以来、落ち着かないリーシェを甘やかしてくれるアルノルトへの気持ちを実感しながらも、リーシェはとある人物への再会を試みる。 婚礼衣装の支度を名目とした『婚前旅行』で海運交易の街・ベゼトリアへ向かうふたり。 運河を渡り船着き場へ向かう道中、船による人攫いの現場に遭遇し!? そこでリーシェは騎士人生における先輩、天才剣士ヨエルに出会う。 シャルガでは海賊によって人が攫われる被害が出ており、ヨエルが派遣されたのだという。 未来のアルノルトはシャルガから戦争の重要な武器を手に入れており、リーシェはそれを防ぐべく人身売買の解決に奮闘。 身分を偽り、令嬢「リゼ」として囮になるがーー。 「--『お嬢様』」(……殿下の意地悪……!) 条件としてアルノルトが護衛の『従者』のふりでリーシェに同行することになり……!?
この巻のあらすじ
シリーズ初にして珠玉の短編集!!
『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』シリーズで2023年前半までに発表された短編小説50本の中から、特典小説16本、WEB掲載小説18本の計34本を収録! 本編では描かれていないリーシェとアルノルトの触れ合いや、二人を取り巻く登場人物の意外な一面など、より深く楽しめる物語を厳選。 さらに、この書籍だけの書き下ろし小説も4本収録! 「……私の、大好きな旦那さま……」 アルノルトとふたりきり、夫婦のふりで一泊することになったリーシェ。 予定外の小旅行で宿屋は満室、アルノルトと『夫婦らしく』同室に!? お風呂に入っているアルノルトをそわそわ待ったり、髪を乾かしてもらったり。 これも全ては、『とある目的』のためだがーー書き下ろし小説『アルノルトとリーシェが、夫婦のふりをしてお泊まり小旅行をするお話』。
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