仕事を優先してきた映像プロデューサーの莉恵子と、夫の裏切りで結婚生活と住む場所を失った専業主婦の芽依が、同居を始める現代小説。二人は「一緒に暮らすなら、一番近くて一番遠い他人になろう」と約束し、生活の距離感を保ちながら日々を組み立て直していく。物語は、映像制作の仕事、長年の片想い、憧れの人との関係、若手シンガーとの交流、こたつを囲む食卓での会話などを通して進み、止まっていた時間が少しずつ動き出す過程を追う。都会の住まいと仕事場を往復する日常の中で、働き方、結婚、家族、友人関係の位置を見直す構成になっている。中心には、仕事に追われる莉恵子と、暮らしを立て直そうとする芽依の二人がいる。本書には番外編も収録されている。

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  • AI分析(あらすじ)

    成人女性の同居や再出発、仕事と家庭の行き来を扱う話に関心がある人。

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作品の魅力

  • 仕事に全力な女性と、家庭を支えてきた女性の同居から生まれる関係性が軸になっている。
  • こたつやアイス、散らかった部屋など、生活感のある小物や場面が印象に残る。
  • 恋愛だけでなく、仕事・再出発・友情まで一冊にまとまっていて読みごたえがある。
  • ルームシェアの距離感が心地よく、支え合う空気が温かい。
  • 映像制作の現場や個性的な周辺人物の描写が楽しい。

こんな人におすすめ

  • 仕事と生活の両立や、女性同士の友情を描く話が好きな人。
  • しんどい状況から前を向く、明るめの再出発ものを読みたい人。
  • ルームシェアや同居ものの距離感を楽しみたい人。
  • 恋愛要素も仕事要素もどちらも欲しい人。
  • こたつや日常のぬくもりを感じる話に惹かれる人。

人を選ぶポイント

  • 仕事、恋愛、友情、再生が同時進行で進むため、要素が多めに感じる。
  • 会話のテンションが高く、軽快さが合わないと読みにくい。
  • ほのぼのした見た目に反して、離婚や職場のしんどさなど重めの出発点がある。
  • じっくり深掘りするより、テンポよく展開する読み味。
  • タイトルの印象よりもお仕事小説寄りに感じる。

テンポ・読後感

  • 全体は軽やかでサクサク読める。
  • 重い始まりから、前向きで明るい空気へ移っていく。
  • ぎすぎすしすぎず、ゆるさと芯の強さが同居している。
  • ほっこりする場面と、仕事の勢いが交互に来る。
  • 読後は元気が出る、やわらかい温度感。

キャラクターへの評価

  • 莉恵子は仕事ができる一方で、恋愛や私生活では不器用さが見える。
  • 芽依は受け身に見えて、実は逞しくて行動力がある。
  • 2人は依存しすぎず、支え合う関係として好意的に受け止められている。
  • 周辺人物では蘭上の存在感や可愛さが目立つ。
  • それぞれの再出発や成長が、脇役も含めて印象に残る。

巻一覧

無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます
2022年1月 ISBN 9784049140613
この巻のあらすじ

お仕事女子×停滞中主婦の人生を変える二人暮らし。 じぶんサイズのハッピーストーリー

仕事ばかりして、生活も恋も後回しにしてきた映像プロデューサーの莉恵子。旦那の裏切りから、幸せだと思っていた結婚生活を、住む場所と共に失った専業主婦の芽依。 「一緒に暮らすなら、一番近くて一番遠い他人になろう。末永く友達でいたいから」そんな誓いを交わして始めた同居生活は、憧れの人との恋、若手シンガーとの交流等とともに色つき始め……。そして、見失った将来に光が差し込む。

これは、頑張りすぎる女子と、頑張るのをやめた女子が、自分らしく生きていく物語。

【本書だけで読める、番外編「十六歳の神代と、ネズミの姫」を収録】

≪登場人物≫ 大場莉恵子:長年の片想いをこじらせている映像プロデューサー 竹中芽依:旦那の裏切りに遭い、家族を失った専業主婦 第一章 大場莉恵子は、こたつでアイスを食べる 第二章 湯豆腐とチーズフォンデュ 第三章 蘭上、青春をはじめる 番外編 十六歳の神代と、ネズミの姫 第四章 竹中芽依は、春を見つける

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