派遣社員あすみの家計簿は、家計簿を手がかりに生活を立て直すアラサー女性の仕事と恋を描く現代小説シリーズ。恋人にだまされて退職し、手元資金も乏しい藤本あすみが、派遣や日雇い、副業を重ねながら収支を見直し、働き方や結婚観の違いに向き合っていく。舞台は派遣先やコインランドリー、配達業務など、都市部の生活圏と職場が中心で、家計・雇用・恋愛が同時に動く構成になっている。シリーズ全体では、就業形態の変化や周囲の友人関係を通して、30歳前後の選択が広がっていく。3巻では派遣先や元恋人との再会も含め、あすみの進路がさらに揺れる。続編・外伝のまとまりは示されていない。
構造レビュー
作品Q&A
派遣社員あすみの家計簿は何巻までありますか? シリーズ全体 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 派遣・副業・就活など、非正規で働くアラサー女性の「ギリギリ生活」がリアルで共感しやすい。
- 家計簿や章末の収支まとめを通じて、お金の不安ややりくりの具体像がわかりやすい。
- 失敗や矛盾を抱えながらも少しずつ立て直していく主人公に、イライラしつつも応援したくなる。
- 同作者の『これは経費で落ちません』とは対照的な視点で、世の中の見え方が広がる。
- 読みやすくテンポがよく、社会や働き方のリアルが学べる作品だ。
こんな人におすすめ
- 派遣・契約・バイトなど非正規雇用の実態や就活のモヤモヤに共感したい社会人女性。
- 家計簿や節約、お金のやりくりに関心がある読者。
- 婚約破棄や転職、収入不安など人生の立て直し期に置かれた人。
- 現代の働き方・副業・物価高下の生活感に触れたい読者。
- 人間関係の揺れや成長譚として読みたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公の金銭感覚や優先順位の甘さにイライラしやすい、呆れやすい。
- 家計や派遣の「参考書」としては不十分で、人間ドラマ寄りだ。
- 途中巻からだと状況把握が難しい、シリーズ途中からは不向き。
- 元婚約者や周囲の男性人物に対して、不信感やモヤモヤを覚える。
- 友人関係やSNS絡みの出来事に、危なさや不安を感じる場面がある。
テンポ・読後感
- 大事件一発より、日常と仕事・人間関係の積み重ねで進む読みやすさが評価されている。
- サクサク読める一方、主人公の選択にハラハラ・ドキドキする場面も多い。
- リアルで身につまされる描写と、ツッコミどころのあるユーモアが混在している。
- シリーズ全体として、ゆっくり続いていく展開を待ちたい。
キャラクターへの評価
- あすみ:行動力はあるが無計画・面食い・踏ん切りの弱さもあり、愛憎半ばで目が離せない。
- 仁子:さっぱりしていて頼れる親友・相談相手として好意的な声が目立つ。
- 理空也:信頼しづらく、読者の不信感を強める存在だ。
- 豊加:正社員志向など価値観の違いから、あすみとのすれ違いを感じる。
- ミルキー:かわいらしさやあすみへの慕いは評価されつつ、置かれた状況への心配の声もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
家計簿をつけながら、生活も恋も立て直し!
「結婚したら専業主婦になって、ぼくの収入は好きに使っていいよ」--飲食店の社長だと自称していた恋人の理空也に騙され、正社員として勤めていた会社を“寿退社”してしまった藤本あすみ、28歳。理空也は姿を消し、残ったのは二人で贅沢したぶんの高額なカードの支払いだった。通帳の残高は428円。ピンチに陥ったあすみは親友の仁子に説教され、家計簿をつけることに。 とりあえず派遣会社に登録したものの、なかなか仕事は決まらない。シャンプー配りや絵画展の監視員、倉庫整理の日雇いと必死の節約で食いつなぎ、日雇い仲間のミルキーやシングルマザーの深谷、仁子に支えられながら、ようやく派遣先が決定する。そんな中、あすみは合コンで出会ったイケメン商社マンの八城からアプローチを受けるが、いまだ理空也への思いを断ち切れずにいて…… 家計簿とにらめっこしながら、自分を甘やかしてばかりいたルーズな生活を立て直し始めたあすみ。人生に迷子中のアラサー女子の、仕事と恋の行方は!? 『これは経費で落ちません! 〜経理部の森若さん〜』シリーズが大人気の著者による新シリーズ!
【編集担当からのおすすめ情報】 食費を抑えるには、キャベツともやしと卵。 カップラーメンは買わずに、インスタントラーメン。 給料日前のピンチを乗り切る、節約の掟も満載です。
この巻のあらすじ
無職の彼氏からのプロポーズ、どうする!?
豊加と付き合い始めて3ヶ月が経ち、元彼の理空也と同棲していたマンションから引っ越しをしたあすみ。いざ新生活と思いきや、新居に洗濯機が入らずコインランドリー通いが始まった。 そんな折、アメリカの大手銀行であるトライフォックスバンクが倒産し、悪性のインフルエンザも流行り始めて、世界経済は急激に悪化。「七つ丸鉄鋼」の正社員採用の話が白紙になった豊加は、会社を辞めて無職になってしまう。 洗濯機を買うため、あすみは副業として「ムーバーフード」の配達員を始める。しかし、目標達成のめどがついてきた矢先に、派遣の契約更新で時給を下げられショックを受ける。 そして、先行きの不安な中、あすみは豊加からプロポーズを受けるが……!? アラサー女子の節約サバイバル小説、波乱含みの第2弾!
【編集担当からのおすすめ情報】 短期の派遣と配達員の副業で生計を立てようと奮闘するあすみと、あくまでも正社員にこだわる豊加。結婚の話が出る中、価値観の違いをふたりは乗り越えることができるのか……!? 「働き方」に悩む人、必読です。
この巻のあらすじ
”二人の元彼”との再会、30歳の決断は?
渋谷にある人気IT企業に派遣され、マーケティングセクションでSNSに記事を投稿することになったあすみ。優秀な同僚に囲まれ、仕事のスピード感の速さに驚きながらも、持ち前の順応性で職場に馴染んでいく。3年勤めれば正社員に登用される可能性もあり、30歳を目前にして将来を考え始める。 そんな折、理空也からLINEが入る。「あすみちゃん 苦しいよ 助けて」--見捨てることができず、指定された古いマンションを訪れるあすみだが……!? 一方、ケンカ別れした豊加とは友人の結婚パーティで再会する。付き合っていた頃、無職だった豊加は小さな商社に正社員として就職したようだ。 フリーランスの仲間と事務所を立ち上げた仁子、結婚して専業主婦を目指す菜々花、愛人になって楽しく生きたいという優奈。アラサー女子たちがそれぞれの生き方を模索する中で、あすみが選ぶ人生とは。 働く女子のサバイバル小説、激動の第3弾!
【編集担当からのおすすめ情報】 青木先生の人気シリーズ『これは経費で落ちません!〜経理部の森若さん〜』(集英社オレンジ文庫)との夢のコラボが実現! あすみと森若さんの書き下ろしショートストーリーが読めるキャンペーンを実施します。詳しくは、文庫の帯をご覧ください。
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