風に乗りて歩むもの

判定なし
基本情報
イラスト
ringo
レーベル
ガガガ文庫
刊行年
2009
巻数
1巻
アニメ化
読み放題状況
Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻)
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
A (3)
設定・世界観
A (3)
話題性
C (1)
初心者向け
B (2)
読後感の良さ
B (2)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
B (2)

短評・キャッチコピー

編集部

凄腕毒舌家の老ボディガードに託されたのは訳アリ東洋人少女だった。

概要

編集部

クトゥルフ神話のイタカの話をベースに、激渋な私立探偵兼タクシードライバーと、何者かに命を狙われている少女の逃避行を描く。

こんな人におすすめ

編集部

老人と少女のロードノベルを堪能したい人 派手な銃撃戦を楽しみたい人 ハードボイルドなラノベが好きな人 アメリカンな雰囲気を満喫したい人

著者情報

編集部

原田宇陀児は日本の小説家。本作でガガガ文庫からデビューした。大槻ケンヂ監修による長編小説『新興宗教オモイデ教外伝』のノベライズも手掛けている。

イラストレーター情報

編集部

ringoは日本のイラストレーター。フェティッシュな美少女イラストに定評あり。

評価点

編集部

マニアに刺さる一冊。銃をぶっぱなしながらタクシーを乗り回す、ボギィのワイルドな渋さは忘れ難い。徐々に彼に心を開き、ひたむきに慕うようになる御影の変化も愛おしい。

【おすすめキャラクター】 '''ボギィ''' 私立探偵兼タクシードライバーの老人。やや偏屈な面も見られるが、包容力に溢れた頼り甲斐のある人物。孫ほど年の離れた御影を守り、黒幕が放った刺客を返り討ちにしていく。

総評

編集部

ガガガ文庫初期の隠れた名作。クトゥルフ神話のイタカのエピソードをモチーフにしているものの、前提知識はいらずに楽しめる。擦れっ枯らしの毒舌ドライバーと無口無表情な少女が旅を通して距離を縮め、互いをかけがえのないバディと認める展開は通にはたまらない。

ストーリーの説明

編集部

原田宇陀児のデビュー作。派手さこそないものの、初老の私立探偵が無垢な少女を守り、アメリカ大陸を旅して回るストーリーは読みごたえたっぷり。かっこいい老人と儚げな少女の組み合わせが好きなら必読。

キャラクターの説明

編集部

私立探偵兼タクシードライバー・ボギィが渋くてかっこいい。豊富な人生経験と知恵を駆使し、修羅場を切り抜ける機転はさすが。彼に同行する東洋人の少女・御影のいじらしさも庇護欲をくすぐった。

設定・世界観の説明

編集部

クトゥルフ神話を下敷きにした世界観。とはいえエッセンス程度の遊び心なので、そちらに詳しくなくても楽しめる。北米大陸が舞台のロードノベルとしてクオリティが高く、オールデイズな異国情緒を堪能できる。

話題性の説明

編集部

残念ながら殆ど話題にならなかった。刊行年も古く入手は難しい。

初心者向けの説明

編集部

クトルゥフ神話をモチーフにしているので、TRPGのCoCにハマっている人は入りやすいかもしれない。老人&少女の組み合わせは一部のコアな読者に刺さる。

読後感のよさの説明

編集部

ラストは成人後の御影の回想で締めくくられるが、彼女を取り巻く状況のシビアさを加味すると、ハッピーエンドとは言い難い。とはいえボギィが思い出が現在の彼女を支えている事実が伝わり、ノスタルジックな余韻は味わえた。

テンポの良さの説明

編集部

平均的。全てのエピソードが適切な分量配置され、退屈は感じなかった。ボギィと御影の旅路をずっと見守っていたくなる。

読みやすさの説明

編集部

文章に粗は見当たらずするする頭に入ってくる。クトゥルフ知識が皆無でも問題なく楽しめるが、既読な読者はニヤリとできる。

巻一覧

風に乗りて歩むもの
ISBN 9784094511758

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。

まだ感想はありません。