嫉妬探偵の蛇谷さん

判定なし
基本情報
著者
野中春樹
イラスト
pon
レーベル
ガガガ文庫
刊行年
2024-2025
巻数
2巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
A (3)
設定・世界観
A (3)
話題性
A (3)
初心者向け
A (3)
読後感の良さ
B (2)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
A (3)

短評・キャッチコピー

編集部

残念美人な先輩・蛇谷さんは恐ろしく嫉妬深い。彼女が暴き出す秘密は少し苦い。

概要

編集部

嫉妬深さが極まりすぎて他人の嘘や秘密を暴かずにいられない蛇谷さんと、そんな彼女と対照的に正直すぎる主人公のコンビが、周囲で巻き起こる大小の事件を解決していく学園ミステリー。

こんな人におすすめ

編集部

ラブコメ風味の学園ミステリーが好きな人 日常の謎に惹かれる人 残念美人な先輩と純朴な後輩のじれったい恋の行方を見守りたい人 毒を以て毒を制す展開が好きな人

著者情報

編集部

野中春樹は日本のラノベ作家。主に学園ミステリーを手掛けている。代表作は他に『探偵気取りと不機嫌な青春』。

イラストレーター情報

編集部

ponは日本のイラストレーター。ライトノベルのイラストを多数手掛ける。代表作は以下。 「有名VTuberの兄だけど、何故か俺が有名になっていた」 「北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について」 「小柳さんと。」

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 '''蛇谷カンナ''' 園芸部所属の先輩。見た目は黒髪ロングの清楚系美人だが、その実異常に嫉妬深く陰険。美しい花を憎んで雑草を愛し、悪者がいる謎をとりわけ好む。自分と同じ人種の悪意に敏感。

総評

編集部

行動原理の全てを嫉妬が支配する残念美人な蛇谷さんが、学園の内外で巻き起こる事件に次から次へ首を突っ込み、自分と同じ嫉妬の感情を内に秘めた「悪者」を嗅ぎ付けるストーリーは捻くれていて面白い。周囲に敵を作りまくる彼女のフォローに余念がない、主人公のお人好しぶりにも癒された。毒(舌)を以て毒を制す論破シーンは痛快。

ストーリーの説明

編集部

日常の謎をメインに据えたラブコメ風味の学園ミステリー。園芸部所属の変人・蛇谷さんが探偵役、主人公が助手役を務める。人が死んだり殺されたりする深刻な事件は起こらない。

キャラクターの説明

編集部

何と言ってもヒロイン蛇谷さんのキャラが強烈。美しい花を憎んで雑草を愛し、惨めな人や馬鹿な人、自分より下な人や嫌われ者、悪者のいる謎を好む変人。 知的拷問と称して彼等を追い詰める行為にサディスティックな快感を覚える等、エキセントリックな奇行の数々から目が離せない。蛇谷さんの唯一にして最大の理解者である「僕」の天然ぶりも微笑ましい。

設定・世界観の説明

編集部

日常の謎がメインの学園ミステリー。人が死んだり殺されたりすることはないが、扱われる事件はそれなりに悪辣な性質を帯び、一歩間違えば犯罪になりかねない脅威や危険を秘めている。犯人の動機が嫉妬をベースにしているのも大きな特徴。

話題性の説明

編集部

近年刊行されたラノベミステリーの中では評価が高い。

初心者向けの説明

編集部

表紙を飾るジト目黒髪ヒロインにビビッときたら買って損はない。2024年発売と比較的新しく、書店でお求めやすくなっている。

読後感のよさの説明

編集部

連作短編集に近い構成で一話ごとに別々の事件を扱っている。犯人の動機が嫉妬に根差しているのも特徴。彼等の言い逃れを許さず、正鵠を射た毒舌で断罪する蛇谷さんのブレなさが痛快。

テンポの良さの説明

編集部

主人公の一人称視点で進行する物語は感情移入しやすく、蛇谷さんと「僕」のコントのような掛け合いが、嫌な事件の後味を中和していた。

読みやすさの説明

編集部

地の文と会話のバランスは上々。難しい表現は使われておらず読みやすい。蛇谷さんが徹頭徹尾理詰めで犯人を論破するシーンはハラハラドキドキした。

巻一覧

嫉妬探偵の蛇谷さん
ISBN 9784094532029
嫉妬探偵の蛇谷さん(2)
ISBN 9784094532357

星評価・感想

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