構造レビュー 会員 109件
星評価
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
編集部
本を食べる先輩と絶賛スランプ中の高校生作家コンビが文学に見立てて人の心の謎を解く青春ミステリー
概要
編集部
ある事件がきっかけで筆を折った高校生作家・心葉と、彼を文芸部にスカウトした「本を食べる妖怪」遠子先輩が、古今東西の名作文学が絡んだ身近な事件を解決していく。
こんな人におすすめ
編集部
文学少女に憧れる人 古今東西、あらゆるジャンルの本が好きな人 文学少女な先輩の無茶振りに困惑したい人 放課後の部室で文学談義に花を咲かせたい人
著者情報
編集部
野村美月は日本のラノベ作家。思春期の少年少女の心理をセンシティブに描いた作品で支持されている。代表作は以下。 『天使のベースボール』 『Bad! Daddy』 『うさ恋』 『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』 『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』 『SとSの不埒な同盟』 『楽園への清く正しき道程』 『むすぶと本。』シリーズ 『世々と海くんの図書館デート』 『三途の川のおらんだ書房』 『鮮烈青春』シリーズ
イラストレーター情報
編集部
竹岡美穂は日本のイラストレーター。儚く繊細な美少女キャラクターのイラストが支持されている。代表作は以下。 『丘の家のミッキー』 『ウォーターソング』 『旅する錬金術師のスローライフ』 『私たちは失いながら生きている』 『1パーセントの教室』シリーズ 『ただ、それだけでよかったんです』 『死んでも死んでも死んでも死んでも好きになると彼女は言った』 『ハムレット・シンドローム』 『スワロウテイル』シリーズ 『黄昏色の詠使い』 『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』 『ヒカルが地球にいたころ……』 『Θ 11番ホームの妖精』シリーズ
メディアミックス状況
編集部
アニメ版アマガミ14話に透子先輩がゲスト出演したことがある。”文学少女”シリーズ15周年特設サイトが設けられるなど、今でも根強い人気を誇る。高坂りと作画のコミカライズと日吉丸晃作画のコミカライズが存在する。2010年にはProduction I.G制作のアニメーション映画も公開された。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 天野遠子 聖条学園3年生にして文芸部部長。文学少女を自称する本を食べる妖怪で古今東西の小説を愛してやまない。心葉を文芸部に引っ張り込んで三題噺を書かせている。饒舌な読書家。
評価が分かれる点・問題点
編集部
ヤンデレ女子が多すぎて胃もたれする。ストーリーもドロドロしがち。
総評
編集部
自称文学少女な遠子先輩と心葉のコンビが、有名な文学作品をなぞるように展開する事件の謎に挑むシリーズ。作中に登場する本の大半は実在する為、知っている本が出てくるとテンションが上がった。行間を読んで考察するのが主となるので、本格的な推理小説を求めると物足りないかも。『むすぶと本。』シリーズは本作の十数年後を描いた続編にあたり、主要キャラの子供たちが活躍する。
ストーリーの説明
編集部
日常の謎メインで人が死なないミステリー。遠子先輩と心葉は推理しない探偵。主に文学作品を読み解き、作中人物の心理に重ねて身近な人たちの言動を分析し、彼等が人知れず抱え込んだ悩みやトラウマを癒していく。
キャラクターの説明
編集部
心葉曰く「物語を食べる妖怪」な遠子先輩のインパクトが大。本への愛情が伝わってくる文学談義は面白い。思春期特有の悩みを抱えたキャラクターも多く、繊細な心理描写に引き込まれた。ヤンデレ・メンヘラ女子多め。
設定・世界観の説明
編集部
本を主食とするヒロインの設定が非現実で奇抜なものの、他は現代日本の世界観に準じている。主人公たちが在籍する聖条学園は敷地内に英国庭園があり、大学並の蔵書量を誇る図書館や音楽堂を擁している。
話題性の説明
編集部
アニメ版アマガミ14話に透子先輩がゲスト出演したことがある。”文学少女”シリーズ15周年特設サイトが設けられるなど、今でも根強い人気を誇る。高坂りと作画のコミカライズと日吉丸晃作画のコミカライズが存在する。2010年にはProduction I.G制作のアニメーション映画も公開された。
初心者向けの説明
編集部
男女問わずおすすめできる学園ミステリー。原則心葉視点で進む為感情移入しやすい。
読後感のよさの説明
編集部
レギュラー陣はもとより、ゲストキャラクターの心理描写も丁寧に掘り下げられてるので好感が持てる。基本1巻内で事件が解決するのも良い。
テンポの良さの説明
編集部
平均点。感傷的なモノローグがやや冗長に感じる。
読みやすさの説明
編集部
心葉が語り手を務めているが、高校生の語彙を大きく逸脱する表現はない為読みやすい。
他のおすすめ作品
巻一覧
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星評価・感想
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最新 50 件を表示(全 109 件・感想付きを優先)
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おっぺ 4 自分が偽善者や嘘つきではないかと感じている人におすすめ
主人公が高校に入って出会ったのは、文芸部部長で自称「文学少女」の天野遠子先輩。主人公と遠子先輩の物語なのですが、この巻で心に残るのは、「人間の心が分からない」、孤独なある登場人物のことです。読んでいて、とても心を揺さぶられました。可愛らしいイラストだし、読み始めて時々「ん?」と思う所はあるけれど、だいたい可愛いお話で進んでいくけれど、「人間の心が分からない」登場人物の本当の心のところが出てくるのがすごく深刻で、つらく、恐ろしいものでした。どんな人間でも、表面からは分からない。中味は表面とは全然違うのかもしれない。誰だって、友達に見せている顔、家族に見せている顔と、1人でいるときとは全然ちがう。たぶん、友達や家族にも、誰も知らない本当の顔があるのかもしれない。それはとてもこわいことでもあり、あるいは逆に安堵することなのかもしれない……続きも読んでいきたいシリーズの1冊目です。 -
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