構造レビュー 会員 14件
星評価
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
編集部
本の声が聞こえる榎木むすぶが本と人を結ぶ学園ビブリオミステリー
概要
編集部
文学少女シリーズの流れを汲むビブリオミステリー。ヒューマンドラマの比重の方が大きく、ハートフルなストーリーに癒される。
こんな人におすすめ
編集部
本が好きな人 文学少女シリーズの愛読者 ヤンデレヒロインにやきもちを焼かれたい人
著者情報
編集部
野村美月は日本のラノベ作家。思春期の少年少女の心理をセンシティブに描いた作品で支持されている。代表作は以下。 『天使のベースボール』 『Bad! Daddy』 『うさ恋』 『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』 『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』 『SとSの不埒な同盟』 『楽園への清く正しき道程』 『むすぶと本。』シリーズ 『世々と海くんの図書館デート』 『三途の川のおらんだ書房』 『特別:データ編集/GeneralUserForm/ヒカルが地球にいたころ……』シリーズ
イラストレーター情報
編集部
竹岡美穂は日本のイラストレーター。儚く繊細な美少女キャラクターのイラストが支持されている。代表作は以下。 『丘の家のミッキー』 『ウォーターソング』 『旅する錬金術師のスローライフ』 『私たちは失いながら生きている』 『1パーセントの教室』シリーズ 『ただ、それだけでよかったんです』 『死んでも死んでも死んでも死んでも好きになると彼女は言った』 『ハムレット・シンドローム』 『スワロウテイル』シリーズ 『黄昏色の詠使い』 『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』 『ヒカルが地球にいたころ……』 『Θ 11番ホームの妖精』シリーズ
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 夜長姫 むすぶと相思相愛の文庫本、『夜長姫と耳男』が宿す声。むすぶの脳内イメージでは艶やかな着物を纏った、美しい少女として現れる。非常に独占欲が強く嫉妬深い。むすぶが他の本を読もうとすると著しく機嫌を損ね、物騒な呪いを掛けてくる。
評価が分かれる点・問題点
編集部
ヒロインの夜長姫(表紙の少女)のビジュアルはむすぶの脳内イメージで、作中には声だけが登場する。活字をなでる、ページをめくるといった日常動作を敢えてフェティッシュに表現しているものの、本の形態ではそれ以上の接触は望むべくもない。 そんな非実在ヒロインの設定を好意的に受け入れられるかどうかが評価の分岐点。また、推理ものとして読むと致命的にロジックが弱い。むすぶの推理にせよ妄想が飛躍したこじ付けの域を出ないので、広義のミステリーとしてホワイダニットを受け入れられる人にすすめたい。
総評
編集部
文学少女シリーズの続編にあたり設定や世界観が共通しているので、文学少女の愛読者はノスタルジーを呼び起こされる。本と人の願いを叶える為身を惜しまず力を尽くすむすぶを筆頭に、嫌な奴が出てこないのも好ましい。 文学少女のレギュラー枠だった姫倉麻貴の息子や娘、大人になった竹田千愛&櫻井流人の現在を拝めるのも嬉しいサプライズ。
ストーリーの説明
編集部
物心付いた頃から本の声が聞こえる高校生・榎木むすぶが、本の訴えに応じて問題解決の為に奔走するビブリオミステリー。文学少女シリーズの子世代の続編に当たりテイストを引き継いでいるので、文学少女の愛読者は楽しめる。
キャラクターの説明
編集部
文学少女に比べドロドロ少なめ、ヤンデレヒロインの登場率も低い。本に性格を付与し擬人化する発想が独創的。
設定・世界観の説明
編集部
文学少女と共通の世界観。主人公は本の声が聞こえる特殊能力持ちだが、それ以外は現代日本と変わらない。
話題性の説明
編集部
残念ながら殆ど話題にならなかった。シリーズ最新作は2021年で、以降新刊が発売されてない。
初心者向けの説明
編集部
難しい表現は殆ど用いられておらず、扱われる本も絵本・ラノベ・古典と多岐に亘るので、活字に馴染みのない読者でも入りやすくなっている。キャラクターも好感が持てる造形。
読後感のよさの説明
編集部
いわゆる日常の謎がメインテーマで人が死んだり殺されたりと言った惨劇は起こらない為、ショッキングな描写が苦手でも安心して読める。キャラクターの頑張りがちゃんと報われる展開もポイント。
テンポの良さの説明
編集部
連作短編集なのでやや物足りなさを感じるのがネック。重厚な人間ドラマを求める人には向かない。
読みやすさの説明
編集部
易しい文章で書かれていてとても読みやすい。
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星評価・感想
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