属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
A (3)
設定・世界観
A (3)
話題性
A (3)
初心者向け
A (3)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
A (3)

短評・キャッチコピー

編集部

自分の探偵行為は周囲の人を傷付けていないか?悩める主人公が出会ったのは、不運にも冤罪を掛けられた一人の少女だった。

概要

編集部

身勝手な探偵気取りの行為のせいで妹に重傷を負わせてしまって以来、深い後悔に駆られて事件に関わるのを避け続けてきた朝河探。万引き冤罪を掛けられた同級生・青山景を助けたことで、再び「探偵」の能力を発揮し始めるのだが……。

こんな人におすすめ

編集部

青春学園ミステリーが好きな人 「小市民シリーズ」が好きな人 不機嫌なヒロインとお人好しな主人公のラブコメにニヤニヤしたい人 黒歴史がある人 自分が増長したせいで誰かを傷付けてしまった経験がある人

著者情報

編集部

野中春樹は日本のラノベ作家。主に学園ミステリーを手掛けている。代表作は『嫉妬探偵の蛇谷さん』。

イラストレーター情報

編集部

うらたあさおは日本のイラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下。 「あなたを救いに未来から来たと言うヒロインは三人目ですけど?」 「『錬金BOX』で生産&付与無双! なんでも錬成できる箱で無人島開拓はじめます」 「妹の好きなVtuberが実は俺だなんて言えない」 「飛べない鴉と切れない糸」 「人類の未来は英雄ガチャで決まるらしい」

受賞歴

編集部

第18回講談社ラノベ文庫新人賞受賞

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 '''青山景(あおやま・けい)''' 主人公・朝河探の同級生。近寄り難いクール系美少女。偶然通りかかった朝河に万引き冤罪を晴らしてもらった事で急接近し、ある深刻な悩みを打ち明ける。

評価が分かれる点・問題点

編集部

「小市民シリーズ」との類似。

総評

編集部

探偵気取りの行為が祟り妹を傷付けてしまった過去を悔やむ主人公と、そんな彼に救われたヒロインのじれったい恋の行方に、日常の謎を織り交ぜたミステリー。不器用で繊細な景のキャラがいい。ほんの少しビターな読後感が全体を引き締めていた。

ストーリーの説明

編集部

あらすじから米澤穂信の「小市民シリーズ」を連想するラノベ。探偵気取りの行為のせいで妹を傷付けたトラウマを負い、事件への関与を避け続けてきた高校生が、ヒロインのピンチを助けたことがきっかけで「探偵」として出戻ってくるのだが……。

キャラクターの説明

編集部

調子に乗っていた過去の行いを悔やむ主人公と母と確執を抱え孤立するヒロイン、ままならぬ二人の対比が鮮やか。特に主人公の青臭さが際立っていた。

設定・世界観の説明

編集部

米澤穂信「小市民シリーズ」とデジャビュを感じる設定。興味本位の探偵行為を卒業し普通の人間になろうとするも、生来の好奇心と正義感のせいで空回り、その都度相手に深入りしがちな朝河のジレンマが印象的。

話題性の説明

編集部

第18回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作。作者の野中春樹はガガガ文庫から「嫉妬探偵の蛇谷さん」を刊行しており、その意味でも話題になった。

初心者向けの説明

編集部

青春学園ミステリー好きには自信を持ってすすめられる出来栄え。元名探偵の朝河が紆余曲折を経てトラウマを克服し、一度は解体されたアイデンティティーを修復していくさまが、物語に滋味深いカタルシスを与えている。

読後感のよさの説明

編集部

上々。1巻で綺麗に纏めた一方、シリーズ化できそうな余白も残している。

テンポの良さの説明

編集部

ニュートラルな文体で読みやすい。テンションが変に高すぎず、落ち着いているのも好感触。

読みやすさの説明

編集部

地の文と会話のバランスは良い。前提知識がなくても読める。

巻一覧

ISBN 4061987143

星評価・感想

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