西暦2016年の国際都市ミリオポリスを舞台に、機械化された肉体を持つ〈特甲児童〉たちが、憲兵大隊(MPB)や公安高機動隊(MSS)としてテロや重犯罪、都市を揺るがす陰謀に向き合うシリーズです。中心となるのは涼月、陽炎、夕霧らの少女たちで、任務の現場で事件を追ううちに、過去に結びつく断片や組織間の対立が浮かび上がります。戦闘と捜査が並行し、都市機能の混乱や情報汚染への対処も物語の軸になります。複数の部隊と人物が交差し、ミリオポリスの事件と因縁が広がっていく構成です。後半ではMPBとMSSの連携、都市全体を巻き込む局面へと話が集約されます。最終巻は本編の決着を描く形です。続編・外伝の区分はこの入力では確認できません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 伏線回収と因縁の収束が大きな見どころで、シリーズを追ってきた読者ほど手応えが強い。
- 戦闘の密度が高く、列車・都市・スナイパー戦など場面ごとの見せ場が多い。
- 少女たちと大人たちがそれぞれの立場で動き、群像劇としての厚みがある。
- ただ強いだけでなく、前へ進む意志や仲間とのつながりが物語の芯になっている。
- 終盤に向けて熱量が一気に上がり、感動と爽快感を両立している。
こんな人におすすめ
- シリーズを最初から追っていて、積み上げた設定や関係性の回収を楽しみたい人。
- 連続する戦闘と濃いドラマをまとめて浴びたい人。
- 少女たちの成長や、仲間同士の呼応に強く惹かれる人。
- ハードな展開でも、最後に希望の余韻が残る作品を求める人。
- 情報量の多い長編をじっくり読み進めるのが好きな人。
人を選ぶポイント
- 物語の密度が高く、上下巻や分冊を含めてかなりボリュームがある。
- 既読前提の要素が多く、途中巻から入ると関係性や用語を追いにくい。
- 追い詰められる展開や重い局面が続き、読後感はかなりシリアス寄り。
- 戦闘や作戦描写が多く、会話中心の軽い読み味を期待すると重く感じやすい。
- 途中で区切りが強く、巻ごとの完結感より次巻への引きが勝つ場面がある。
テンポ・読後感
- 冒頭から終盤まで加速し続けるような疾走感がある。
- 目まぐるしく視点や戦場が切り替わり、息つく間が少ない。
- 重苦しい局面が続いても、要所で一気に熱が上がる。
- 終盤は怒涛の展開で押し切り、最後に余韻を残す。
- 全体としてはハードだが、希望の光を残す手触りが強い。
キャラクターへの評価
- 涼月は「前へ進む」軸を体現する存在として強く印象に残る。
- 鳳や雛、水無月、乙、陽炎など、各キャラに見せ場と成長の手応えがある。
- 大人側も作戦や立ち回りで存在感があり、単なる脇役に収まらない。
- 追い込まれた状態から踏み出す姿が多く、精神的な強さが際立つ。
- 仲間同士の呼びかけや合流の場面が、キャラの魅力を一段引き上げている。
巻一覧
この巻のあらすじ
西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊(MPB)に所属する涼月、陽炎、夕霧は今日もささやかな休息を寸断され、テロリスト集団と対峙していた。機械化された肉体を武器に重犯罪者と戦う〈特甲児童〉、だがその心にはいまだに癒えぬ痛みがある。単純に見えた事件の奥に過去へと繋がる断片を見出し、独自の調査へ乗り出す少女達。事態は重大な局面へ……。『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の衝撃的ライトノベル、新シリーズ突入第1弾!
この巻のあらすじ
公安高機動隊(MSS)の鳳、乙、雛は、突如発生した囚人護送バス襲撃事件の鎮圧に出動する。些細な事件と思われていたが、憲兵大隊(MPB)の涼月、陽炎、夕霧を巻き込んで、事態は予想外の展開を見せ始め!? ※2014年8月から2015年2月までAmazonのKindle連載にて配信されたものを、加筆・修正のうえ二冊に分冊したものが底本です。
この巻のあらすじ
それぞれの戦場で敵と対峙する公安高機動隊(MSS)の鳳、乙、雛は、特甲児童の能力を発揮して所在不明のAP爆弾を追う。やがて囚人護送バス襲撃事件に端を発する陰謀の正体に肉薄するが3人だったが――。 ※2014年8月から2015年2月までAmazonのKindle連載にて配信されたものを、加筆・修正のうえ二冊に分冊したものが底本です。
この巻のあらすじ
「前へ進み続けろ!! 真っ直ぐ前へ――!!」 西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊の涼月は、敵の情報汚染への対抗ユニットを目標地点に運ぶため、機能不全に陥った都市を蒸気機関車で驀進する。そのころ、仲間2人――陽炎/夕霧もまた、のっぴきならない危機に直面していた。やがて散り散りになった仲間たちは集い、全ての事象はひとつに収束していく――。機械化された肉体を武器に闘う少女たちの物語、いよいよ最終章!!
この巻のあらすじ
「あたし達は大丈夫だ!真っ直ぐに行くぞ!」 涼月(スズツキ)の咆哮を合図に、憲兵大隊(MPB)+公安高機動(MSS)隊の特甲児童達は戦火の街・ミリオポリスを駆け抜ける。都市を壊滅の危機に陥れた主犯格+特甲猟兵達をひとり残らず倒すべく、善きつながりの感覚とともに最終決戦に臨む少女達。やがて迎える終極で、それぞれの背負った因縁にも決着のときが訪れる――。6人の機械化少女と、ともに戦った数多の戦士達の物語、ついに感動のフィナーレ!!
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