新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座
判定なし
基本情報
- 著者
- 冲方丁
- イラスト
- ヤスダスズヒト
- レーベル
- このライトノベルがすごい!文庫
- 刊行年
- 2011
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- Audible
- 1巻
情報
冲方丁が、自身の作品を手がかりにライトノベルの書き方を整理した創作指南書。『マルドゥック』シリーズや『シュピーゲル』シリーズ、『天地明察』などを例に、発想の起点、人物の置き方、舞台設定の組み立て、物語を形にするまでの考え方を示す。新装版では参照作例が増え、複数の題材を横断しながら創作過程を追える構成になっている。ライトノベルという形式を前提に、題材の選び方や設定・人物の配置をどう考えるかが具体例とともに整理され、作家が作品を構築する現場を単巻で扱う。読者向けの物語ではなく、執筆の考え方と制作手順を確認する内容で、著者の複数作品を並べて比較できる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 自作の制作過程やプロットの組み立てを、実例つきで追える。
- 種書き・骨書き・筋書き・肉書き・皮書きなど、創作の段階が整理されていて把握しやすい。
- 砕けた語り口で読みやすく、講座ものとして肩ひじ張らずに入れる。
- 作品ごとの考え方や迷いが見えるため、創作の裏側をのぞく楽しさがある。
- ラノベだけでなく、物語づくり全般の考え方にも触れられる。
こんな人におすすめ
- 小説やラノベを書いてみたい人。
- まず一作を形にしたい初心者や、書き始めの背中を押してほしい人。
- プロのプロットや構成の実例を見たい人。
- 冲方丁の作品が好きで、制作背景にも興味がある人。
- 創作の基礎をざっくり整理したい人。
人を選ぶポイント
- 技術書として細かな文章表現を深く学ぶ本ではない。
- かなり著者個人の実践に寄った内容で、一般化しにくい部分がある。
- 作品を知らないと、プロット紹介の章はやや入りにくい。
- 初心者には天才肌に見えて、真似しづらいと感じる箇所がある。
- 実践的な助言はあるが、即効性のあるノウハウ集としては期待しすぎない方がよい。
テンポ・読後感
- 章立てや講座形式で進み、説明はテンポよく読める。
- 語り口は軽めで、堅い指南書より親しみやすい。
- プロット公開や制作メモの紹介が多く、読み物としての面白さが強い。
- 途中で実例やコラムが挟まれ、単調になりにくい。
- 全体として「学ぶ」より「書いてみたくなる」後押しの空気がある。
キャラクターへの評価
- 著者は教える先生というより、実践を見せる案内役として受け取られている。
- 作品づくりに対して誠実で、育てようとする姿勢が伝わる。
- 自分のやり方を率直に開示するタイプで、親しみやすさがある。
- 発想や組み立てが独特で、天才肌・個性派として映りやすい。
- 読者側は、著者の考え方に刺激を受けつつも、そのまま再現は難しいと感じやすい。
巻一覧
新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座
この巻のあらすじ
「マルドゥック」シリーズなどでおなじみの冲方丁(うぶかたとう)さんが、自らの作品をベースにラノベの書き方を開陳した『冲方丁のライトノベルの書き方講座』が書籍化。新たに「シュピーゲル」シリーズ、『天地明察』などを加え、現役作家ならではの視点や、実際に作品をつくりあげていく具体的な様子がわかる、ライトノベルの書き方指南書の決定版です。
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