大学生の朝倉僚が、見知らぬ密室で目を覚ますところから始まるサスペンス作品。首に巻かれたワイヤーと失われた直前の記憶を手がかりに、集められた人々は、かつて制作が頓挫したゲームアプリ【SOD】の開発者として、プレイヤーを“演じる”ことを命じられる。舞台は、記憶の空白を補いながら矛盾を起こさないよう行動することが求められる閉鎖空間で、時間の抜け落ちと役割の強制が物語の軸になる。土橋真二郎のMW文庫デビュー作『殺戮ゲームの館』に連なる≪密室≫シリーズとして位置づけられている。|シリーズは本作1巻で構成され、続編・外伝・短編の情報はない。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 密室サスペンスを読みたい人 - 記憶喪失を軸にした物語に興味がある人 - ゲーム開発者やゲーム的ルールが絡む設定が気になる人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • ゲームアプリをリアルな命懸けのルールに置き換える発想が目を引く。
  • タイムリープや時間軸のズレを使った仕掛けが複雑で、ロジックを追う読み味がある。
  • ゾンビ的な脱出ゲーム感とデスゲームの緊張感が合わさっている。
  • 土橋作品らしい理不尽さやギスギスした空気を期待して読むと刺さりやすい。
  • 既読ファン向けの小ネタやサービス要素を拾う楽しさがある。

こんな人におすすめ

  • 複雑なルールやパズル的な展開を追うのが好きな人。
  • デスゲーム、脱出ゲーム、タイムリープ要素をまとめて楽しみたい人。
  • 理不尽でハラハラする展開を求める人。
  • 土橋作品の作風に慣れていて、重めの空気も受け止められる人。

人を選ぶポイント

  • 時間軸の行き来やルールがかなり入り組んでいて、把握に手間がかかる。
  • 場面のイメージがつかみにくく、文章だけでは追いづらい箇所がある。
  • 登場人物の集められ方や状況の入り口が薄く感じられる。
  • 後味が重く、すっきりした読後感を求めると合いにくい。
  • 期待したタイムトラベルものとは違うと感じやすい。

テンポ・読後感

  • 序盤は設定説明とルール把握で頭を使う。
  • 中盤以降はギスギス感や追い詰められる展開で加速する。
  • 緊張感は高いが、読みやすさはやや難あり。
  • 理不尽さとハラハラ感が前面に出る重めの空気。
  • 進行は速いのに、理解には立ち止まりが必要なタイプ。

キャラクターへの評価

  • 高校生よりも大学生以降の人物のほうが言動が自然に感じられる。
  • 登場人物同士の関係は最初から険しく、空気の悪さが印象に残る。
  • 参加者の理解力や対応力が高く見え、やや現実離れした印象がある。
  • 既読者には名前やモチーフのつながりを拾う楽しみがある。
  • キャラの心情よりも、ゲーム進行や状況のロジックが印象を支える。

巻一覧

演じられたタイムトラベル
2012年11月 ISBN 9784048912075
この巻のあらすじ

大学生の朝倉僚は、目を覚ますと知らない場所に閉じ込められていた。ずきずきと痛む頭、はっきりとしない直前の記憶、首に巻かれた無骨なワイヤー。そして、その場所には“ある共通点”を持つ人間たちが集められていた。 かつて制作の頓挫したゲームアプリ【SOD】 ―― その開発者たちが一同に集められ、ゲームのプレイヤーを“演じる”ことを命じられる。 矛盾を起こせば死 ―― 記憶だけを頼りに“抜け落ちた時間のイベントを補完する”、決死の舞台が幕を開ける! 土橋真二郎のMW文庫デビュー作 『殺戮ゲームの館』 に連なる≪密室≫シリーズ!

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