『ネタバレ厳禁症候群』は、女子高生探偵のアイと助手ユウが事件の真相を追う館ミステリー。遺産相続でもめる一族の館へ向かった二人は、携帯の電波が届かない森の中、雨雲に覆われた閉ざされた環境で刺殺体を発見する。遺体の上に置かれた巨大な鶴の銅像や異様な体勢が最初の手がかりとして示され、謎解きの途中では第二の不可解な殺人や二人への危機も起こる。登場人物の一部に隠された重要な秘密があることも前提に置かれ、読者への挑戦状とともに、事件の推理と人物の秘密の見極めを並行して追う構成になっている。

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  • AI分析(あらすじ)

    館ものの推理や読者への挑戦状がある作品を読みたい人、人物に隠された秘密を軸にした謎解きに興味がある人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • メタ要素を前面に出した、かなり攻めた特殊設定ミステリとして受け止められている。
  • 伏線の張り方があからさまなくらい徹底していて、回収の仕方に驚かされる構成が印象的。
  • ぶっ飛んだ発想でも、解決編ではロジックを通そうとする作りが評価されている。
  • アイ&ユウの会話劇や、百合寄りの軽妙な掛け合いが作品の勢いを支えている。
  • 既存のミステリの型を崩す“怪作”“バカミス寄り”の読み味が刺さる人には強く刺さる。

こんな人におすすめ

  • メタミステリや叙述トリックを楽しむ前提で読む人。
  • ふつうの本格ミステリより、奇抜さや発想の飛び方を重視する人。
  • ラノベ的な会話劇、軽口、百合っぽい空気感が好きな人。
  • 多少の強引さや荒さを含めて、作品の勢いを面白がれる人。
  • 前作の空気を知っていて、シリーズのノリに乗れる人。

人を選ぶポイント

  • 事前知識なしだと、続編であることや作中の仕掛けに戸惑いやすい。
  • メタ発言や同じネタの反復が多く、中盤がだるい・疲れると感じやすい。
  • トリックの発想は強い一方で、説得力や納得感に引っかかる読者もいる。
  • 事件そのものの魅力より、仕掛け優先の作りに見える場面がある。
  • ジェンダー感やキャラのノリが合わないと、作品全体がかなり厳しく感じられる。

テンポ・読後感

  • 序盤から終盤までメタな仕掛けが途切れず、落ち着いて読むタイプではない。
  • 会話は軽快だが、情報量と仕掛けの圧が強く、読み心地はかなり濃い。
  • 中盤は冗長、終盤は一気に畳みかけるような極端な起伏がある。
  • ふざけた空気とロジカルな解決が同居していて、妙な緊張感と笑いが混ざる。
  • すっきり爽快というより、困惑と感心が交互に来るタイプの読後感。

キャラクターへの評価

  • アイ&ユウのコンビは、掛け合いの勢いと百合っぽさで強く印象に残る。
  • 警察官や兄キャラも含めて、ツッコミ役とボケ役の温度差が作品の色になっている。
  • キャラの自覚的なメタ発言が多く、登場人物そのものが仕掛けの一部として機能している。
  • 一方で、キャラの価値観や性別まわりの描写に引っかかる読者もいる。
  • ぶっ飛んだ言動が多いぶん、好き嫌いは分かれるが記憶には残りやすい。

巻一覧

ネタバレ厳禁症候群 〜SO SIGNS CAN'T BE MISSED!〜
2019年8月 ISBN 9784065168233
この巻のあらすじ

これほどのトリック柾木政宗がやらずに、誰がやる。女子高生探偵と助手が挑む奇怪な連続殺人――あなたは真相を見抜けるか?「読者への挑戦状」つき。女子高生探偵のアイと助手のユウは、ひょんなことから遺産相続でモメる一族の館へ。携帯の電波が届かない森の中、空一面を覆う雨雲……外界から閉ざされた館で発見されたのは男の刺殺体だった。遺体に載った巨大な鶴の銅像と被害者の異様な体勢、それらが意味するものとは? 謎解きの最中に第二の不可解な殺人も発生。さらには二人にも魔の手が。やりたい放題ミステリ開幕!「読者への挑戦状」 本作の登場人物数名には、ある重要な秘密があります。私は読者の皆様から、それを巧妙に隠しております。 その秘密は、本作において非常に重要な意義があり、そして作中のあちこちに散りばめられた手がかりに気付けば、誰にでも見抜けることをお約束します。 そのため今ここで、僭越ながら挑戦状を掲げさせていただきます。 登場人物に隠された秘密とは何か。 ぜひ頭をフル回転させて、解き明かしてみてください。 なお、物語の途中で秘密に気付いた聡明な方へ。ネタバレは厳禁でお願いします。 秘密が明かされるには、適したタイミングがあるというものです。 物語のクライマックスだったり、登場人物のターニングポイントとなる瞬間だったり、 そして、事件の真相が明かされるときだったり……。 それでは、ご健闘をお祈りいたします。 作者 拝

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