構造レビュー
星評価
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
編集部
小説家になろうで話題沸騰!魔王討伐の旅の終わりから始まるファンタジーミステリー。
概要
編集部
魔王を討ち凱旋する道半ばで勇者が殺された。犯人は仲間の中にいる?剣と魔法の王道異世界ファンタジーに犯人探しのミステリーをプラスした物語で、インタビュー形式の構成が生きていました。勇者は何故殺されたのか?彼の過去には何があったのか?その真実が明らかになるに連れ、世界の見方がガラリと変わる衝撃が味わえます。雰囲気も落ち着いており、『葬送のフリーレン』好きにすすめたいです。
著者情報
編集部
駄犬は小説家になろうで活動中のラノベ作家。代表作は他に『死霊魔術の容疑者』など。
イラストレーター情報
編集部
toi8は小説・ラノベのイラストを多く手掛けるイラストレーター。温かい空気感を伴った、素朴な画風が人気を集めています。
メディアミックス状況
編集部
YouTubeにてプロモーション動画が公開されています。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 アレス・シュミット 預言に選ばれし勇者。数多の困難の末に魔王討伐の悲願を果たしたものの、王都への帰路で魔物の襲撃に遭い、命を落としたとされています。不断の努力を以て逆境を乗り越えていく、克己の精神が素晴らしいです。彼がそうなった背景には過去の悲劇が関係していました。
総評
編集部
勇者の死から始まる異世界ファンタジーミステリー。ユニークな着眼点を生かした物語は、切なすぎる真実でもって読者の心を掴みました。勇者一行の固い絆と初恋のアレスを追い続けたアレクシアの一途さも素晴らしいです。 一方でミステリー小説としては弱く、ロジカルな推理や緻密な伏線回収を求めると拍子抜けします。ミステリー要素はメッセージ性を引き立てるスパイス程度に考えてください。 全てがわかった後に見直すと、タイトルのダブルミーニングが憎いです。
余談
編集部
話は1巻のみで完結していますが、別キャラ・別視点の続編『誰が勇者を殺したか 預言の章』も発売中です。
ストーリーの説明
編集部
異世界ファンタジーにミステリーを組み合わせたストーリーが斬新。仲間たちが口裏合わせをした、勇者殺しの真実は胸を打ちました。
キャラクターの説明
編集部
底抜けにポジティブで努力家な勇者アレスを筆頭に個性的な仲間たちが揃っています。ドS聖女マリアに完璧主義の騎士レオン、毒舌家の賢者ソロン……それぞれへのインタビューと学院時代の回想が交互に進み、優秀であるが故に人には言えない悩みを抱えた、キャラクター全員に感情移入してしまいました。インタビュアーを兼任するヒロイン・アレクシアの、初恋の人を追い求める情熱も眩しいです。
設定・世界観の説明
編集部
中世ヨーロッパを彷彿とさせる剣と魔法の王道ファンタジーな世界観。主人公たちの目的もシンプル。一部タイムループ要素を含むものの、ファンタジーのフォーマットからは逸脱していません。
話題性の説明
編集部
作者の駄犬は小説家になろうで活動中。本作を含め複数のweb小説がほぼ同時に書籍化されヒットした、注目の新人でもあります。 amazonレビューの評価は1766個を超えており、話題性は抜群です。
初心者向けの説明
編集部
文章は平易で読みやすくキャラクターも魅力的なので初心者におすすめ。『ドラクエ』プレイヤーも馴染みやすいです。
読後感のよさの説明
編集部
主人公一行を含め悪人が存在しないので読後感は爽やか。別天地で人生を仕切り直すことにした、アレスの門出を祝福したくなりました。
テンポの良さの説明
編集部
1巻で綺麗に纏まっています。欲を言えばテンポが良すぎて駆け足で終わってしまったのがもったいない。勇者一行が旅の途中で経験した出来事や学院時代のエピソードをもっと知りたかったです。
他のおすすめ作品
巻一覧
関連ニュース
『誰が勇者を殺したか』『あそびのかんけい』など先週の重版情報
3月22日~3月28日の重版情報として、『誰が勇者を殺したか』第1・3巻、『あそびのかんけい』第1~3巻などが取り上げられています。
『誰が勇者を殺したか』3巻発売と第2弾企画情報を解禁
『誰が勇者を殺したか』最新3巻発売決定 ゲームビジュアル&楽曲プロジェクト第2弾の新情報も解禁
『誰が勇者を殺したか』3巻発売決定、99円セールも開催
『誰が勇者を殺したか』シリーズの最新3巻『誰が勇者を殺したか 勇者の章』が5月30日に発売決定。これを記念し、BOOK☆WALKERで1巻・2巻の電子版を99円で読める3日間限定セールも実施されます。
【先週の重版】『誰が勇者を殺したか』1~2巻など
3月16日~3月22日の重版情報を紹介。『誰が勇者を殺したか』第1~2巻、『魔術探偵・時崎狂三の事件簿』などが対象。
『誰が勇者を殺したか』駄犬先生インタビュー、続編や創作の原点を語る
『誰が勇者を殺したか』が「次にくるライトノベル大賞2024」文庫部門5位に入ったことを記念した、駄犬先生のスペシャルインタビュー。作品の発想、続編、創作の背景や今後の予定を紹介。
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