魔神が目覚めると世界を救う六人の勇者が選ばれるという伝承のもと、地上最強を自称する少年アドレットが六花の勇者に名を連ねる。だが約束の地には七人が集まり、霧幻結界に閉じ込められた一行は、誰か一人が敵かもしれない状況で魔神復活の阻止と「七人目」の正体を追う。神殿、神言、聖具『黒の徒花』、凶魔や屍兵が絡み、各人物の思惑と作戦が交錯する。アドレット、フレミー、ナッシェタニア、ゴルドフ、モーラ、ハンスらの立場が揺れ、疑いと協力が入れ替わりながら進む。外伝短編集『archive 1』では、勇者になる前の姿や日常も補われる。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
勇者の偽物は誰だ?疑心暗鬼の心理戦
編集部
運命の神によって選ばれた6人の勇者。が、約束の地に集まったのは7人だった。自称地上最強のアドレット・マイアは、いずれ劣らぬツワモノ揃いの勇者候補の中から偽物を見付け出せるのか?
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
『誰が勇者を殺したか』のような異世界ミステリーが好きな人 宮城のイラストが好きな人 群像劇が好きな人 推理に頭を使いたい人
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AI分析(あらすじ)
勇者選抜や裏切り者探しのあるファンタジー、神殿や聖具の設定、複数人物の思惑が交錯する構成が気になる人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
山形石雄は日本のラノベ作家。『戦う司書と恋する爆弾』でスーパーダッシュ文庫からデビューした。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
宮城(テルイ)は日本のイラストレーター。ソリッドな質感を備えた水彩イラストに定評あり。イラストを手掛けたラノベは以下。 * されど罪人は竜と踊る (浅井ラボ著/角川スニーカー文庫)(宮城名義) * トワ・ミカミ・テイルズ(日下弘文著/富士見ファンタジア文庫)(宮城名義) * ゼロ・イクステンド(赤井紅介著/スーパーダッシュ文庫)(宮城名義) * シャギードッグ(七尾あきら/GA文庫)(宮城名義) * 骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡(五代ゆう著/富士見ファンタジア文庫)(宮城名義) * ABC殺人事件(アガサ・クリスティ著/百々佑利子文/ポプラ社刊ミステリーボックス)(照井葉月名義) * オリエント急行殺人事件(アガサ・クリスティ著/百々佑利子文/ポプラ社刊ミステリーボックス)(照井葉月名義) * SFセレクション6変身願望 (赤木かん子編/ポプラ社刊SFセレクション)(照井葉月名義) * ホーンテッド・ホテル―Replace (柏枝真郷著/幻狼ファンタジアノベルス)(宮城名義) * イミテーション スカイ(本田仁美著/幻冬舎ルネッサンス)(宮城名義) * 吉祥寺よろず怪事請負処 (結城光流著/KADOKAWA(単行本)→角川文庫)(宮城名義)
編集部
魔王の三度目の復活が予言された異世界を舞台に、7人の勇者候補の中から偽物を見付け出し、自らの身の潔白を証明せんと奮闘する主人公を描いたストーリー。 密室劇やデスゲームの要素も持ち合わせ、次々と明らかになる登場人物の意外な過去や思惑、水面下で繰り広げられる駆け引きにページをめくる手が止まらなかった。
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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六花の勇者の7人目の正体は? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ファンタジー世界観に「七人目の偽勇者は誰か」という密室サスペンスを組み合わせた、読み物として珍しい構成。
- 登場人物が個性的で覚えやすく、群像劇として各巻ごとに焦点が移る読み方が楽しい。
- 敵側の策謀が蜘蛛の巣のように張り巡らされ、疑心暗鬼のまま駆け引きが続く緊張感が作品の核だ。
- 本編とは対照的な日常・前日譚でキャラの素顔や背景が掘り下げられ、愛着が深まる。
- 手がかりが積み重なりパズルがはまっていく快感と、絶体絶命の危機を各キャラの機転で突破する熱さの両方を味わえる。
こんな人におすすめ
- 異世界ファンタジーにミステリー・心理戦の要素を求める読者向きだ。
- 単一主人公より、複数キャラの視点や関係性の揺れを追う群像劇が好きな人に合う。
- 推理そのものより「誰を信じ、誰を疑うか」のサスペンスや駆け引きを楽しみたい読者に向いている。
- キャラの人間性や忠誠・信頼・裏切りといった感情の揺れに共感したい人にもおすすめだ。
人を選ぶポイント
- 偽勇者探しと仲間間の疑心暗鬼が長く続き、同じパターンの心理戦に疲れる・蛇足に感じる。
- 純粋な本格ミステリーとしては、突飛なキャラクター性と発言精査が混ざり、手がかりの整理が難しい。
- 大きな敵との決着や全体の進展が後ろにずれ込み、テンポがもどかしい・スカッとしない展開が続くと感じる読者もいる。
- ネタバレ情報(百科事典など)を先に見ると驚きが半減するため、未読のまま入る方がよいという注意がある。
- 本編の完結時期や続刊について、情報が少なく不安視する声も見られる。
テンポ・読後感
- 全体としては読みやすくテンポ良く進む一方、魔哭領など長期攻防では前に進みにくく、物語が長編化する印象を持つ読者が多い。
- 一度疑念を抱くと何気ない言動まで怪しく見える、薄氷の上を歩くようなヒリヒリした雰囲気が続く。
- 大ピンチ→策謀→一時的な区切り→また新たな疑念、という波状の展開で、緊張と徒労感が交互に来る読み味だ。
- 戦闘・探索パートと心理戦パートが交錯し、ファンタジー冒険譚としてもサスペンスとしても起伏が大きい作品だ。
キャラクターへの評価
- アドレットはまっすぐで探偵役として物語を牽引し、読者から好意的に語られることが多い。
- フレミーは信頼と疑念の狭間で揺れる描写が印象深く、感情面での読みどころだ。
- テグネウは策謀の手数と執念が際立ち、強敵として物語の緊張感を押し上げる存在だ。
- ゴルドフやハンスなど、忠誠・信念・裏表のあるキャラに巻ごとの深掘りがあり、群像の厚みが評価されている。
- モーラは抜けた一面がありつつ要所でまとめる存在として人気で、チャモは「最強」設定なのに活躍機会が少なくもどかしい。
巻一覧
この巻のあらすじ
「黒の徒花」の情報を手にしたアドレットだが、その内容に思い悩み、その取り扱いに逡巡する。六花の勇者たちはテグネウの追っ手を退けつつ“運命”の神殿にたどり着くが、そこで予想だにしない人物に出会う。伝説に聞く、一輪の聖者がいたのだ。そして一輪の聖者の周囲にある神言を読み解くと、「黒の徒花」に関わるテグネウのさらなる一手が判明する。自分たちが危機的な状況にあると知ったアドレットはそこで「黒の徒花」の内容を語り、対策を議論しようとするのだが、その矢先に、フレミーが衝撃的なひと言を放つ。究極の選択を迫られたアドレットの答えとは…!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第5幕!
この巻のあらすじ
【TVアニメも大反響!】伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第6幕! 最強か、凡人か。勝者か、敗者か。〈運命〉の神殿で分裂した六花の勇者たちに、テグネウの本隊が迫っていた。六花たちはアドレットを中心に作戦を練るが、限られた戦力で厳しい状況を打破するため、リスクの高い作戦を取らざるを得ない。一方、テグネウは凶魔の大軍による物量攻撃と共に、「愛」の力を利用した心理的な揺さぶりを掛けてくる。絶対的不利の状況で死闘を繰り広げる六花たち。どこまでも自らの美学に執着するテグネウ。そしてついに「七人目」のすべてが明らかになる! 世界を救うことを誓い、復讐に命を懸けてきた少年に突きつけられた真実とは!?
この巻のあらすじ
ナッシェタニアがけしかけるゴルドフの恋人探し(?)、ハンスの殺し屋稼業、万天神殿でのモーラたちの日常、凶魔として生きるフレミーの乙女心、少年アドレットの夢……。六花の勇者たちの「勇者以前」を描く短編集!
この巻のあらすじ
闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットでー。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動。
この巻のあらすじ
「七人目」だったナッシェタニアは去ったが、ロロニアという少女が現れ、またもや七人になってしまった六花の勇者たち。魔神再起までのタイムリミットが迫っており、疑心暗鬼はぬぐえないまま、魔哭領の奥へと進む。するとそこへ一体の凶魔が現れ、モーラに「君には時間がない」と告げる。そらに凶魔を束ねる統率者の一体、テグネウが六花の勇者の前に突如現れる。それは「七人目」の関わる策略なのか!?混乱の中で激闘が始まる。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第2幕。
この巻のあらすじ
テグネウの脅威にさらされたまま、魔哭領を奥へと進む六花の勇者たち。その道中、ゴルドフが突如「姫を助けに行く」とだけ告げ、アドレットの制止を振り切って姿を消す。不可解なゴルドフの行動に、六花は再び混乱に陥る。ゴルドフが「七人目」なのか、それとも何かの策略にはめられているのか…!?さらに、再び現れたテグネウは凶魔たちの内紛について語り、挙句に自分と手を組まないかと提案をしてくる。果たしてその真意とは?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第3幕。
この巻のあらすじ
「七人目」の脅威がいまだ残る六花の勇者たちは、ドズーの話から、テグネウの策略の一端を知る。「黒の徒花」とよばれる聖具が、「七人目」に関する重大な手掛かりであるというのだ。アドレットはその聖具が造られた神殿へ向かい、正体を暴くことを決める。一方、テグネウは六花の勇者を阻止するため、人間を兵器に作り替えた『屍兵』を動員する。『屍兵』の中にはアドレットの故郷の人間も含まれていることを知ったロロニアが『屍兵』を救う方法はないか、と言い出し…!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第4幕!
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