不良少年・柔沢ジュウを中心に、見知らぬ少女・堕花雨や同級生の如月美夜、斬島雪姫らが関わる連作サスペンスです。舞台は現代の街と学校で、連続殺人や通り魔、いじめ、幼い少女を狙う凶悪事件など、人の心の歪みが引き起こす出来事が軸になります。ジュウは事件に巻き込まれながら、雨の奇妙な言動や周囲の人物との関係を通して真相に近づいていきます。各巻は独立した事件を扱いながら、ジュウと雨をめぐる関係性と、日常の外側にある不穏な事件がシリーズ全体をつないでいます。新装版では既刊の物語がまとめて読めます。続編・外伝・短編の区分は提示されていません。新装版では既刊6冊が収録されています。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
電波的なメカクレ彼女に熱愛される不良が行く先々で事件に巻き込まれて……。
編集部
妄想全開な電波少女と望まざる主従契約を結んでしまった不良少年が、猟奇的な殺人事件に巻き込まれるサスペンス。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
異常な思考回路を持った殺人鬼が暗躍するサイコホラーが好きな人 健気で一途な電波ヒロインにストーキングされたい人 無口無表情なメカクレっ娘萌えな人 一見ぶっきらぼうだが中身は熱血な不良が好きな人 ワルぶってても根は真っ直ぐな主人公が好きな人 裏社会が絡む話が好きな人
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AI分析(あらすじ)
- 現代の事件ものを読みたい人 - 学園と街を舞台にしたサスペンスに関心がある人 - 不良少年と不思議な少女の関係が軸の物語を探している人
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
山本ヤマトは日本のイラストレーター兼漫画家。片山憲太郎の『[[紅 kure-nai
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
OVA『電波的な彼女〜幸福ゲーム〜』が全1巻発売されている。平岡滉史が作画担当のコミカライズは全2巻完結済み。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第3回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞。投稿時のタイトルは『電波日和』。
編集部
サイコホラーが好きなら必読。主人公ジュウの情の厚さや弱者に向ける思いやりが好ましい。電波ヒロインのぶっ飛んだ言動にもぞくぞくする。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 凄惨な事件を軸にしつつ、キャラクター描写の厚みで読者を物語に引き込む構成が評価されている。
- 比喩や文章力が秀でており、暗いテーマでも驚くほど読み進めやすい。
- ミステリの要素を含むサイコサスペンスとして、日常に不穏さがにじむ展開が新鮮だ。
- 主人公の信念や対悪への姿勢に共感できる。
- ゼロ年代の作品ながら再読価値が高く、長く読み継がれる理由がある。
こんな人におすすめ
- サイコサスペンスやダークな青春物語が好きな読者向け。
- 一見不良でも根は真っ直ぐな主人公と、電波系ヒロインの関係性を楽しみたい人。
- 本格推理より、人物とテーマ(幸福・正義・人間の汚さ)を味わいたい読者。
- 典型的なラノベ調より、小説としての描写力や会話のテンポを重視する人。
- 残酷な現実を「知る物語」として受け止められる読者。
人を選ぶポイント
- 未成年被害や凄惨・グロテスクな描写が強く、作品選びを必要とする。
- 事件の真相や余韻が重く、救われない後味になる。
- ヒロイン側が強すぎる・万能に感じるという不満も一部ある。
- 悪役の狂気が自覚的すぎて脅威感が薄いという批評がある。
- 序盤と終盤で作風が変わるため、期待とずれる可能性がある。
テンポ・読後感
- 会話が多くテンポよく読める一方、事件が深まるほど不穏さと重さが増していく。
- 序盤はコミカル寄りの紹介から入り、後半はミステリー小説並みのシリアスさに移行する。
- 一本道のストーリーでも伏線回収や人物の思考の流れが滑らかだ。
- 真相を追うほど不安が増し、気休めの言葉も許されない空気感が特徴的だ。
- ラノベに見えにくい落ち着いた文体で、サスペンス色の強い読後感が残る。
キャラクターへの評価
- 柔沢ジュウは不良装いの優しい青年として高評価で、信念や人間臭さ、周囲を動かす存在感がある。
- 堕花雨は電波系だが演じているようにも見えるキャラとして、忠誠心と一途さが魅力だ。
- 雪姫は後半登場で、印象的な台詞やキャラクター性が支持されている。
- 光や委員長など、比較的まともな女性キャラもおり、女性陣は個性が強い。
- 登場人物は信念を持って描かれ、善悪双方に共感できる描写。
巻一覧
この巻のあらすじ
人の心の闇を描く、電波系サスペンス、片山憲太郎の衝撃のデビューシリーズが新装版で登場! ケンカ上等の不良少年・柔沢ジュウは、突然見知らぬ少女に忠誠を誓われた。電波系の彼女・堕花雨の奇妙な言動にジュウは戸惑う。さらにクラスの人気者・如月美夜を加え、ジュウは振り回される一方。 ある時、連続通り魔殺人の現場に居合わせたジュウは、雨が怪しいと疑い始める。
この巻のあらすじ
知り合ったばかりの幼い少女が “えぐり魔"の餌食になってしまった。憤りを感じ、犯人を捜し始めるジュウ。 お供には自称ジュウのしもべである雨、ではなく、その友人・雪姫が。彼女もまた雨に劣らず不思議な雰囲気を持ち、ジュウを翻弄していく。 驚愕の事件の真相に、ジュウはどうすることもできないのか? 人の心の闇を描く、電波系サスペンス、第2弾!
この巻のあらすじ
些細な嫌がらせも、積み重なると苦痛になる。人に恨まれる心当たりのあるジュウはあまり気にせずやり過ごしていたが、ついに限界に達し、雨をつれて犯人探しを始める。 人の弱さが歪んだ強さに変わる恐怖、犯人の行動理念に驚かされる! 人の心の闇を描く、電波系サスペンス第3弾!!
この巻のあらすじ
見知らぬ少女にいきなり忠誠を誓われた、不良少年の柔沢(じゅうざわ)ジュウ。 堕花雨(おちばな あめ)と名乗る彼女の奇妙な言動に振り回されながらも、ジュウは徐々にその存在を受け入れていく。気がつけば、何かとちょっかいを出してくる同級生・紗月美夜(さつき みや)との3人の、不思議な関係が構築されていた。しかし、巷(ちまた)を騒がす連続殺人に巻き込まれてから、ジュウは雨に不審を抱くようになり…。人間の歪(ゆが)みが起こす、驚愕のサスペンス!
この巻のあらすじ
柔沢(じゅうざわ)ジュウが街で出会ったのは迷子の幼女・鏡味桜(かがみ さくら)。その日、桜は眼球のみを奪う凶悪犯「えぐり魔」の餌食にされてしまう。桜から目を離したことに責任を感じたジュウは、「えぐり魔」を捜し出すことを決意。彼に忠誠を誓う堕花雨(おちばな あめ)の友人で、不思議な雰囲気を持つ斬島雪姫(きりしま ゆきひめ)という少女の協力を得ながら、ジュウは事件について調べを進めていく。犯人逮捕は不可能といわれるこの事件の真相とは!?
この巻のあらすじ
無差別イジメに巻き込まれたジュウ。次第にエスカレートしていく嫌がらせに苛立ちが募(つの)るなか、雨(あめ)の妹・光(ひかる)も被害に遭っていると知り、ジュウはついに犯人捜しを始める。雨たちの協力を得ながら突き止めたのは、ある奇妙な集団。その集団を統(す)べる不可解な行動理念に翻弄(ほんろう)され、ジュウは絶体絶命の危機に…!? 人間の弱さが引き起こす、電波系サスペンス!
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