現代の裏社会を舞台に、強奪事件に関わった男たちが正体不明の襲撃者に追われる物語です。3年前の中華系マフィア襲撃と3億円強奪を起点に、繁華街の路地裏で起きる殺人や失踪、街でささやかれる「バニーガール」の噂が重なります。中心人物は事件の当事者たちで、逃走と応戦を続けながら、誰が何のために動いているのかを探ります。物語は金、ダイヤモンド、傭兵部隊、複数の組織が絡む争奪へ広がり、暴力と取引が交差する構図で進みます。#2では違法ダイヤを巡る動きが加わり、各勢力の思惑がさらに入り組みます。バニーガールの介入も続き、抗争の輪郭が広がっていきます。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
正体不明の殺人ウサギが鬼畜外道な悪党どもを殺戮していく復讐ノワール。
編集部
チャイニーズマフィアの金庫番一家+用心棒を惨殺し現金を強奪した男女6人を、正体不明・神出鬼没なバニーガールが誅殺していくピカレスクノワール。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
ノワール小説やハードボイルド小説、ピカレスクロマンが好きな人 鬼畜外道な悪党どもが惨たらしく散る復讐譚が好きな人 ボーパルバニーの殺人キックを受けたい人 ストイックな肉弾戦を楽しみたい人
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AI分析(あらすじ)
- 現代の裏社会や犯罪組織を扱う物語が気になる人 - 強奪事件を起点にした抗争劇を読みたい人 - 複数勢力が絡むバイオレンス要素のある話を探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
江波光則は日本のラノベ作家。主にガガガ文庫で活動中。ラノベらしからぬハードボイルドな作風に定評あり。代表作は以下。 ・『魔術師スカンク』シリーズ ・『デスペラード ブルース』シリーズ ・『パニッシュメント』 ・『屈折する星屑』 ・『ストレンジボイス』 ・『ペイルライダー』 ・『我もまたアルカディアにあり』 ・『ソリッドステート・オーバーライド』
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
ラノベらしからぬ硬質な文体や殺伐とした世界観がコアな読者を掴んで離さない。神出鬼没のボーパルバニーと、彼女に狙われた悪党どもの末路には諸行無常を感じる。 登場キャラクターの大半が倫理観のぶっ壊れた鬼畜外道なので、凄惨な最期を遂げても心が痛まないのが長所。肉体の極限に挑む格闘シーンは迫力満点。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
バニーガール姿の殺し屋が、破滅や暴力に傾いた悪党たちと肉弾戦を繰り広げる、ノワール調のアクションが強みだという声が多い。打撃・格闘技の描写が細かく、ラノベでは珍しいほど「ガチ」な戦闘シーンとして高く評価されることがある。救いのないクズどもが自分の美学や欲望に従って突き進む群像劇で、因果応報や破滅の美学を味わえる点も支持されている。表紙や設定のギャップ(ミステリ風に見えて実態はハードなバイオレンス)が、B級映画のようなシュールさとして楽しめるという意見もある。
こんな人におすすめ
ノワール小説やハードボイルド、ピカレスクロマンを好む読者向きだという声が多い。退屈より死・暴力を選ぶヤンキー気質のキャラクター群と、圧倒的な強さのヒロインによる殺し合いを味わいたい人に合うとされる。格闘・筋肉描写や『バキ』系の荒々しいバトルが好きな読者にも刺さるという意見がある。逆に、謎解きや救い・懲悪を期待する読者、表紙のイメージ通りの軽さを求める読者には合わない可能性があるという声も見られる。
人を選ぶポイント
容赦ない暴力・グロ描写が多く、救いやカタルシス(懲悪)を求めると物足りないという声がある。登場人物や組織が増える続編では、関係性や陣営の把握が難しく、読みにくさを感じるという意見もある。一人称や視点の切り替えが多く、誰が誰か判別しづらいという指摘がある。ウィザードリィ等のオマージュ要素は、元ネタに詳しくないと意味が伝わりにくいという声もある。
テンポ・読後感
表向きは淡々と進む一方、戦闘や独白は微細に描かれ、読み飛ばしにくい重めのテンポだという声が多い。内面描写や人生観・死生観の語りが長く、外見はラノベでも中身は暗黒小説に近い読み味だとされる。一気に畳みかける暴力と、妙に清々しい・爽快な読後感が同居する、独特のカタルシスを感じるという意見がある。続編では陰謀や三つ巴の要素が増え、前作より複雑でゴチャゴチャした展開になるという声もある。
キャラクターへの評価
バニーガール(呂小丑/ロ・シャオチョウ)は、可愛らしい見た目と破壊的な強さのギャップが印象的で、ターミネーター的な恐ろしさと打撃の冴えが評価される一方、萌え要素は薄く、むしろ哀れさや孤独を感じるという声もある。悪党側は単なる悪役ではなく、子供っぽい欲望や退屈嫌い、破滅への傾倒など個性が強く、憎めない・妙に魅力があるとされる。続編では巫女や多様な「コスプレ」系の強者が登場し、属性キャラ同士の乱戦も話題になることがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
今宵も、バニーガールがやってくる。
――3年前、とある6人組が、中華系マフィアの金庫番一家を強襲し、3億円を強奪した。 その事件は、闇にのまれ、以降ニュースに取り沙汰されることもない。
それから波風の立たぬ生活を送っていた俺たちだが、ある日仲間うちの一人が、繁華街の路地裏で首を切られて死んでいた。 心当たりは、もちろんあった。 愉快犯で、たまたま仲間が殺されただけ、そんなことも考えた。 だが、同時にまた一人、仲間が消えた。
完全に、クロだった。 狙われているのは、俺たちだった。
そして、街には不思議な噂が流れ始める。 バニーガールが、殺しに来る、と。 華奢な見た目を装った、バニーガールが襲いに来る、と――。
決して犯してはいけなかった罪を、きっと犯してしまったのかもしれない。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。 俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。
――そして今宵も、彼女はやはり、やってくる。 ピンヒールを優雅に履いて、レオタードに身を包み、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。 そうだ、彼女がやってくる。 バニーガールがやってくる。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
首切り兎、再び。入り乱れるは血と硝煙。
ある傭兵部隊が盗み出した30億円相当のダイヤモンド。 正規登録されていない違法ダイヤモンドを現金に換えるべく、彼らがダイヤを輸送している途中に事件は起きた。 バニーガールの強襲。つまり呂商会の介入。 一刻を争う傭兵部隊は、日本に人員を派遣し30億円を抱える男との連絡をとる。彼もまた、バニーガールに執着する謎の男だった――。 その他様々な組織が入り交じり、この大きな山をかすめ取ろうと跋扈する。
ダイヤと金を巡る混沌が、再び世界に首切り兎を呼び込んだ。戦いの空気が、最凶の兎を世に放つ。
巫女、カウガール、チャイナ服。そしてバニー。 各組織が持つ、最強の戦闘員同士の戦いが幕開き、大金を巡る四組織、四者四様の殺し合いの火蓋が切って落とされる。詐欺、裏切り、だまし討ち。さらに血と消炎が吹き荒れて、全てが過ぎ去った荒野にはきっと何も残りはしない。ただ、栄光と欲望の残り香が彼らの死体を包むのみ。 果たして本当の勝者は誰なのか――。 セックス&バイオレンス第二弾。
イラストは、ライトノベル、ソーシャルゲームなどで活躍中の中原。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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