構造レビュー 会員 16件
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
日本の商社マンだった主人公が、出張中に海賊まがいの運び屋の見習い船夫になる漫画原作の外伝をノベルス化。もともとの設定が面白く、その外伝なので新たなストーリーを楽しめる。表紙、挿絵は漫画原作者が描いており魅力の1つ。
概要
編集部
日本の商社マンが海賊まがいの運び屋に誘拐され、会社に見捨てられたので、見習い水夫に転職するところから始まる作品。
こんな人におすすめ
編集部
・リミタリー系が好きな人 ・マフィアが登場するものが好きな人 ・非日常を味わいながらスカッとしたい人 ・原作が漫画やアニメなどで人気がある作品を読みたい人 ・原作漫画の雰囲気が壊れないノベルスを読みたい人
内容・特徴
編集部
日本の商社マンが、会社に切り捨てられ、海賊まがいの運び屋になる話。マフィアや暗殺者、殺人、リミタリー系のバトルが特徴。原作は大人気漫画である。
著者情報
編集部
虚淵玄(うろぶち・げん) 東京都出身の小説家、ゲームシナリオライター、脚本家。 株式会社ニトロプラス取締役副社長。 ライトノベルの執筆だけでなく、ゲームやアニメの原作や脚本も手掛ける。 人気作品が多く、ライトノベル作品以外でも有名。 ≪書籍≫ ・ファントム/角川スニーカー文庫/2002年6月(全2巻) ・吸血殲鬼ヴェドゴニア/共著:種子島貴/角川スニーカー文庫/2003年2月(全2巻) ・沙耶の唄/共著:大槻涼樹/星海社FICTIONS/2018年12月 ≪映像作品≫ ・魔法少女まどか☆マギカ/ストーリー原案・脚本/2011年 ・Fate/Zero/原作/2011年 ・PSYCHO-PASS サイコパス/ストーリー原案・脚本/2012年
イラストレーター情報
編集部
広江礼威(ひろえ・れい) 1972年神奈川県生まれ。ゲーム会社勤務を経て、1993年に「翡翠峡奇譚」でデビュー。
文体
編集部
独特の言い回しなどがあるため、若干難しさは感じるがそういった点がストーリーの独特さをさらに引き出しているように感じた。
世界観の作り込み
編集部
始まりは原作の続きのような雰囲気で、主人公の登場があり、その後はマフィアや事件が発生し、原作の世界観を壊さずに作られていた。
ジャンル・テーマ総評
編集部
リミタリー系のバトル漫画の印象を壊さず、面白さがある。マフィアの登場など、いい時に出てくるので面白味が増した。マフィアの登場など、ダークな部分が多いが全体的に男らしい潔さなどを感じられるバトルある印象。
評価点
編集部
原作が大人気漫画なので、入りやすいと感じる人も多いかもしれない。原作漫画、アニメを先に見てからの読書がよいと感じられた。原作の雰囲気が崩れることなく、登場人物も的確な場面で動いており、面白いと感じた。
【おすすめキャラクター】 バラライカ 顔に大きな傷を持つマフィアの女ボス。無情で頭の切れる女性。敵で危険な女と思うが、とても魅力が深い。
評価が分かれる点・問題点
編集部
リミタリー系としてはとても面白いが、マフィアの登場など残虐シーンが多いので、好みが分かれるかと思う。
総評
編集部
虚淵玄の雰囲気をたっぷりと味わえる作品であるといえる。リミタリー的なバトルだけでなく、マフィア、元商社マンの主人公、などさまざまな登場人物が魅力的に描かれており、どこか大人の味がするような文章が多い。
ストーリーの説明
編集部
連載漫画とは違うストーリー展開が繰り広げられるので、ただのノベルス化ではない。ミリタリー系のバトル展開が多く、なかなかの面白さ。また登場するキャラクターが敵味方関係なく、魅力的だが、残虐的なシーンが多い。
キャラクターの説明
編集部
主人公は一般的な商社マンだが、そんな彼が荒波にもまれ、多くの事件に巻き込まれ、ある意味成長していく姿は面白い。また他のキャラクターの容赦ないバトルシーン、命を懸けたやり取りは、重厚なキャラクターの印象を与える。女性キャラクターが美人でグラマラスに描かれてもいる。
設定・世界観の説明
編集部
実在する世界観の中で、有り得ないストーリー展開があるので面白い。商社マンが誘拐されて転職した先が海賊まがいの運び屋というのはとても面白く、その点をベースにストーリーが展開していくのは、なかなかの斬新さ。
話題性の説明
編集部
原作漫画が大人気、アニメ化、OVA化もしている。
初心者向けの説明
編集部
ラノベ初心者には若干難しい点があるかもしれない。オススメなのは原作、アニメを制覇してから、世界観やキャラクターを掴んでラノベへ臨むのがよい。主要キャラクターは大きく変化がないが、オリジナルストーリーもあるため知識が不可欠。
読後感のよさの説明
編集部
ハードボイルドと称されるように、大人の何とも言えない哀愁を感じながらの終わりであった。
テンポの良さの説明
編集部
ノベライズ化は2巻であるがその中で違うストーリーが描かれており、どちらもテンポよく面白い。いいところで現れるキャラクターや、原作のキャラクターを壊さずに登場するのもよいと感じた。
読みやすさの説明
編集部
虚淵玄の作品が好きな人や、割と残酷なシーン、残忍なシーンも多いため、そういった場面を気にせず読める人にはよいかと思う。描写は丁寧なので、わかりやすいが、独特の言い回しや言葉の意味などもあるため、世界観を理解した読者がよいと思われる。
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星評価・感想
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