構造レビュー
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
美しい表紙イラストが印象的な作品。中身は冒険をするファンタジーであり、虚淵玄の他作品よりもやわらかで龍や妖精、魔法などがちりばめられている作品。
概要
編集部
ファンタジー世界での冒険譚。野心に燃える戦士と魔術師の絆や道中のさまざまな出会いや戦いが描かれている。
こんな人におすすめ
編集部
・異世界ファンタジーものが好きな人 ・冒険ものが好きな人 ・パーティー人数が少ない冒険ものが好きな人(二人旅など) ・高河ゆんのイラストが好きな人 ・虚淵玄作品で読みやすい作品を読んでみたい人
内容・特徴
編集部
虚淵玄が描く異世界ファンタジー冒険譚。冒険に出る戦士と魔術師の二人の関係を描きながら、物語が進んで行く。
著者情報
編集部
虚淵玄(うろぶち・げん) 東京都出身の小説家、ゲームシナリオライター、脚本家。 株式会社ニトロプラス取締役副社長。 ライトノベルの執筆だけでなく、ゲームやアニメの原作や脚本も手掛ける。 人気作品が多く、ライトノベル作品以外でも有名。 ≪書籍≫ ・ファントム/角川スニーカー文庫/2002年6月(全2巻) ・吸血殲鬼ヴェドゴニア/共著:種子島貴/角川スニーカー文庫/2003年2月(全2巻) ・沙耶の唄/共著:大槻涼樹/星海社FICTIONS/2018年12月 ≪映像作品≫ ・魔法少女まどか☆マギカ/ストーリー原案・脚本/2011年 ・Fate/Zero/原作/2011年 ・PSYCHO-PASS サイコパス/ストーリー原案・脚本/2012年
イラストレーター情報
編集部
高河ゆん(こうが・ゆん) 漫画家、イラストレーター。 代表作にアーシアン、妖精事件、LOVELESSなどがある。機動戦士ガンダム00はキャラクターデザインを担当し、シリーズ屈指のヒット作となった。
文体
編集部
他虚淵玄作品を知っている読者からすると、とても読みやすいのではないか、と感じる。独特の言い回しなどが少なく、異世界ファンタジーや冒険物語の世界観を忠実に再現していると感じられた。キャラクターの個性が文体からも伝わってくるような印象。
世界観の作り込み
編集部
異世界ファンタジーであるが、さまざまな虚淵玄作品の中でも特によくある異世界ファンタジーもの、冒険ものといった印象。丁寧な世界観の造りでありながら、主役二人の動きに目が離せない。
ジャンル・テーマ総評
編集部
異世界ファンタジー冒険譚として、とても読みやすく、分かりやすい作品。また各所に入ったイラストが大変豪華なので、更に世界観を強く印象付けている。
評価点
編集部
虚淵玄作品は言い回しや世界観が難しいものもあったりすぐが、この作品はとても読みやすく、異世界ファンタジーの冒険を楽しむこともできるうえ、キャラクターのよさも感じられる。また高河ゆんのイラストの豪華さも相まって、とても美しい世界観ができていた。
【おすすめキャラクター】 キア 美しい見た目の魔術師でありながら、人間性を問うようなことを行い、人としての何かを探し求めているように見える魔術師。タウとは仲がよいが、他の人間にしてはある意味残忍な一面を見せる。
評価が分かれる点・問題点
編集部
虚淵玄作品としては若干弱い印象も受ける。他作品の印象が強いせいかと思うので、好き嫌いが分かれそうな印象だ。 また高河ゆんのイラストが多く使用されており、表紙が少し少女漫画チックな面もある(挿絵も同じく)そういったところも好みが分かれそうな気がした。
総評
編集部
異世界ファンタジー冒険譚として、とても読みやすく、二人旅という流れなのでキャラクターの把握もしやすい。虚淵玄作品の中でも読みやすい印象なので、初心者にもおすすめ。
余談
編集部
あとがきまで面白かったので、作品を読み終わってから、あとがきまでしっかり読んでもらいたい。虚淵玄の若き日の思いなどが詰まっている。
ストーリーの説明
編集部
異世界ファンタジーとしてしっかりとした世界観。冒険に出る戦士、魔術師などは魅力的であり、物語の中では人としての何かを問うような場面もあり、ただの冒険譚というよりも生きる目的を探していく話のように感じられた。
キャラクターの説明
編集部
主役の戦士タウ、相棒の魔術師キアがとても美しい青年に描かれている。また、イラストの美しさからもキャラクターを想像しやすく、分かりやすい作品になっていた。
設定・世界観の説明
編集部
異世界ファンタジーとして美しいと感じる世界観と、やはり登場してくるキャラクターの人間性を揺さぶるような場面を組み合わせた感じがよかった。冒険ファンタジーとしてはよくある設定なので、違和感は特になく、難しい印象もない。
初心者向けの説明
編集部
ライトノベル初心者だけでなく、虚淵玄作品初心者におすすめできる異世界ファンタジー作品である。他作品と世界観がまったく違うので、戸惑うところもあるかもしれないが、異世界ファンタジー作品としてはとても読みやすく、分かりやすいので、おすすめ。
読後感のよさの説明
編集部
これから先が続くのか、続かないのか、と少し首を傾げてしまうような印象だが、悪い感じではない。これから続く主役たちの物語をもっと見たかったような、しかしここで終わっても満足できるような印象。
テンポの良さの説明
編集部
長編ではないが、ストーリーの進み方のテンポは速め。割とスッキリとした感じで進んで行く。
読みやすさの説明
編集部
異世界ファンタジーものとしても読みやすく、虚淵玄作品としては特別読みやすいと感じられる。世界観、キャラクターが分かりやすいので、読みやすかった。
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