少女まんが家マリナを中心に、仕事の依頼や人づての縁から事件と恋愛が動く連作シリーズ。舞台は現代の日本を軸に、パリのルーヴル、お嬢さま学園の女子寮、豪邸、編集部へ広がり、漫画制作の現場と私的な人間関係が同じ線上で進む。初恋の相手や周囲の人物が再登場し、マリナは持ち前の人脈をたどって難題に向き合う。提示された巻では、海外移動、学園潜入、逃亡生活など、状況の異なる出来事が並ぶ。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 事件や謎解きに加えて、恋愛や友情、家族の思いが同時に動く構成が強い。
- 音楽、名門校、海外都市、貴族屋敷など、舞台の華やかさと非日常感が印象に残る。
- 旧作の復刊や再読で、当時の熱量をそのまま思い出せる懐かしさがある。
- 主人公が受け身でなく、自分から動いて人を助ける姿が読みどころになっている。
- 1冊ごとに冒険、サスペンス、恋愛の要素が切り替わり、読み味の幅が広い。
こんな人におすすめ
- 10代の頃にコバルト文庫や藤本ひとみ作品を読んでいた人。
- 事件ものと少女小説の両方を楽しみたい人。
- 美形キャラ同士の関係性や、恋愛より人間関係の揺れを追いたい人。
- 旧作の復刊をきっかけに、当時の記憶をたどりながら読みたい人。
- 重めのテーマや感情の揺さぶりがある物語が苦にならない人。
人を選ぶポイント
- 恋愛の偏りや、特定キャラ中心の展開に違和感を持つ読者がいる。
- 失恋役や脇役の扱いが重く、後味が沈むと感じやすい。
- シリーズ後半ほど、主人公以外の人物の不幸や対立が目立つと受け取られやすい。
- 事件解決よりも感情のぶつかり合いが前面に出る巻では、好みが分かれやすい。
- 既読でも細部を忘れていると、再読時に展開の重さが強く響く。
テンポ・読後感
- 冒頭から感情の振れ幅が大きく、重さと熱さが交互に来る。
- 謎解きはテンポよく進む一方、人物の心情描写で立ち止まる場面が多い。
- 華やかな設定の裏で、切迫感や痛みがじわじわ積み上がる。
- 巻によっては冒険寄り、別の巻では人間ドラマ寄りになり、読後感がかなり変わる。
- 再読でも「面白い」「苦しい」が同時に出るタイプの濃い読後感。
キャラクターへの評価
- マリナは守られるだけでなく、自分から動いて周囲を支える存在として好評。
- 和矢、薫、シャルル、美女丸、ガイなどの人気が高く、推しキャラへの思い入れが強い。
- 美形キャラが多く、恋愛感情の向き先や関係の変化が大きな見どころになっている。
- 一部キャラは不幸や対立が強調されやすく、そこに納得できるかで印象が分かれる。
- 脇役まで含めて好きになる読者と、主人公周辺の扱いに不満を持つ読者で評価が割れやすい。
巻一覧
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この巻のあらすじ
劣悪で過酷な状況が続く逃亡生活。だが、これもすべて、シャルルにアルディ家の当主に返り咲いてもらうため。そんなある日、マリナはシャルルとともに日本へ向かう…。オールスター登場の1冊。
この巻のあらすじ
700万乙女が夢中になった、あの「マリナ」が帰ってきた! そして「和矢」も!「シャルル」も! 「たとえ太陽が西から昇っても、このオレに間違いはない」…!
ずっとホされていた三流まんが家マリナにやっと仕事がきた。 それは超売れっ子少女まんが家・夕霧麗香のアシスタント。 「1日2万円」という破格の日当に目が眩んだマリナがそこで言いつけられた仕事とは、「ちょっとひとっ走り、パリまでお使いに行くこと」で…!? ルーヴルで「緑のゲオルギウスの小部屋」という部屋の写真1枚撮ってくれば良い「簡単なお仕事」、と分かってパリ行きを決めたマリナだが、 そういえばフランス語ができない…!
フランス語を優しくただで教えてくれる友人を探し、 再度「交友関係者3456人の全住所録」をめくりにめくって見つけ出したのは、 「和矢・フランソワ・ローランサン」の名前。 中1のときに1ヶ月だけ同級生だった和矢は、マリナの初恋の人。勇気をふるって、 彼のテレフォンナンバーを回し事情を話すと、「オレのスクール、今、休みなんだ。通訳としてパリまでつき合ってやるよ」と思いもかけずラッキィな申し出をしてくれた! 数年ぶりに空港で再会した和矢は、素晴らしく美しい青年に成長していて…! ああトキメキが戻ってくる感じ! かくしてパリはルーヴルにたどり着いたマリナだが… 「緑のゲオルギウスの小部屋」なんてものはなく…!? おまけにパスポートと帰りの航空券までなくしてしまい、マリナ大ピンチ! そんなマリナの前に現れたのは、旧公爵家の若君様で、 いくつも会社を経営し、政界でも活躍中の一門の総帥の御曹司、 「シャルル・ドゥ・アルディ」!
「ちょっとパリまでおつかい」したらロマンスあり! ダ・ヴィンチミステリーあり! 80年代、700万乙女たちを夢中にしたモンスター級人気シリーズが 長い眠りから覚めた…! 和矢とシャルルも登場する、シリーズでも要の2巻…!
この巻のあらすじ
絶対絶命な崖っぷち少女まんが家マリナに夢のようなチャンス到来!? 潜入したお嬢さま学園の女子寮でマリナは、超絶美形の「王子」に…!? 「愛してるぜ。今夜は眠らせない」---!?
なっ、なんと、あたしのコミックスが出る!? おまけに、次の増刊では無制限のページがもらえる!? 三流少女まんが家・マリナのもとに、突然夢のような話が降って湧いてきた! 新任の編集長が、なぜかマリナの作品を気にいって、異例の抜擢をしたのだ…! 「今度こそダントツトップを取って、一流まんが家に成り上がる!!!」 と息巻くマリナに担当編集・松井は渋々と「最近お嬢さまブームだからさぁ、 お嬢さまものなんていんじゃない?」と無責任にも言い放ち…。 生まれてこのかた「お嬢さま」だったことのないマリナは、 またもや「交友関係者3456人の全住所録」をめくりにめくり、見つけ出したのは、 マリナが心のなかでこっそり「恐怖のまっ暗人間」と呼んでいた お嬢さま中のお嬢さま、「鈴屋美都」…! 美都の住む豪邸に侵入したマリナは泣きつかれ、美都が入学するお嬢さま学園の 女子寮舎「エメラルド館」に、一緒に入寮することになるのだが…。 そこでマリナを待っていたのは、「少女まんが魂」を燃え上がらせるような 寮長レディ・エメラルドと見目麗しい「子爵」が寄り添う姿ーー そして子爵からの甘い言葉ーー 「君、キスの仕方、知ってる?」 「愛してるぜ、今夜は眠らせない」--! マリナ、禁断の世界へ? そして学園に起きる不可解な事件に巻き込まれたマリナはーーー!? 80年代に700万乙女が虜になった、あの「マリナ」が帰ってきた! ときめき濃度がますます上がる、3巻目…!
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