この世界からまた君がいなくなる夜に
判定なし
基本情報
- 著者
- 葉月文
- イラスト
- —
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2022
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
ジャンル
藤木六華は、人の寿命を色の感覚として受け取ってしまう女子高生。夜の街で春風歩と出会った彼女は、命の気配を持たない彼に惹かれていくが、ある再会では歩が六華を覚えておらず、青い気配をまとって翔と名乗る。現代の町を背景に、六華は歩の言動の差、名前の揺れ、色の不在を手がかりに、その身に起きている事情へ近づいていく。表では静かな夜の散歩や会話が続き、その内側で、命をどう見るか、相手をどこまで知れるかが問いとして残る。違和感の積み重ねから関係の輪郭が変わっていく単巻の物語。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 命の色が見える少女と、色を持たない青年という設定が強く印象に残る。
- 限られた時間の中で育つ恋が、切なさと温かさを同時に残す。
- 文章表現がきれいで、言葉選びやロマンチックな描写が刺さる。
- 伏線の置き方や仕掛けが丁寧で、読み進めるほど引き込まれる。
- 悲しさだけで終わらず、読後にやさしさや満足感が残る。
こんな人におすすめ
- 切ない青春恋愛や、儚さのある物語が好きな人。
- きれいな文章や雰囲気重視で読みたい人。
- ファンタジー寄りの恋愛小説として楽しめる人。
- しんみりしつつも、最後は前向きな余韻がほしい人。
- 王道の恋愛に少し不思議な設定が加わった作品を求める人。
人を選ぶポイント
- 現実味よりも雰囲気や象徴性を重視した作風。
- 日常会話の中で大きな人生観を語る場面が合わない人もいる。
- 序盤から結末の方向性が示されるため、驚き重視の人には弱め。
- 主人公のテンションや空気感に温度差を感じる場合がある。
- かなり切ない題材なので、重い恋愛が苦手だと読みづらい。
テンポ・読後感
- 物語の進みは穏やかで、夜の散歩のように静かに浸れる。
- 透明感があり、全体に透き通った空気が流れている。
- 切なさがじんわり積み重なり、読後は感傷が残る。
- 重苦しさ一辺倒ではなく、やさしさや温もりが差し込。
- 終盤に向けて感情がまとまり、読了感は比較的すっきりしている。
キャラクターへの評価
- 六華は繊細で、相手を見つめるまなざしの真っすぐさが印象的。
- 歩は不思議でロマンチックな雰囲気があり、言動が魅力として受け取られている。
- ふたりの距離感はピュアで、短い時間でも強い印象を残す。
- 姉の存在が物語に揺らぎを与え、感情面の厚みを出している。
- 主人公の振る舞いに好感を持つ声がある一方、テンションの差が気になる声もある。
巻一覧
この世界からまた君がいなくなる夜に
この巻のあらすじ
命の寿命を色で感じ取ってしまう女子高生の藤木六華はある夜、春風歩と名乗る青年と出会う。 夜の散歩が趣味だという彼は誰もが持つはずの命の色を持たず、そんな歩の不思議な雰囲気に六華は興味を持ち惹かれていく。 だがある日、町で見かけた彼はいつもと様子が違った。六華のことを覚えておらず、青色の命を纏い自分を“翔”だと告げーー。 やがて明らかになる、歩の切なく残酷な秘密。それを知ったうえで、二人は限りある時間で奇跡のような恋をする。 プロローグ 眠り姫の想い人 第一章 死色のクオリア 第二章 無色透明の秘密 第三章 ラブソングを、君に 終章 わたしの世界を変えた人 エピローグ 君の素顔
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