『月とライカと吸血姫』は、宇宙開発黎明期を思わせる時代を舞台に、人間の青年レフと吸血鬼の少女イリナを中心に描くSF青春シリーズ。共和国と連合王国が有人宇宙飛行や月面到達を競うなか、秘密計画、訓練、選抜試験、広報活動、国際共同計画などを通じて、宇宙へ向かう人々の仕事と意思が積み重なっていく。物語はレフとイリナだけでなく、技術者や飛行士、政治家、研究者へと視点を広げ、東西に分かれた世界の宇宙開発を多面的に追う。星町を舞台にした外伝『星町編』と、本編の終盤をまとめる『月面着陸編』がある。星町編は本編とは別の土地で宇宙への憧れを描き、月面着陸編は本編の流れを受けて月を目指す計画を軸に進む。続編・外伝を含めると、宇宙開発史の広がりを複数の立場からたどる構成になっている。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
月面着陸を目指す吸血鬼と彼女に恋した宇宙飛行士候補生の青春SF。
編集部
冷戦期のソ連・アメリカを彷彿とさせる架空国家を舞台に、国を挙げた一大プロジェクトとして月面着陸に臨む宇宙飛行士候補生らと、彼等と共に宇宙を目指す吸血鬼のヒロインの青春を描く。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・月に行きたいと思ってる人 ・宇宙に憧れている人 ・ライカ犬の運命に涙した人 ・吸血鬼のヒロインと人間の青年の切なくじれったい恋愛を見守りたい人 ・種族の垣根を越えて手を取り合い、宇宙を目指す青春を送りたい人
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AI分析(あらすじ)
- 宇宙開発史風のSFに興味がある人 - 吸血鬼設定を含む青春物語を読みたい人 - 国家間競争や共同計画が絡む群像劇が気になる人 - 本編に加えて外伝のあるシリーズを追いたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
牧野圭祐は日本のラノベ作家・脚本家。音楽家(bio tolva)としても活動中。代表作は以下。 * アブダクティ 適者生存(TOブックス、2013年) * フリック&ブレイク 全3巻(ガガガ文庫、小学館、2015年 - 2016年) * 銀河鉄道の夜を越えて〜月とライカと吸血姫 星町編〜(ガガガ文庫、小学館、2020年) * 毒恋 ~毒もすぎれば恋となる~(角川文庫、2024年)
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
かれいはラノベの表紙・挿絵を数多く手掛ける人気イラストレーター。SNSやpixivで活動中。 以下代表作。 * 異世界サ活 ~サウナでととのったらダンジョンだ!〜(ダッシュエックス文庫より刊行、原作・持崎湯葉) * 異世界創造のすゝめ ~スマホアプリで惑星を創ってしまった俺は神となり世界を巡る~(TOブックスより刊行、原作・たまごかけキャンディー) * 彼女たちのどうでもいい秘密(一迅社文庫より刊行、原作・神尾丈治) * 嫌われ者始めました ~転生リーマンの領地運営物語~(ファミ通文庫より刊行、原作・くま太郎) * 賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求(電撃文庫より刊行、原作・有象利路) * ここから脱出たければ恋しあえっ(角川スニーカー文庫より刊行、原作・竹井10日) * スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした(アルファポリスより刊行、原作・メイ) * 追放領主の孤島開拓記 ~秘密のギフト【クラフトスキル】で世界一幸せな領地を目指します!~(サーガフォレストより刊行、原作・長尾隆生) * 七人ミサキも恋をする(電撃文庫より刊行、原作・丸山英人) * 七代勇者は謝れない(GA文庫より刊行、原作・串木野たんぼ) * 縫い上げ!脱がして?着せかえる!!彼女が高校デビューに失敗して引きこもりと化したので、俺が青春をコーディネートすることに。(電撃文庫より刊行、原作・うわみくるま) * 放課後の迷宮冒険者 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~(GCN文庫より刊行、原作・樋辻臥命) * 魔王信長の転生スローライフ(電撃文庫より刊行、原作・石動将) * やりこみ好きによる領地経営 ~俺だけ見える『開拓度』を上げて最強領地に~(BKブックスより刊行、原作・空野進)
メディアミックス状況
この項目をレビュー受賞歴
この項目をレビュー編集部
2018年『このライトノベルがすごい!』で文庫部門第4位を受賞。2022年には第53回星雲賞の日本長編部門を受賞した。
編集部
新機軸のSFとして完成度が高い。プロジェクトの実験台にされたヒロインを悲劇的な最期を遂げたライカ犬に見立て、切なさを強調するタイトルも秀逸。政治的駆け引きに翻弄される関係者の立場にもどかしさを覚えるものの、見事夢を叶えたイリナの意志力には鳥肌が立った。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 宇宙開発のリアルな描写と吸血鬼ヒロインの恋愛が絶妙に噛み合う。
- 冷戦期の史実をベースにしつつラノベ的要素を交えた、類を見ない世界観だ。
- レフとイリナ、バートとカイエの二組のカップルが、国や種族の壁を越えて同じ夢を追う展開に心を動かされた。
- 万博やカンファレンスでの演説・プレゼンなど、熱量の高い場面が印象に残る。
- 巻を重ねるごとにスケールが大きくなり、緊張感と期待が高まっていく。
こんな人におすすめ
- 月や宇宙への憧れを物語で味わいたい人。
- 冷戦・宇宙開発競争など史実に近いSF設定に興味がある人。
- 吸血鬼と人間の、切なくもじれったい恋愛を見守りたい人。
- 差別や政治の重さを含む、大人向けの青春ドラマも楽しめる人。
- 本編とは趣の異なる幻想的なスピンオフ(星を巡る旅)も読みたい人。
人を選ぶポイント
- 新血種族への差別・弾圧描写が重く、胸が痛くなる場面がある。
- 大人の政治駆け引きや情報統制など、ビターで息苦しい展開が続く。
- 国際情勢の緊張や不穏な空気が漂う巻が多く、不安と期待が入り混じる。
- 本編の硬派な現実主義と、スピンオフの幻想的・叙情的なトーンは大きく異なる。
テンポ・読後感
本編は史実感のある宇宙開発ドラマとして、緻密なディテールと政治・社会描写を伴いながら進む、という声が多い。序盤は二人の関係性に焦点が当たる恋愛寄りの読み心地から、万博や共同計画など国際的な舞台へと段階的にスケールが拡大していく印象がある。ロマンスの甘さと、差別・冷戦の重さが同居する、熱くもどこか苦いテイストだという声がある。スピンオフは銀河鉄道の夜を思わせる幻想的で温かい短編として、さらっと読めつつ印象に残る、という評価が目立つ。
キャラクターへの評価
- イリナとレフ:不器用ですれ違いが続くも、離れていても想い合う関係に胸を打たれる。
- バートとカイエ:差別や劣等感に直面しながらも夢を追い、絆が深まっていく姿に救われた。
- カイエ:不屈の精神と才媛としての存在感が際立つ。
- ミサとアリア(スピンオフ):宇宙を夢見る平凡な少女と謎めいた転校生の、丁度よい温度感の支え合いが微笑ましい。
巻一覧
この巻のあらすじ
宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女の物語。
人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だったーー。 いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。 共和国の最高指導者は、ロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。『連合王国よりも先に、人類を宇宙へ到達させよ!』と息巻いていた。
その裏では、共和国の雪原の果て、秘密都市<ライカ44>において、ロケットの実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。とある事件をきっかけに、宇宙飛行士候補生<落第>を押されかけていたレフ・レプス中尉。彼は、ひょんなことから実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクの監視係を命じられる。
厳しい訓練。失敗続きの実験。本当に人類は宇宙にたどり着けるのか。チームがそんな空気に包まれた。 「誰よりも先に、私は宇宙を旅するの。誰も行ったことのないあの宇宙から月を見てみたいの」 イリナの確かな想い。彼らの胸にあるのは、宇宙への純粋な憧れ。
上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、命を懸けて遥か宇宙を目指す彼らがそこにはいた。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティがここに。
【編集担当からのおすすめ情報】 『HiGH&LOW』や『ペルソナ5』などの脚本・シナリオに携わった、牧野圭祐が送る最新シリーズ! 宙に憧れる人間の青年と吸血鬼の少女が人類史上初の有人宇宙飛行を目指します。〈飛空士シリーズ〉のような切なさと爽やかさのある宇宙と青春の物語にご注目!
この巻のあらすじ
高度百キロメートルの宙から君を想う。
『ノスフェラトゥ計画』の一件を評価されたレフ・レプス中尉は、晴れて念願の宇宙飛行士候補生に復帰する運びとなった。それに合わせて吸血鬼の少女イリナ・ルミネスクを監視する任務からも解かれることになる。昼を生きるレフと夜を生きるイリナ。ふたりは同じ基地内でもすれ違ってしまう、そんな生活が続いていた。
イリナの様子を気にかけつつも、レフは自身の夢を叶えるために「人類史上初」をかけた宇宙飛行士選抜試験に挑み、優秀なライバル達と鎬を削る。
その一方で、不穏な空気がイリナの周りを包もうとしていた。
「実験体が帰還したようです」 「……もう用済みだろう。廃棄処分を」
回り始めた運命の歯車は、果たしてどこに行き着くのか――。
世界に渦巻く巨大なうねり。一枚岩ではない共和国政府。追いつけ追い越せと躍起になっている連合王国。いまだ人類が宇宙に行くことが奇跡だと思われていた時代。様々な思惑に翻弄されながらも、命を懸けて遥か宇宙を志すふたりがいた。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が織りなす、宙と青春のコスモノーツグラフィティ第二幕。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
宙と青春の物語、連合王国編始動!
――これは人類史に残る偉大なる一歩。連合王国に、その礎を築いた若き二人がいた。
人類史上初をかけた有人宇宙飛行計画で、共和国に惨敗した連合王国。劣勢に立たされた王国議会は、途方もない計画を宣言する。 「我々は、人類を月面へ送り込み、帰還させることを約束する!」 王国南部の宇宙開発都市<ライカ・クレセント>の研究所では、同時にとあるプロジェクトが進んでいた。アーナック・ワン――それは『民族融和と科学技術大国推進』を打ち出し、汚名を払拭するための広報プロジェクトだった。 新人技術者のバート・ファイフィールドは、連合王国初の宇宙飛行士アーロンの弟であることを理由に、その人間代表に選ばれてしまう。そして、吸血鬼の末裔である新血種族代表は、アーロンの飛行を成功に導いた才媛カイエ・スカーレット。 研究所での仕事と、宣伝活動の二足の草鞋。不慣れな日々の中、バートはカイエの秘めたる想いを知っていく。 「――私は月なんて、大嫌い」
華々しい宇宙飛行の裏側には、語られることのない数多の人々の情熱が確かに存在した。宇宙を夢見る技術者の青年と新血種族の才媛が紡ぐ、宙と青春の物語がここに!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
祝!『月とライカと吸血姫』&赤月ゆにコラボ動画記念! ラノベ界の吸血鬼ヒロインとYouTuber界の吸血鬼ヒロインによる最強コラボイラストを収録した垂涎の特別版!
そして、宙を夢見る彼らは出会う。
『フライ・ユー・トゥ・ザ・ムーン』の合い言葉が宇宙ブームを盛り上げ、UFO騒ぎにまで発展する一方、月面着陸計画は行き詰まりを見せていた。そんななか連合王国では、『宇宙時代の人類』がテーマの万国博覧会が開幕。『アーナック・ワン』の広報を務めるバートとカイエは『宇宙の平和利用に関するカンファレンス』への参加を要請される。ロケット開発主任のクラウス博士や、若き女王サンダンシアなど、錚々たる面々の参加が決まるなか、あの共和国の英雄二人も急遽登壇することに。 例の行進以来、すっかり仲を深めたバートとカイエ。二十一世紀の未来や宇宙旅行の疑似体験など、仕事を忘れ万博を楽しむ。そして、待ちに待った英雄との対面。二人は未来に思いを馳せ、同じ夢を見る。 ―――しかし。 「もはや核戦争は避けられません……ならば、先にしかけるべきです」 東西超大国のいがみ合いが、世界に未曾有の危機をもたらす。夢が消えかけるなか、二大国の若者たちは何を想い語るのか。 いまだ宇宙に行くことが奇跡だと思われていた時代……これは、宙に焦がれた人と吸血鬼が目指す、三十八万キロという途方もない旅への序章。宙と青春の物語、待望の第四幕!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
誰がために、月を目指すのか。
共和国の宇宙開発が停滞するなか、それまで後手に喫していた連合王国は資金力と組織力を武器に目覚しい成果を上げ続けていた。一方、焦りを募らせる共和国政府上層部は、人命を軽視した無理難題を現場に押し付ける。 〈ライカ44〉の訓練センターの副長官に昇進したレフは、同じく教官を務めるイリナと後進の育成に励みつつ、自らも月への飛行のため訓練を続けていた。 そんな中、レフの同期であるミハイルとローザが結婚するというニュースが飛び込む。しかしそれは、停滞気味の宇宙開発を隠蔽したい政府によって仕組まれた強制結婚。憤るレフとイリナだが、さらなる理不尽が彼らを待ち受けていて……。 宇宙飛行士は、技術者は「人類の夢」のため、いつだって命がけだ。しかし、国家の威信という名の下に、政府の駒であり続けるのは本当に正しいことなのだろうか。 これは、世界が東西に二分され、月を目指し争っていた時代の物語。その光と陰、表と裏の歴史に、宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。 宙と青春のコスモノーツグラフィティ、新章「月面着陸計画編」ここに始動!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
もうひとつの「月とライカと吸血姫」の物語
世界が東西に二分され、月を目指し争っていた時代。 極東の島国の「星町」に住む私は、史上初の宇宙飛行士イリナやレフたちに感銘を受け、ひそかに宇宙に夢を見る高校2年生。 親友とケンカ別れしたまま孤独に生きていた私は、幻想的な「星祭り」の夜、建設中の天文台で、人間離れした美貌の少女に出会う。赤い瞳を持つ彼女は、「吸血鬼」と噂され、転校以来ずっと欠席していた同級生のアリアだった。
「さあ、『星巡り』に行きましょう」
アリアの不思議な言葉。手を引かれた私は、気づいたら、宇宙を旅する列車に彼女と乗っていたーーー。
牧野圭祐氏と次世代J-POPアーティストH△Gとのコラボで生まれた声劇「銀河鉄道の夜を越えて×月とライカと吸血姫 星町編」。その台本のWeb小説版に、さらに大幅に加筆。 もうひとつの「月とライカと吸血姫」の物語が完成しました。
イラストレーターかれい氏の新規描き下ろしイラスト、声劇台本もまるまる収録!
この巻のあらすじ
クライマックスへ、「月面着陸編」上巻!
停滞気味の共和国宇宙開発計画。それを隠蔽したい政府による無理な有人宇宙飛行計画が、ミハイルを殺した。 怒りと悲しみに震えるレフたちが取った行動は、かつてコローヴィンが極秘に記した、月着陸への共和国と連合王国による共同計画を、世界向けて非合法に「暴露」することだった。レフたちの目論見通りその計画に乗ってきたゲルギエフは連合王国との月着陸共同計画を宣言、ついに月への道が開かれた。 ANSAでの飛行訓練のために連合王国へ渡ったレフとイリナたちを、ANSAの宇宙飛行士たちの厳しい洗礼が迎える。一方、共同研究のため共和国に渡ったバートとカイエも、迎える共和国研究者たちのプライドと文化の落差の壁に苦闘。しかし、若者たちの月への意思は、速度と推進力を増していく! これは、世界が東西に二分され、月を目指し争っていた時代の物語。その光と陰、表と裏の歴史に、宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。 宙と青春のコスモノーツグラフィティ、クライマックスにむけて「月面着陸編」上巻ついに完成!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
イリナとレフ、ふたりの夢はついに月面へ!
月面着陸への共和国と連合王国による共同計画「サユース計画」が着々と進む。 最終ミッションへ向けて、共和国宇宙飛行士レフはイリナへの想いを告げることを決心、イリナとともに彼女の故郷の村へと赴く。 一方、連合王国のコンピュータ技術者バートとカイエは、共和国製宇宙船を連合王国製コンピュータで制御するという難題解決に成功。 そして「サユース計画」はついに最終ミッション=月着陸船搭載ロケットの打ち上げの日を迎えた。 レフと月着陸船に乗り込む連合王国パイロットのネイサン、バートの兄である連合王国宇宙飛行士・英雄アーロン、今も長い眠りの中にいる「東の妖術師」コローヴィン、共和国の老獪な最高指導者ゲルギエフ、「サユース計画」に「平和」の夢を見る若き連合王国女王サンダンシア、もう会えないイリナとレフの親友アーニャ、極東の島国「星町」に住む、星を愛する少女ミサ、そして、たくさんの「地球人」たち。皆の夢を乗せたロケットのエンジンに火が入る! 世界が東西に二分され、月を目指し争った時代。その光と陰、表と裏の歴史に、宙に焦がれた人と吸血鬼がいた。
宙と青春のコスモノーツグラフィティ、「月着陸編・下」完成!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
星評価・感想
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