僕が僕をやめる日

判定なし
基本情報
著者
松村涼哉
イラスト
刊行年
2019
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
A (3)
話題性
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

レプリカは本物に勝てないの?

概要

編集部

女子高生・愛川素直の模造品(レプリカ)として生み出された少女・ナオが同じ文芸部の少年・真田を好きになり、本物に勝てぬジレンマにもがきながらも一日一日を大事に紡いでいく。

こんな人におすすめ

編集部

胸が苦しくなるような三角関係が好きな人 恋のライバルが自分自身だったら……と妄想したことがある人

著者情報

編集部

榛名丼は本作で電撃文庫からデビューしたラノベ作家。静岡県静岡市出身。小説家になろうでも作品を発表している。代表作は他に「義妹5人いる」「追放された聖女は、隣国で七人の聖女に出会う」「薬売りの聖女」「追放された聖女ですが、実は国中から愛されすぎてて怖いんですけど!?」など。

受賞歴

編集部

第29回電撃小説大賞受賞。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 '''ナオ''' 女子高生・愛川素直のレプリカとして彼女が7歳の時に生み出された少女。見た目は素直そっくりで見分けが付かないが、本物と違い読書を好むなど、微妙に趣味嗜好が異なっている。素直が学校をサボりたい日は代わりに登校してきた。文芸部の新入部員・真田を好きになるが、周囲に存在を認められぬレプリカ故に告白に踏み切れず、苦悩の尽きない日々を送る。

総評

編集部

平凡な女子高生・素直と彼女のレプリカとして生み出されたナオ、似て非なる存在の多感な少女たちと一人の少年の恋の行方を描いたラブストーリー。繊細な心理描写は男女問わず支持を集めた。初めて人を好きになった事で自我が芽生えたものの、オリジナルの抑圧に抗えずアイデンティティーの確立に悩む、ナオのピュアな恋心が泣かせる。真田の不器用な誠実さ、素直が内に秘めた本音も印象的。

ストーリーの説明

編集部

レプリカの目を通したストーリー構成は秀逸。オリジナルの都合で呼び出され、明日の予定も立てられず生きてきたナオが初めて人を好きになり、叶わぬ願いと知りながらも彼といたいと思い悩むさまは、健気すぎて胸が詰まった。

キャラクターの説明

編集部

わがままで気まぐれな素直と物静かで読書好きなナオ。同じ顔をしながらも対照的な個性を持ったヒロインの設定が、少し不思議なストーリーと上手く噛み合っていた。

設定・世界観の説明

編集部

のどかな海辺の町が舞台。情景描写が丁寧で映像が目に浮かぶ。レプリカの設定を除けば非日常的な要素はほぼ存在せず、ファンタジーが苦手な読者も抵抗なく読める。

話題性の説明

編集部

第29回電撃小説大賞受賞。アニメ化企画も進行している。電撃文庫公式では特設ページが公開された。

巻一覧

僕が僕をやめる日
ISBN 9784049128604

星評価・感想

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