夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

判定なし
基本情報
イラスト
刊行年
2019
巻数
1巻
アニメ化
読み放題状況
Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻)
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
B (2)
設定・世界観
A (3)
話題性
A (3)
初心者向け
B (2)
読後感の良さ
B (2)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
A (3)

短評・キャッチコピー

編集部

離島の劣悪な家庭で暮らす少年と外から来た女。地獄から抜け出すために選んだ手段とは。

概要

編集部

離島に暮らす幼馴染の少年・江都日向。劣悪な家庭に生まれ育ち、現状の閉塞感に苦しんでいたが、体が金塊に変わる金塊病を患った女子大生・都村弥子がある提案を持ちかけて……。

こんな人におすすめ

編集部

ミステリアスな年上ヒロインとひと夏の恋をしたい人 離島に行きたい人 最愛の人と金のどちらをとるか、究極の二択に苦悩したい人

著者情報

編集部

斜線堂有紀は日本の小説家。もとはpixivでおそ松さんのBL二次創作を書いていた。尊敬する作家は佐藤友哉。代表作は以下。 『キネマ探偵カレイドミステリー』 『死体埋め部シリーズ』 『神神化身シリーズ』 『プロジェクト・モリアーティ』 『私が大好きな小説家を殺すまで』 『恋に至る病』 『コールミー・バイ・ノーネーム』 『不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語』 『詐欺師は天使の顔をして』 『楽園とは探偵の不在なり』 『ゴールデンタイムの消費期限』 『廃遊園地の殺人』 『愛じゃないならこれは何』 『君の地球が平らになりますように』 『回樹』 『本の背骨が最後に残る』 『星が人を愛すことなかれ』 『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』

イラストレーター情報

編集部

くっかは日本のイラストレーター。美しい自然と儚げな美少女が融合したイラストに定評あり。イラストを手掛けたラノベは以下。 『ミモザの告白』 『夏へのトンネル、さよならの出口』 『きのうの春で、君を待つ』 『琥珀の秋、0秒の旅』 『終わらない冬、壊れた夢の国』 『恋に至る病』 『私が大好きな小説家を殺すまで』

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 '''都村弥子''' 日向が住む島に突如として現れ、彼にある取引を持ち掛けた女子大生。体が徐々に金塊に置き換わる金塊病を患っている。

総評

編集部

離島で暮らす少年と都会の女子大生のひと夏の恋を描いたサスペンス。奇病を患ったヒロインと主人公が海辺の逢瀬を通して惹かれ合い、互いの拠り所となっていく展開が良かった。二人が抱えた秘密が明かされた瞬間の感動、ラストの切なさは胸を締め付ける。

ストーリーの説明

編集部

少年少女のひと夏の愛に架空の奇病を絡めた特殊設定サスペンス。斜線堂有紀特有の捻くれた話になっており、ストレートな恋愛小説とは一線を画すビターな後味が印象的。

キャラクターの説明

編集部

凪良ゆうの『汝、星のごとく』を彷彿とさせる設定。辺鄙な離島で育った少年の鬱屈した心情と、そこに現れた都会の女子大生の華やかさが対比されている。

設定・世界観の説明

編集部

体が徐々に金塊に変化していく金塊病の設定が面白い。最悪な現状から脱する為に大金を欲しながらも、最愛の人を犠牲にしたくないと葛藤する日向の切実な心情が伝わってきた。

話題性の説明

編集部

人気作家・斜線堂有紀のラブサスペンス。くっかの美しい表紙が目を引く。本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』との相似がやや気になる。

初心者向けの説明

編集部

あくまで現実ベース、日常メインのストーリーと金塊病の食い合わせの悪さが人を選ぶ。『少年のアビス』などのダウナー系サスペンス好きには刺さるかも。

読後感のよさの説明

編集部

設定上ハッピーエンドは望めないが、解釈次第ではメリーバッドエンドにもとれる。ひと夏の恋の終わりに訪れる、哀切な余韻に浸りたい人にはおすすめ。

テンポの良さの説明

編集部

可も不可もなく。日向の家庭環境が掘り下げられる序盤は息が詰まった。

読みやすさの説明

編集部

やや癖がある文体。言い回しが気取っていると感じた。

巻一覧

夏の終わりに君が死ねば完璧だったから
ISBN 9784049125832

星評価・感想

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