世界の破滅を目論む秘密結社で育てられた六人の貴公子たちを軸に、呪われた力を持つ〈兇王子〉と呼ばれる者たちの戦いを描くダークファンタジーです。中心人物の末弟ギヴァは、「人として生きたい」という思いを抱えながら、少女アンナ・マリアとの出会いをきっかけに、自分の運命と向き合っていきます。物語は、秘密結社、教会軍、都市国家、戦場、悪魔狩りなどをまたぎ、個人の感情と戦乱が絡み合う形で広がります。シリーズ全体では、六人の〈兇王子〉それぞれに関わる対立や因縁が段階的に前面へ出ていきます。後半では、最後の〈兇王子〉レイバリに関わる局面も描かれます。  

short_comment:呪われた力を持つ六人の〈兇王子〉と、運命に抗う末弟ギヴァの戦いを描くダークファンタジー。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 秘密結社や呪われた力が出てくるファンタジーを読みたい人 - 王子同士の対立や兄弟関係がある物語に関心がある人 - 戦争や宗教勢力の対立を含むダーク寄りの作品を探している人 - 恋愛要素を含む長編ファンタジーを探している人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 設定や世界観の強さが目を引く。
  • 兇王子まわりの関係性や歪んだ愛情表現が印象に残る。
  • 復刊・完結まで読めること自体に喜びがある。
  • 旧版を読んだ人には懐かしさが強い。
  • 途中のやり取りや小ネタに引っかかる楽しさがある。

こんな人におすすめ

  • 濃いめの愛憎劇やBL要素を楽しみたい人。
  • 設定重視で、多少の粗さを気にしない人。
  • 旧版を読んでいて、完結まで追いたかった人。
  • 荻野目悠樹作品の空気感が好きな人。
  • じれったい関係や歪んだ執着に惹かれる人。

人を選ぶポイント

  • 展開がまどろっこしく、詰めの甘さが気になる。
  • 文章や構成が薄い、読みにくいと感じる人がいる。
  • 主人公が軟弱、優男すぎると受け取られやすい。
  • 物語の重さや冷たさが強く、後味がかなり切ない。
  • 期待したほど盛り上がらない、拍子抜けする場面がある。

テンポ・読後感

  • じれったく進む場面が多く、テンポはやや遅め。
  • 甘さよりも痛さや切なさが前に出る。
  • 復刊で続きが読める高揚感と、重い空気が同居する。
  • ラストに向けて冷たく悲しい印象が強まる。
  • 濃密さを期待すると物足りなさが残りやすい。

キャラクターへの評価

  • ギヴァは受難役として見られやすく、応援したくなる。
  • サーリフは変態的で歪んだ執着が強く、強烈な印象を残す。
  • アンナ・マリアは報われてほしい対象として語られやすい。
  • イエルマは弱さや身勝手さが目立ち、好感が割れやすい。
  • アンドレッティは最後まで支える存在として評価が高い。

巻一覧

六人の兇王子 ヴァイサルの血
1997年1月 ISBN 4086142791
六人の兇王子 サーリフの宴
1997年7月 ISBN 4086143437
六人の兇王子 サーリフの洗礼
1997年12月 ISBN 4086144026
六人の兇王子 I 〜ヴァイサルの血〜
2010年3月 ISBN 9784344819221
この巻のあらすじ

世界の破滅を目論む秘密結社で育った六人の貴公子。その身に宿る呪われし力と非情の心ゆえ、彼らは〈兇王子〉と名付けられていた。その末弟ギヴァもまた、心の裡に「人として生きたい」という思いを抱えながらも、諦観とともに破滅への戦いに身を投じていく。だが、己の運命に絶望する少女の紅い瞳が、凍りついた彼の心を揺れ動かし…。荻野目悠樹渾身の壮大なるファンタジーロマンが幕を開ける! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

六人の兇王子 II 〜サーリフの宴〜
2010年6月 ISBN 9784344819849
この巻のあらすじ

<兇王子>としての運命に抗う道を選んだギヴァ。だが、報復として、彼に想いを寄せる公女アンナ・マリアの“心”が何者かに奪われてしまう。彼女を救わんと旅に出たギヴァの行く手に立ち塞がるは、<快楽の宗主>サーリフ。女性を意のままに操る<力>を持つ彼が張り巡らせた狡猾な罠により、窮地に追い込まれたギヴァの運命は……!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

六人の兇王子 III ~ヴァギオの嵐~
2010年11月 ISBN 9784344820494
この巻のあらすじ

苦戦の末<快楽の宗主>サーリフを斃したギヴァだったが、その傷は深く、いまだ身体に残る毒素を抜くため、山中に身を潜めていた。だがその前に、ギヴァとサーリフの戦いで主を喪った女騎士カテリナと、親友ヴァイサルの仇討ちに燃える<竜王>ヴァキオが立ちはだかる! 圧倒的な力を誇る<竜王>の猛攻にギヴァの命運は――!! 壮大なスケールで綴られるダークファンタジー、待望の第3巻! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

六人の兇王子 IV 〜ヴァレージの都〜
2011年6月 ISBN 9784344822375
この巻のあらすじ

<兇王子>ヴァレージに囚われた愛するアンナ・マリアを救うため、実の兄とも慕った彼のいる都市ウムブリアに向かったギヴァ。しかし街では、悪魔が人々に憑依しているという風聞が市民たちの間に広まり、「悪魔狩り」がはじまっていた……。父母との悲しみの別れ、慕った兄との戦い――苦悩するギヴァは、戦乱の世を生き抜くことができるのか!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

六人の兇王子 V 〜レイバリの書〜
2011年8月 ISBN 9784344822993
この巻のあらすじ

圧倒的な軍事力で迫る教会軍とアグリジェンナ軍との戦いにより、アンナ・マリアが危機に陥っていることを知ったギヴァ。葛藤の末、自らの忌み嫌う力を使い、愛する彼女を救うために、戦争に参戦することになった。形勢不利であった戦場は、ギヴァの活躍で一度は教会軍を撃退することに成功するが、不利な状況は続いていた。そこに最後の<兇王子>レイバリから、ある要求をされ……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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