現代日本を舞台に、高校生の霧島智鶴が事件の謎を解いていく連作ミステリー。智鶴は難題を処理できる頭脳を持ちながら、できるだけ労力を使わずに過ごしたいと考える人物で、刑事や同級生、後輩から持ち込まれる依頼に向き合う。扱われる題材は、ダイイングメッセージ、誘拐、脱出ゲームでの事故、予告状、連続殺人など多岐にわたる。学園生活と警察の捜査が交差し、事件ごとの推理を通して主人公の背景にも触れていく構成で、同じ中心人物を軸に謎の種類を広げていくシリーズ。続編では、同じ枠組みのまま別の事件が追加されている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 高校生探偵の推理が速く、事件をさくさく解いていく読みやすさがある。
- ラノベらしいキャラ配置と、ミステリとしての芯の両方を楽しめる。
- 連作短編として1話ごとの区切りがよく、気軽に進めやすい。
- キャラ同士の掛け合いが軽快で、明るめの空気に乗れると読みやすい。
- 本格寄りの要素やトリックに触れる場面もあり、ミステリ好きにも引っかかる部分がある。
こんな人におすすめ
- さらっと読める連作ミステリを探している人。
- 高校生探偵やラノベ的なキャラミステリが好きな人。
- 重すぎない推理ものを読みたい人。
- キャラの掛け合いと事件解決の両方を見たい人。
- 本格一辺倒より、軽さと推理のバランスを求める人。
人を選ぶポイント
- 誤植や誤字、校閲面の粗さが気になりやすい。
- キャラの掘り下げが浅く、人物の魅力に乗り切れない場合がある。
- 事件や人物関係が薄く感じられる場面がある。
- BLを匂わせる描写が苦手だと引っかかる可能性がある。
- タイトルから受ける印象ほど「無気力」ではない。
テンポ・読後感
- 文章は平易で、全体としてはテンポよく進。
- 短編ごとに事件が片づくので、区切りよく読みやすい。
- 前半は粗さや素人っぽさが目につきやすい。
- 後半にかけて雰囲気が明るくなり、読み味がやわらぐ。
- 事件の重さは意外とあり、軽快さと陰のある空気が同居する。
キャラクターへの評価
- 主人公は無気力というより、面倒くさがりで責任感が強い印象。
- 推理力は高く、事件を解く場面では頼もしさがある。
- 女刑事は強い言い方や無礼さが目立ち、好みが分かれる。
- 幼なじみや後輩は印象に残りやすく、もっと出番が欲しいと感じられている。
- 登場人物全体はラノベ的に華やかだが、人物の厚みはやや物足りない。
巻一覧
この巻のあらすじ
高2の霧島智鶴はどんな難題も解決できる天才だが、最大の欠点は究極に無気力なこと。そろそろ進路も考えねばならず、労力を使わず頭脳だけで稼げる仕事はないか?と考える日々。そんな彼のもとに、失敗で現場捜査を外された落ちこぼれ刑事や同級生の揚羽、柚季らが次々と事件を持ち込む。ダイイングメッセージの謎、誘拐、脱出ゲームでの事故などに挑み…?やがて彼の隠された過去が明らかになりー。
この巻のあらすじ
「(事件現場から)帰れと言われたので帰ります」
刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴はどんな事件でも解決できる天才だが、最大の欠点は、究極に「無気力」なこと。 高校二年の夏をだらだらと過ごしていた彼のもとに、刑事の熱海や同級生の揚羽、女の子に間違えられる後輩の柚季らが次々と事件を持ち込む。 つながりのありそうな二件の殺人事件、豪邸に届いた怪盗からの予告状、ある作家の謎の自殺、さらには赤い紐を使った連続殺人……。 なぜか智鶴に敵愾心を持つエリート警部・上諏訪と対立しつつ、しぶしぶ事件解決に挑むがー? 無気力ミステリー、待望の第二弾!
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