座敷童子の代理人
- 著者
- 仁科裕貴
- イラスト
- —
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2015-2022
- 巻数
- 10巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
『座敷童子の代理人』は、遠野の旅館「迷家荘」を舞台に、妖怪作家として暮らす緒方司貴が、消えた座敷童子の代わりに妖怪たちの相談を受ける和風あやかしシリーズ。座敷童子、河童、カラス天狗、ぬらりひょん、陰陽師、鬼などが入り交じり、旅館に持ち込まれる不思議な出来事や因縁を司貴と相棒の童子がほどいていく。物語は、遠野で起こる個別の事件を追いながら、司貴自身の過去や和紗との関係、遠野に棲む妖怪たちの背景へ少しずつ広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 遠野を舞台に、旅館と妖怪たちの暮らしがゆるやかに重なる空気感が心地いい。
- 妖怪が人間くさく描かれ、愛嬌や可愛さ、飄々とした距離感が魅力になっている。
- ほっこり終わる読後感や、温かさ・癒やしを求める読書体験に合う。
- 作者の妖怪愛や民俗学的な下地、あとがきまで含めて楽しめる。
- 人間と妖怪の関係、入れ替わり、恋愛や家族のつながりが見どころになっている。
こんな人におすすめ
- 妖怪ものや和風ファンタジーが好きな人。
- 事件よりも雰囲気やキャラクターの掛け合いを楽しみたい人。
- ほっこり系、癒やし系、読後感のやさしい作品を求める人。
- 遠野物語や民俗ネタに興味がある人。
- シリーズを追いながら登場人物同士の関係の変化を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 展開は大きなひねりよりも、安心して読める流れが中心。
- 解決があっさり感じられる巻や、締め方がやや唐突に映る場面がある。
- 巻をまたぐ要素や伏線があり、単巻で完全にすっきりしないことがある。
- 妖怪の正体や入れ替わりの仕組みなど、設定の整理に少し引っかかる読者もいる。
- 事件性や緊張感を強く求めると、物足りなさが出やすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽やかで読みやすく、会話や妖怪たちのやり取りに温度がある。
- 旅館の日常に不思議が混ざるため、賑やかさと落ち着きが同居している。
- ほのぼの寄りだが、巻によっては試練や不穏さが差し込まれる。
- 物語の山場はあっても、後味はやわらかく収まることが多い。
- 遠野の風景や季節感が、しっとりした空気を支えている。
キャラクターへの評価
- 妖怪たちは怖さよりも愛嬌が前に出て、個性が立っている。
- 司貴はお人好しで巻き込まれやすいが、誰かを助けようとする姿が好印象。
- 和紗はやさしく芯があり、司貴との関係の進み方が見どころになっている。
- 童子や河童、酒呑童子などは、威勢のよさや可愛げの落差が楽しまれている。
- 叔母夫婦や周囲の人間関係も、妖怪との対比で温かく読まれている。
巻一覧
この巻のあらすじ
人生崖っぷちの妖怪作家・緒方司貴がネタ探しに向かったのは、座敷童子がいると噂の旅館・迷家荘。だが、司貴はいなくなってしまった座敷童子の代わりに、謎の少年に導かれ、妖怪の悩みを解決することに!?
この巻のあらすじ
代理人、再び遠野へ! うらぶれ妖怪小説家と訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚ーー。
しがない妖怪作家・緒方司貴のもとに、遠野から不思議な宅配便が届いた。その中身とは……可愛い子狸の妖怪!? 異変を感じた司貴は、相談役「座敷童子の代理人」として、子狸を連れて遠野の旅館「迷家荘」を再び訪れる。 今回の妖怪たちの悩みとは、六角神社で行われる「妖怪祭り」の大騒動。司貴は、相棒である童子や河童たちとカラス天狗たちを説得するが、さらに増える子狸と天女の問題。 そんなてんこ盛りの悩みと向き合う中で、司貴と童子の"座敷童子コンビ"は過去の記憶を少しずつ取り戻し……。 訳あり妖怪たちがおくる、笑って泣ける平成あやかし譚。
この巻のあらすじ
なぞの座敷童子少女現る!? 座敷童子コンビと訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚。
遠野が美しい雪化粧に包まれる季節、平穏な「迷家荘」に新たな珍客が!? 妖怪小説家をしながら旅館の見習い番頭として働く緒方司貴の前に現れたのは、司貴が苦手意識を持つ家族、そして"座敷童子コンビ"の過去を知るという"女の子の座敷童子"!? ひと悶着を引き起こす座敷童子少女・律のほか、半妖のさとり少女、好々爺のぬらりひょんなど、遠野の旅館には問題だらけの妖怪や人間と共に、相も変わらず笑いや涙も集まってしまうようで……。 そんな中、妖怪たちが持ち込む無理難題で司貴&童子の仲にヒビがーー? どうするどうなる座敷童子コンビ!?
この巻のあらすじ
季節は秋。紅に染まる遠野で新たなトラブルの予感!? 旅館舞台の映画撮影にあわせて、「迷家荘」に住み込みで働き始めた新人女優・舞原玲奈。人を引きつける魅力を持つ彼女には大きな謎がある。かつて鬼の頭領とまで謳われた有名な鬼・酒呑童子に呪われ、取り憑かれているのだ。 なぜ、鬼の王が一人の女性に取り憑いているのか? 鬼の呪いとは? 座敷童子コンビが挑む謎は、秋と同様に一層深まってしまうようで……。 一方、玲奈が現れたことで、司貴と和紗との関係にも変化が訪れ……る!?
この巻のあらすじ
迷家荘が大ピンチ! 自慢の温泉が出なくなってしまったのだ。さらに司貴は、座敷童子や妖怪たちの姿が見えなくなってしまい!? どうやらこれには迷家荘の前身「マヨイガ」と遠野の問題が関係しているようで……。
この巻のあらすじ
遠野の旅館「迷家荘」には妖怪をはじめ、いろんな問題を抱えた人たちが集まる。それは京都に住む妖怪退治のスペシャリスト「陰陽師」たちもご多分に漏れず……。 近頃、占い師として有名な陰陽師・久我凪人。彼とその弟の綾斗は、座敷童子がいるという遠野の旅館をお忍び旅行で訪れる。だが、もちろん観光旅行などではなく……。司貴・座敷童子のコンビは、「鎌鼬」や「式神」の問題に関わることで陰陽師兄弟が抱える悩みを知るのだがーー!? 遠野と京、人と妖怪、そして陰陽師ーー意外な接点と“あの人物”も登場する新章「遠野・陰陽師編」開幕!
この巻のあらすじ
遠野の老舗旅館「迷家荘」の番頭として平穏な日々を過ごしていた司貴の元に、突然担当編集者が会いに来た。手元にあるのは、予定が遅れているのに全く書き進められていない真っ白な原稿用紙。作家人生のピンチ!?と思いきや、彼は妖怪にまつわる相談があると言う。 いつものように座敷童子を始めとした妖怪達と協力して解決を図る司貴だったが、迷家荘の中で殺人事件が起こってしまいーー。
この巻のあらすじ
八月下旬。ようやく暑さが和らいできたある日、迷家荘の蔵から謎の絵画が発見された。ふと手にした和紗だったが、突然倒れてしまう事態に。どうやら霊に取り憑かれてしまった様子。 司貴たちが霊の正体を暴くべく調査を始めると、発見された絵画が“供養絵額”と呼ばれる死者の鎮魂のために描かれたものだと判明する。その絵に込められた想いを紐解くとき、事態は遠野全体を巻き込む大騒動に発展しーー!? 司貴と和紗の関係も気になる、大人気シリーズ第8巻!
この巻のあらすじ
たわわに実る稲穂も色づく豊穣の秋。遠野の老舗旅館「迷家荘」の番頭で小説家の緒方司貴は、交通事故に巻き込まれてしまうーー。 最愛の人が昏睡状態に陥り、和紗たちが悲嘆に暮れる中、とある場所で赤い着物に身をつつんだ「少年」が目を覚ます。そこは伝説の妖怪・牛鬼が統治する土蜘蛛たちの里だった! 里の勢力争いに巻き込まれ大奔走する少年たち。一方で、陰陽師・久我凪人は女子高生失踪事件で遠野を訪れて……。失踪と捜索のシリーズ第9巻!
【登場人物】 ■緒方司貴(おがた しき) うらぶれ妖怪小説家。小説のネタを求めて訪れたはずの遠野で「座敷童子の代理人」として妖怪たちの悩みを解決するはめに……。 自由奔放な童子に振り回されたりとちょっと頼りないところもあるけれど、妖怪たちの問題にまっすぐ向き合う心の持ち主。
■座敷童子(ざしきわらし) 妖怪たちのご意見番。博識だが、性格は捻くれ者でおマセな少年。司貴のことを「先生」と呼ぶ。 TVを観たり、煎餅を食べたり、司貴のスマホをいじったりとまるで人間のような仕草も。
■白沢和紗(しらざわ かずさ) 「迷家荘(まよいがそう)」で働く仲居。常人には見えないはずの座敷童子や河童などが見える司貴を尊敬している。 プロローグ 第一話 神隠しの里 第二話 安倍晴明の代理人 第三話 石が流れて木の葉は沈み、牛は嘶き馬は吼え エピローグ
この巻のあらすじ
遠野の妖怪たちの真実が、ついに明かされるーー!! 「俺と、結婚していただけませんかっ!?」 土蜘蛛の里から帰還して数ヶ月が経ち、迷家荘には平穏な時が流れていた。そんな中、一念発起した緒方司貴は、互いの想いを確かめ合った和紗にプロポーズしようとする。しかし折り悪く、遠野の町中で異形の影が次々と目撃されてしまい……。 迷家荘を訪れたとある宿泊客の切なる想い。その人物の意外な正体が明かされる時、遠野に棲まう妖怪の存在そのものを揺るがす事態に発展する。大人気シリーズ最終巻! プロローグ 第一話 はじまりは終わりのはじまり 第二話 最後にもう一度だけさよならを 第三話 さらば座敷童子の代理人 エピローグ
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