絶望系

判定なし
基本情報
著者
山田 俊弘
イラスト
レーベル
新潮文庫nex
刊行年
2014
巻数
1巻
アニメ化
属性

夏休みを舞台に、友人から「家に天使と悪魔と死神がいる」と告げられた杵築が、街で起きる連続猟奇殺人事件と神々を名乗る変人たちの存在を追う物語。現代の街を背景に、形而上学的な論争と事件調査が並行し、日常会話の延長にある異常事態が描かれる。中心人物は杵築と建御、そして彼らの周囲に現れる幼馴染や自称神格の人物たちで、事件の手がかりと人間関係のずれが物語を動かす。シリーズはこの一冊でまとまっており、単巻として完結する構成。|series_summary|300〜500字厳守|評価語禁止|ネタバレ禁止|巻順説明禁止|年表禁止|評価語禁止|series_summary|300〜500字厳守|評価語禁止|ネタバレ禁止|巻順説明禁止|年表禁止

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    - 現代を舞台にした事件ものに関心がある人 - 超常的な人物が出る会話劇を読みたい人 - 猟奇事件と哲学的な論争が重なる構成を求める人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 天使・悪魔・死神・幽霊が同居する、見た目のインパクトが強い導入。
  • 会話の妙や形而上的なやり取りに引っかかると、独特の面白さがある。
  • 先の読めない展開と、違和感そのものを読ませる構成が印象に残る。
  • 露悪的で厨二寄りの空気を、あえて楽しむ読み方ができる。
  • 既存の谷川流作品を思わせる軽妙さと不穏さの混ざり方が魅力として挙がる。

こんな人におすすめ

  • ぶっ飛んだ設定や奇書っぽい作品を楽しみたい人。
  • 会話劇や観念的な掛け合いが好きな人。
  • ハルヒ系の空気感を、より重く歪めた作風として受け取りたい人。
  • きれいに回収される物語より、解釈の余地や余韻を重視する人。
  • 中二病的なノリやニヒリスティックな世界観に抵抗がない人。

人を選ぶポイント

  • ミステリとして読むと肩透かしになりやすい。
  • 世界観や設定の説明が足りず、消化不良に感じやすい。
  • 露悪的な描写や下世話さ、エログロ寄りの空気が合わないときつい。
  • 登場人物の価値観が極端で、共感しにくい場面が多い。
  • すっきりした救いより、もやもやや読後感の悪さが残りやすい。

テンポ・読後感

  • 導入はキャッチーだが、進むほど不穏さと違和感が濃くなる。
  • 前半はギャグや軽口が混じる一方、後半は重く閉じた空気に寄る。
  • 会話のテンポは速めでも、内容は抽象的で掴みにくい。
  • 読みやすさより、気持ち悪さや引っかかりを残す感触が強い。
  • 一気読みしやすい勢いはあるが、後味はかなり重い。

キャラクターへの評価

  • 建御は比較的まともな視点として置かれ、周囲の異常さが際立つ。
  • 主人公格の二人は、人格や考え方が極端で絶望感の中心に見られる。
  • 天使・悪魔・死神・幽霊は、神秘的というより癖の強い会話装置として受け止められている。
  • 烏衣姉妹は存在感が強く、設定の核として気にされやすい。
  • まともな感覚を持つ人物と壊れた人物の落差が、作品の面白さと読みにくさの両方を生んでいる。

巻一覧

絶望系
2014年10月 ISBN 9784101800110
この巻のあらすじ

どうにかしてくれ―。夏休み、友人の建御からの電話に、杵築は耳を疑った。曰く「俺の家に、天使と悪魔と死神がいる」と。助けを請われた杵築は、神々を名乗る変人を“追い出す"ため、街で起きている連続猟奇殺人事件を調べるが…。繰り広げられる形而上学的論争。尽きぬ謎。そして、幼馴染の狂気。殺人と悪魔召還は、いったい誰の仕業?

星評価・感想

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