蜘蛛の牢より落つるもの

判定なし
基本情報
著者
原浩
イラスト
レーベル
角川ホラー文庫
刊行年
2025
巻数
1巻
アニメ化
Audible
1巻
属性

長野県で21年前に起きた集団生き埋め死事件を起点に、フリーライターの指谷が当時の生き残りや関係者の証言を集め、事件の背景を追う物語。証言には、自分たちで穴を掘り、順に埋められていった過程と、それを指示した謎の女の存在が残る。やがてその女が比丘尼の怨霊ではないかという話が浮かび、さらに関係者の不審死も重なって、事件は伝承と現実の殺人が交差する様相を帯びる。指谷は大学時代の後輩・北斗総一郎とともに、怪異か人為かという二つの説明を突き合わせながら調査を進める。単巻で、過去の事件、地元伝承、現在の捜査が並行する構成。

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    ・怪異と事件捜査が交差する話を読みたい人 ・フリーライターの取材を軸にした物語が好きな人 ・現代日本の伝奇ホラーに関心がある人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 土地にまつわる伝説、集団生き埋め事件、蜘蛛の気配が重なって、怪異と謎解きの両方を味わえる。
  • 冒頭から不穏さが強く、関係者の言動や過去の出来事を追うだけでも引き込まれる。
  • ホラー寄りの空気を保ちながら、最後は筋の通ったミステリとしてまとまっている。
  • 前作を読んでいると北斗総一郎の再登場やつながりを楽しめる。
  • 直球で怖い描写や、蜘蛛が大量に出る場面のぞわぞわ感が印象に残る。

こんな人におすすめ

  • ホラーミステリを読みたい人。
  • 怪談や伝奇、土地の因縁ものが好きな人。
  • 前作『火喰鳥を、喰う』を読んでいて関連作を追いたい人。
  • 雰囲気重視よりも、謎解きの着地も欲しい人。
  • ほどよく読みやすいエンタメホラーを探している人。

人を選ぶポイント

  • 怪異の見せ方や真相の運びが予想しやすいと感じる人がいる。
  • 終盤の説明や展開に、やや力技・腑に落ちなさを覚える場合がある。
  • 前作の印象が強いと、北斗総一郎の立ち位置に違和感を持つことがある。
  • 蜘蛛や生き埋めのイメージが強く、苦手な人には刺激が強い。
  • ホラーの濃さよりミステリ寄りに感じる読み手もいる。

テンポ・読後感

  • 冒頭から不穏で、調査が進むほど怪しさが増していく。
  • 中盤まではテンポよく読めて、一気読みしやすい。
  • 雰囲気はじめっとしていて、土地の因縁や人間の怖さが前面に出る。
  • ホラーの緊張感と謎解きの整理が交互に来る構成。
  • ラストまで気が抜けないが、読後感はすっきり一辺倒ではない。

キャラクターへの評価

  • 北斗総一郎は胡散臭さや軽妙さが目立ち、強い存在感がある。
  • 前作を知っていると、再登場の扱いに驚きや違和感が出やすい。
  • 調査役の視点は読みやすく、事件の異様さを受け止める役割がはっきりしている。
  • 関係者たちは不可解で、怪異だけでなく人間の怖さも感じさせる。
  • 一部では、北斗のキャラが好きで続きも読みたくなる。

巻一覧

蜘蛛の牢より落つるもの
2025年7月 ISBN 9784041165140
この巻のあらすじ

21年前、長野県で起きた集団生き埋め死事件。生き残りの証言によれば、彼らは自ら掘った穴に順番に生き埋めとなっており、それを指示した謎の女がいたらしい。フリーライターの指谷が取材に乗り出すが、話を聞いていくうちに、謎の女は伝説にある、比丘尼の怨霊ではないかという疑惑も持ち上がる。関係者が不審な死を遂げる中、指谷は大学時代の後輩・北斗総一郎と事件の解明に挑む。これは比丘尼の祟りか、冷酷な殺人か? プロローグ 第一章 埋める 第二章 現す 第三章 干る 第四章 祓う 第五章 掘る エピローグ

星評価・感想

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