『竹馬男の犯罪 新装版』は、井上雅彦による長編本格ミステリ。かつて超人的な芸を誇ったサーカス芸人たちが余生を送る養老院「天幕荘」を舞台に、列車機関士、猛獣使い、空気女、奇術師、双子の道化師、火噴き男、空中ぶらんこ乗り、刺青男ら、異名を持つ住人たちのあいだで連続殺人が起こる。自称・詩人にして探偵の磨理邑雅人が、虚実が入り混じる状況の中で手掛かりを拾い、事件の構図を追う。養老院という生活の場とサーカステントを思わせる閉じた空間が重なり、住人たちの呼び名や芸の来歴が事件の整理線になる。人物の配置と事件の進行が並行し、共同体の内部で何が起きているかをたどる作りになっている。異名や肩書きがそのまま人物像の手掛かりとして提示され、事件のたびに関係の見え方が変わる。
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この巻のあらすじ
異形の城主の、世にも異形なる長編本格ミステリ。 ーー綾辻行人
異形にしてスマート。こんなミステリは偉業です。 ーー有栖川有栖
かつて超人的な芸を誇ったサーカス芸人たちが余生を過ごす養老院「天幕荘」で、摩訶不思議な連続殺人が開演する! 列車機関士、猛獣使い、空気女、奇術師、双子の道化師、火噴き男、空中ぶらんこ乗り、そして刺青男。 異形の者たちが虚実を蠢くサーカステントの惨劇の果て、自称・詩人にして探偵の磨理邑雅人が解き明かす真実とは!?
怪奇絢爛な異形の新本格ミステリが新装復刊!
*以下を巻末に収録 講談社ノベルス初刊版 あとがき 講談社文庫版 解説 千街晶之 綾辻・有栖川復刊セレクション版 解説 太田忠司 新装版刊行に際してのあとがき
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