十九世紀末の大英帝国、ロンドンを舞台に、有閑貴族リドル・アンブローズ・モルダーの周囲で起こる不可思議な事件を描くヴィクトリアン・オカルト・ファンタジーです。天使、悪魔、魔法使い、妖精、人間が入り混じる世界で、リドルは執事メルヴィや大天使ウーリー卿、ディアボロ・ヴァントラスらと関わりながら、彼に隠された謎と「琥珀」に結びつく秘密へ近づいていきます。物語はロンドンの事件譚から、リドル自身の秘密、世界の命運に関わる対立へと広がります。別巻として『ギリシアの花嫁』があり、本編とは別の事件を扱う構成です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 19世紀末イギリスや中世ヨーロッパ風の舞台が、紅茶色の髪や美形キャラと相性よく映える。
- オカルト、妖精、天使、悪魔が出てくるのに、重すぎず読みやすい雰囲気で進。
- リドルの受け身さやぼんやり感の裏にある事情が少しずつ見えてくる構成が気になる。
- バーニーの暴走が物語を動かし、周囲の有能な人物たちが支える関係性が楽しい。
- 石据カチルのイラストや表紙の美しさも満足度を押し上げている。
こんな人におすすめ
- ヴィクトリア朝風の英国舞台やゴシック寄りの空気感が好きな人。
- キャラの掛け合いと美形多めの作品を楽しみたい人。
- ミステリーよりも、オカルトと人物関係の面白さを重視する人。
- さくさく読めるライトなファンタジーを求める人。
- 篠原作品の、巻き込まれ型主人公と強烈な友人の組み合わせが好みの人。
人を選ぶポイント
- 事件の解決がかなりあっさりしていて、謎解きの手応えは薄め。
- リドルの正体や能力の背景は小出しで、すっきりした説明を求めると消化不良になりやすい。
- バーニーの無茶ぶりや迷惑さが強く、好みが分かれやすい。
- 物語の主軸がキャラ重視なので、緻密なプロットを期待するとずれがある。
- 期待していたミステリー寄りの展開から、オカルト・ファンタジー寄りに振れる点に戸惑いが出やすい。
テンポ・読後感
- 文章は読みやすく、展開は軽快でテンポが速い。
- 事件は大きく見えても、収束は早めで後味は軽い。
- ダークな要素はあるが、全体はゴシック調の華やかさと親しみやすさが勝つ。
- ドタバタ感と巻き込まれ感が強く、シリアス一辺倒にはならない。
- 余韻を楽しみながら次巻を待ちたくなるタイプの読後感。
キャラクターへの評価
- リドルは無気力で受け身に見えるが、巻き込まれ体質や秘めた事情が印象に残る。
- バーニーはトラブルメーカーとして強烈で、嫌われつつも目が離せない存在。
- メルヴィやエル、ウーリーは支える側として頼もしさが際立つ。
- 天使や魔術師、悪魔など周辺人物の存在感が大きく、主人公以上に目立つ場面がある。
- 美形・貴族・執事といった配置がキャラの魅力をわかりやすく押し出している。
巻一覧
この巻のあらすじ
十九世紀末、大英帝国。「アメージング・リディ」こと有閑貴族リドル・アンブローズ・モルダーは、ロンドンに住む有閑貴族である。彼が行くところ、不可思議な事件が絶えない。大天使や悪魔、魔法使い、妖精、そして人間(ただしトラブルメーカー)も絡むなか、謎〈リドル〉の中に見出せる琥珀とは……? ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー!!
この巻のあらすじ
悪友バーナードに呼び出され、田舎町ブライアーヒルへと赴いたリドル。その地で何故か、二人は入れ替わる羽目になるが…?ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー第2弾!!
この巻のあらすじ
十九世紀末・大英帝国。リドル・アンブローズ・モルダーは、ロンドンに住む有閑貴族である。彼が行くところ、天使や悪魔、魔法使い、妖精、そして人間(ただしトラブルメーカー)も絡んだ不可思議な事件が絶えない。ある日、リドルが生活のすべてを頼っている執事・メルヴィの態度がいきなりおかしくなるが……? ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー第3巻!!
この巻のあらすじ
リドルに隠された、ある重大な謎を探るディアボロ・ヴァントラス。彼を護るメルヴィ(大魔法使いマーリン)とウーリー卿(大天使ミカエル)は…?ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー第4弾!!
この巻のあらすじ
リドルに隠された“テラメトン”に、ディアボロの魔の手が伸ばされる!!世界の命運はいかに…?ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー完結!!
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