本作は、都市伝説「猿夢」と「くねくね」を題材にしたホラー・伝奇系のノベライズ作品です。舞台は現代の学園生活で、主人公の月野は、クラスメイトが夢の中で次々と死に、現実でも同じ結果が起こる異常事態に巻き込まれます。月野は、怪異を殺す少女や怪異から逃げ延びた級友とともに、夢と現実をつなぐ「猿夢」の原因を探ります。物語は、都市伝説の再解釈、怪異との接触、原因究明を軸に進み、短編「くねくね」も収録したオムニバス構成です。シリーズとしては1巻完結の単巻構成で、収録作ごとに異なる怪異を扱います。なお、続編や外伝の展開は示されていません。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 都市伝説を題材にした物語が気になる人 - 学園を舞台にした怪異譚を読みたい人 - 夢と現実がつながるホラー設定に関心がある人

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作品の魅力

  • 都市伝説「猿夢」「くねくね」を題材にした不気味さが強い。
  • ネットロアや掲示板的な情報を絡めた、現代的なホラーの組み立てがある。
  • 怪異そのものだけでなく、人の悪意や作為がにじむ展開が刺さる。
  • 月野明を中心に、巻き込まれながら真相に近づく流れが読みどころ。
  • 原案曲やコミカライズ周辺まで含めて楽しめる広がりがある。

こんな人におすすめ

  • 都市伝説ホラーやネット怪談が好きな人。
  • 後味の悪さやじわじわ残る怖さを求める人。
  • 既存の音楽作品やコミカライズも追っている人。
  • 怪異を追う側の視点や、推理寄りのホラーが好みの人。
  • 乾いた文体や淡々とした恐怖表現が合う人。

人を選ぶポイント

  • 単体だと背景が見えにくく、すっきりしないまま終わる印象がある。
  • 原作曲や周辺コンテンツを知らないと入り込みにくい。
  • 主人公が未熟で、受け身に見える場面が多い。
  • ホラーの怖さより、構造や事情の説明に寄る部分がある。
  • 物語の展開が読みやすいと感じる人もいる。

テンポ・読後感

  • じわじわ不穏さを積み上げるタイプの進行。
  • 派手な驚かしより、後味の悪さで怖がらせる空気。
  • 乾いた文体で淡々と進むぶん、湿度の低い不気味さが残る。
  • 巻き込まれ型の展開で、逃げ場のなさが強調される。
  • まだ続きがありそうな余韻を残す終わり方。

キャラクターへの評価

  • 月野明は不憫で巻き込まれやすいが、物語の軸として印象に残る。
  • 未熟さや迂闊さが、怪異の怖さを際立たせている。
  • 都市伝説を追う側に立つ場面では、特別感がある。
  • サポート役の少女は頼れるようで、実際には距離のある立ち位置。
  • 主人公が安全圏にいない感じや、第三者に振り回される構図が目立つ。

巻一覧

きさらぎ異聞 NoVelize ~猿夢・くねくね~
2024年1月 ISBN 9784758026079
この巻のあらすじ

「猿夢」を探れーー君の順番が来る前に インターネットで人気公開中の楽曲の世界観をノベライズ。

ある日彼女は小さな猿達にクラスメイトが生きたまま解体されている夢を見る。 それはかつて噂された都市伝説「猿夢」に酷似しており、夢の中で殺された人間は現実でも亡くなっていた。 毎晩一人づつ級友が殺される夢に恐怖し、月野は生き延びるため怪異を殺す少女、怪異から逃げ延びた級友と共に「猿夢」の原因を探っていく。 そして月野が辿り着く、救いようのない真実とは…?

「猿夢」の他、短編「くねくね」を収録したホラーオムニバス。

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