私立未来世紀大学の夢科学研究所を舞台に、フロイト教授、CGクリエイターのヲタ森、助手の城崎あかねが、夢に現れる怪物や悪夢の共有現象、脳波計測、夢のVR再現を手がかりに事件を追うシリーズ。各巻で、悪夢が広がる自殺、異様な死体損壊、ネットでの夢売買、感染のように広がる異常などが扱われ、研究と捜査が並行して進む。ネットオカルト板、フリマアプリ、スポンサー契約、介護福祉施設など現代の場面が研究所の実験と結びつき、夢の正体と両親の死、研究所へ続く「幽霊森」の秘密へと物語が広がっていく。途中から元夢売りの姫香やスポンサー企業の令嬢・翠も加わり、研究所の関係性も変化する。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
夢研究の権威フロイト教授とその助手のポンコツ女子大生が人に死をもたらす悪夢の謎を解き明かす
編集部
夢を研究する通称フロイト教授とその助手ヲタ森、ひょんなことから彼等に関わり研究を手伝うことになった大学生あかねトリオが、夢に纏わる怪事件の真相を暴いていく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
夢の深層に興味がある人 ポンコツトリオのコミカルな掛け合いを満喫したい人 他人の為に一生懸命になれる主人公を応援したい人 過去に傷を秘めたイケメン教授に萌えたい人
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AI分析(あらすじ)
夢の研究設定や、悪夢と事件がつながる連作ミステリを読みたい人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
内藤了は日本の小説家。ライト文芸で活躍し、ホラーやミステリーを数多く手掛ける。代表作は以下。 『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ』 『東京駅おもてうら交番・堀北恵平シリーズ』 『警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花シリーズ』 『よろず建物因縁帳シリーズ』 『憑依作家 雨宮縁シリーズ』 『警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ』 『ゴールデン・ブラッド GOLDEN BLOOD』 『メデューサの首 微生物研究室特任教授』
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
syo5は日本のイラストレーター。書籍の装画を数多く手掛ける。代表作は以下。 『最後の医者は海を望んで君と生きる』 『冬にそむく』 『領怪神犯』 『コドクな彼女』 『どこよりも遠い場所にいる君へ』 『恋のヒペリカムでは悲しみが続かない』 『また君と出会う未来のために』 『さよなら、転生物語』 『明日の君から、僕だけの記憶が消えても』 『彼女は食べて除霊する』 『深愛 煌華宮の檻』 『英雄の忘れ形見』 『あの日、茜色のきみに恋をした。』 『黒の派遣』 『鎌倉男子そのひぐらし 材木座海岸で朝食を』 『没落ピアノ先生。~レッスンするのは大変です~』
編集部
夢をテーマにしたサイコホラーミステリー。各巻で扱われる夢絡みの事件と並行し、フロイト教授の両親を殺した黒幕探しが進んでいく。人間の深層心理に根差す夢をハイテク装置でVR化し、共有・分析する発想が斬新。内藤了の他作品と比べ猟奇的な描写は控え目。教授・ヲタ森・あかねのコミカルな掛け合いが緩衝材になっており、カジュアルなエンタメとして楽しめた。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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評価されるポイントは? ストーリー
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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夢探偵フロイトの順番は? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 「夢を可視化して事件を追う」という設定に、科学的なミステリーとしての面白さを感じる。
- 重いテーマの事件でも、フロイト・ヲタ森・あかねの掛け合いがユーモアと読みやすさを支えている。
- キャラクターの個性が活きており、トリックより登場人物の魅力で読み進めてしまう。
- 全5巻で完結しており、シリーズとして一区切りついた読後感を得やすい。
- 夢と現実が交錯するSF寄りのホラー感や、心理描写への興味をそそられる点も支持されている。
こんな人におすすめ
- 夢や潜在意識、睡眠研究といったテーマに関心がある読者。
- 教授×助手×大学生のポンコツトリオの日常コメディを楽しみたい人。
- 猟奇さはあるものの、堅すぎない「ゆるめ」のミステリーを好む人。
- シリーズ完結まで一気に読み切れる作品を探している人。
- キャラクター萌えや人間ドラマを重視して作品を選びたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公の善良さや能天気さ、他人の問題への過度な介入が「鼻に付く」「好きになれない」と感じる読者もいる。
- ミステリーとしては予想しやすく、結論がやや予定調和に感じる。
- 最終巻では複数のテーマが並行しており、全体として「どっちつかず」「無理やり終わらせた印象」と感じる意見も見られる。
- 一部の巻で終盤が駆け足に感じられる、設定や技術面に疑問が残る。
- オーディオブック版では声の演出やキャラ区別のしにくさが、読み進めにくさにつながる。
テンポ・読後感
- 全体的には軽快な会話とコミカルな空気感の中に、重い事件や不気味さが差し込まれるバランスだ。
- 巻を追うごとにエグ味やシリアスさが増していく印象を持つ読者もいる。
- 読みやすく一気に読めるテンポの良さは評価されつつ、事件解決パートが急ぎ足に感じられる巻もある。
- ラノベ特有のキャラ寄りすぎ感は抑えられており、比較的スムーズに入りやすい作品だ。
- 連続ドラマのように馴染んで読み続けたい、完結後は再読したいという長期的な愛着を示す声も見られる。
キャラクターへの評価
- フロイト教授は分析的で頼れる存在として人気が高く、個人的な背景への関心も強い。
- ヲタ森は三人のバランスを取るコメディ担当として好意的に受け止められ、関係性の進展をもっと見たい。
- あかね(ペコ)は最初は好印象でない読者もいるが、就活や成長を通じて応援したくなる、芯の強さが評価されるという二極的な反応がある。
- 夢売りなどゲストキャラの罪悪感や救済の物語に刺さった。
- 初巻ではフロイトの存在感がやや薄く感じる、作者作品のヒロイン像に似ている。
巻一覧
この巻のあらすじ
”人を殺す悪夢”の正体に挑むミステリー
ある会社員が、自宅マンションから謎の飛び降り自殺をした事件。ネットのオカルト板で、彼が見ていたのと同じ”悪夢”を繰り返し見る人がいる、という噂が広まる。森の中を逃げ回り、得体の知れない怪物に襲われるーー 私立未来世紀大学の夢科学研究所。夢の研究をするフロイト教授と、彼の右腕であるCGクリエイターのヲタ森、彼らの助手をすることになった学生のあかねは、この悪夢の情報を募集する。同じ悪夢に悩まされているという美女・音羽楓花は、ヲタ森が再現した夢のVR映像を見ると恐怖を感じた様子で、行方不明になってしまう。 <MUD MOLAN(マッド・モラン)>--フロイトがそう名付けた夢の中の怪物。それを見る者は次々に謎の死を遂げていて・・・。フロイト達は”人を殺す悪夢”の正体に迫っていく。 65万部突破の『猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』シリーズで熱狂的に支持される著者による渾身の新シリーズ始動!! 夢を切り口に怪事件に挑む前代未聞のミステリー。
【編集担当からのおすすめ情報】 人間にとって、いまだ大きな謎である「夢」。それを切り口に難事件を解いていく前代未聞のミステリーが誕生しました。「悪夢が憎い」というフロイト教授、研究室に住んでいるヲタ森、髪色を変えてばかりで卒業が危ないあかね。個性的な3人の関係からも目が離せません。
この巻のあらすじ
女性が髪を切られる猟奇的殺人事件を追う!
神田川で、若い女性の溺死体が発見される。真っ赤なベビードールを身につけた死体は、なぜか髪が剃り上げられていた。 あかねは友人のカスミに頼まれ、急に来られなくなった”河野さん”の代わりに、コスプレ姿でロリィタパブのティッシュ配りのバイトをすることに。一方、夢を可視化するプロジェクトを行う夢科学研究所に、はじめてのスポンサーがつく。高級スリープウェア会社から、「吉夢を見られる枕の開発」の依頼が舞い込んだのだ。フロイトたちは睡眠実験を始めるが、被験者の中に混じっていたスポンサーの娘の翠は悪夢に悩まされていた。 そんな折、神田川の溺死体が”河野さん”だったことが判明し、15年前にも似たような事件が起きていたことが分かる。お祭りの日、神社の裏山で女の子が絞殺され、髪を切り取られた遺体で発見された「てるてる坊主殺人事件」--フロイト、ヲタ森、あかねの3人はこれを連続殺人事件と見て、真相を追っていく。 多くの女の子が無惨な姿で殺された猟奇的未解決事件の犯人とはーー 夢を手がかりに事件に挑む、大人気ミステリー第2弾!
【編集担当からのおすすめ情報】 「悪夢が憎い」というフロイト教授が、夢を研究しなければならない理由が明かされるーー!? あかねのライバル(?)翠の登場で、フロイト、ヲタ森、あかねの3人の関係がどう変化していくのか、お楽しみに。
この巻のあらすじ
ネットで夢を売る「夢売り」の正体を追う!
私立未来世紀大学。就職活動に出遅れた4年生の城崎あかねは、面接に落ちまくり、意気消沈ぎみの毎日を送っている。そんな折、夢科学研究所のホームページに、「夢が売られている」という情報が入る。調べてみると、ネットフリマアプリ「アボカド」で、『夢売り』なる人物が夢を販売しているようだ。 売り手が買い手にどうやって夢を見せるのか、興味を惹かれたフロイト教授は、実際に夢を買ってみようと提案。身分を隠して、あかねが吉夢、フロイトが凶夢を購入する。そして待望の夢が届くが、それは全く予想もしていなかった恐ろしいものだった。 ネット上から忽然と姿を消す『夢売り』、夢に呑み込まれていくあかねーー。一方、『人殺しの夢』を購入した人物は、生々しい殺人の快楽に溺れていた。 『夢売り』とは何者なのか? その意図は何なのか? フロイト教授の分析が冴えわたる、人気シリーズ第三弾!
【編集担当からのおすすめ情報】 面接に落ち続けて、自分を見失いつつあるあかね。 やりたいことも才能もあるけれど、収入に結びつかないことが悩みのヲタ森。 祖父の遺志を継いで、「人を殺す悪夢」の謎にストイックに挑み続けるフロイト。 それぞれの思いを抱えつつも、一丸となって事件に立ち向かう夢科学研究所の三人を応援していただけたら幸いです。
この巻のあらすじ
生まれつきの人殺し”夢売り”の最初の事件
夢科学研究所に放火してフロイト達を殺そうとした”夢売り”こと卯田姫香が、「責任をとって」と乗り込んでくる。フロイトのせいで”罪悪感”が生まれ、悪夢にうなされて眠れないのだという。 夢に出てくるのは、カラフルなメルヘン街のお菓子の家。姫香にヘッドギアを付けて脳波を調べる睡眠実験をすると、幼い頃、男の子をアイスクリームで溺死させた記憶が浮かび上がり…… これは「最初の殺人現場」だと思い出す姫香。自分は「生まれつきの人殺し」だという彼女は、どんな罪を犯したのかーー!? フロイト教授と、天才的なCGクリエイターのヲタ森、”夢”に関する卒論で卒業を目指すあかねが、悪夢の謎に迫る大人気ミステリ第4弾!
【編集担当からのおすすめ情報】 人の不幸が好物な”P臭”こと夢売りの姫香が夢科学研究所にやってきて、波乱の展開に……!?
この巻のあらすじ
両親を殺した悪夢に挑む、シリーズ完結編!
やっとのことで就職が内定したあかねだが、ヲタ森からブラック企業の可能性を指摘されて不安になる。元”夢売り”の姫香はすっかりメンバーに馴染み、スポンサー企業の令嬢である翠も加わって、夢科学研究所はかつてなく賑やかだ。 そんな折、介護福祉施設で謎の感染が起き、心臓麻痺で複数人が死亡する事件が発生。悪夢による不眠を訴えていた彼らは、「次はおまえだーー」と呪いの言葉を吐きながら、人に襲いかかっていた。 そして、施設へ調査に赴いたフロイトは、あかねを庇って悪夢に感染する。フロイト自身が被験者となった実験で、脳波から浮かび上がってきたのは、世にもおぞましい”顔”だった。 フロイトは、両親を殺し、祖父が生涯をかけて探し求めていた悪夢の正体を突き止めることができるのか。 夢の中で、かつてないバトルが繰り広げられるシリーズ完結編!!
【編集担当からのおすすめ情報】 夢科学研究所へと続く「幽霊森」の秘密もついに明かされる…!? 大人気ミステリーシリーズ、完結!!
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