万国菓子舗 お気に召すまま
- 著者
- 溝口智子
- イラスト
- げみ
- レーベル
- マイナビ出版ファン文庫
- 刊行年
- 2016-2021
- 巻数
- 10巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
博多の老舗和洋菓子店「お気に召すまま」を舞台に、注文された菓子なら和洋を問わず作る店主・荘介と、接客兼“試食係”のアルバイト・久美が、客ごとの事情に合わせた菓子作りを続ける連作シリーズ。桃カステラ、いちご大福、ガレット・デ・ロワ、クナーファ、やきまんじゅうなど、地域や季節や記憶に結びつく菓子が毎回の中心になり、店を訪れる人の思いや過去が少しずつ見えてくる。祖父のレシピノートに残された手がかりや常連客とのやり取りを通して、店の由来と荘介の背景、そして久美との距離の変化も重なっていく。菓子の注文は単なる依頼ではなく、誰かの記憶や言い出せない気持ちを受け止める入口として機能し、日常の営業と個々の事情が一つの店の中で結びつく。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
変わった名前の菓子店の店主と主人公の女性は、どんな予約も断らずに、さまざまなお客様の相手をしていく話。
編集部
ちょっと変わった名前の菓子店を営む店主と、バイトの主人公を中心に、お客様のどんな要望にも応えていく作品。普段店頭に置いていないお菓子でも、店主は予約が入ればちゃんと作ってくれる。バイトの主人公も、ちょっとサボリ癖のある店主と一緒に、店を営んでいく。さまざまなお客と、その人たちが望むお菓子が登場。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・お菓子屋さんの話が好きな人。 ・お菓子に興味がある人。 ・簡単なお菓子から、地方のお菓子まで、いろいろなお菓子が見たい人。 ・店主とバイトが面白いコンビネーションを見せる作品が好きな人。
-
AI分析(あらすじ)
博多の菓子店の日常、注文菓子、客の事情、店主とバイトの関係の変化に関心がある人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
溝口智子(みぞぐち・さとこ) 1976年生まれ。 福岡育ち、福岡在住。 2015年小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した「お仕事小説コン」にて本作がグランプリを受賞。 本作にて書籍デビュー。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
げみ
受賞歴
この項目をレビュー編集部
2015年小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した「お仕事小説コン」にて本作がグランプリを受賞。
編集部
老舗お菓子屋と聞けば、気難しい店主がいそうなイメージであるが、この作品の場合はそういったところはなく、お客の望むお菓子を作ってくれる、という夢のような話であった。サボリ癖のある店主ではあるが、お菓子への知識や思いが深く、バイトの主人公ともいいコンビネーションだと感じられる。お菓子にある思い出や気持ちなどを汲んで、作ってくれるお菓子屋さんの存在は、心が温まる人情の深さをそのまま感じさせてくれるものであった。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 注文どおりにお菓子を作る設定と、和洋・地方・海外の菓子描写が豊富で、「読むとお腹が空く」「食べたくなる」。
- 味や香りを通じて思い出や感情とつながるエピソードがあり、懐かしさや温かさを感じやすいと評される。
- 短編を積み重ねる形式でサラッと読め、合間の息抜きや気分転換に向く。
- 作者の菓子・地域に関する蘊蓄の多さが意外性として楽しめる。
- お店を舞台にした人情話や、穏やかな日常のほっこり感が魅力だと感じる読者も多い。
こんな人におすすめ
- お菓子屋・食べ物描写のある作品が好きな人。
- 知らない菓子やレシピの話を知るのが好きな人。
- 短編連作型で、深く掘り下げすぎないほのぼの系を求める人。
- 店主とバイトのコンビネーションや、ゆっくり進む恋愛要素も楽しみたい人。
- テンプレート寄りでも安心して読める展開を好む人。
人を選ぶポイント
- 一話一話が短く、全体の物語はあっさり進むため、大きな起伏や深いドラマを期待すると物足りなく感じる。
- お客の要望に応えて作る流れが淡々としている印象で、「もういいかな」と感じる読者もいる。
- 恋愛は焦らされ気味で、胸キュン不足・歯痒さを感じる。
- 納豆蒸しパンやしめじ入りマフィンなど、実際に食べたいとは思えない菓子もあり、描写の好みは分かれる。
- 甘夏の説明など、味覚や常識の描写に違和感を覚えるレビューも見られる。
テンポ・読後感
- 文体が軽く、一冊を短時間で読み終える。
- 短編オムニバス形式で、巻によって収録数が減るなど、シリーズならではの読み方の変化も指摘されている。
- 全体的には穏やかでほっこりした空気感だが、恋愛が進む巻では甘酸っぱさやドキドキも増える。
- 展開はやや定番・テンプレート寄りでも、その安心感を楽しむ読者が多い。
- お菓子と人情を中心に、重く引きずらずサラッと読めるテイストだ。
キャラクターへの評価
- 荘介は「何でも作れる天才パティシエ」としての腕の確かさと、穏やか・優しい印象が強く、思わせぶりなところも含めて人気が高い。
- 久美は元気で荘介を叱るバイト役として親しまれ、恋心に気づく過程の照れやもどかしさが可愛いと評される。
- 二人の関係は身内のような距離感から少しずつ近づいていく描写が多く、恋人同士になってからのやりとりも楽しい。
- 斑目は好意的なコメントが多く、恋愛面での立ち位置にも関心を持つ読者がいる。
- 先代のおじいちゃんや両家の親など、脇役のキャラクター性の濃さも話題になることがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
桃カステラにいちご大福、サバラン、ポテチ、バター餅ー和洋問わず菓子ならなんでも作ってしまう博多の老舗お菓子屋「お気に召すまま」。サボり癖のある店主・荘介と、接客担当兼“試食係”のお菓子好きバイト・久美の二人でまったり営業中。だが、荘介が世界中のお菓子を作るのには理由があってー。ほっこり&しんみり、想いを叶える菓子屋に流れる優しい時間。「小説家になろう」『お仕事小説コン』グランプリ受賞!
この巻のあらすじ
読むとお菓子が食べたくなる! ほっこり&しんみり、酸いも甘いも噛み分けて、味のある人生に当店のお菓子を。
九州・博多にある、和洋問わず客から注文があった菓子ならなんでも作ってしまう老舗菓子屋「お気に召すまま」。今日もサボり癖のある店主・荘介と、接客兼“試食係”のアルバイト・久美の二人でほのぼの営業中。 新年のガレット・デ・ロワや恋する薔薇酒、雛祭りのさげもん、博多山笠の水無月など客の思いに応える菓子をつくる日々だが、ある日久美は、荘介の友人で常連のフードライター・斑目が、店にあった夏みかんを避けていることに気づき…? 思いを届けるスイーツ、作ります。博多のほのぼのお菓子ライフ。
この巻のあらすじ
梅雨の日に出会ったサンタクロースと、彼が作った色とりどりの花冠のケーキー 運命を変えるお菓子を、あなたにお届けします。 博多の老舗和洋菓子屋「お気に召すまま」は、今日も店主・荘介と接客兼“試食係”のアルバイト・久美の二人で営業中。 沖縄のかき氷“ぜんざい”、ブラジルのチョコ菓子“ブリガデイロ”、熊本のサツマイモを使った“いきなりだんご”など、客がオーダーする風変わりなお菓子を作る毎日。 そんななか、ある日先代で荘介の祖父が遺した1冊のレシピノートが見つかる。 ノートにはある秘密が隠されていて…? 過去から現代へと受け継がれる、心温まるお菓子のストーリー。 あたたかな、かき氷
祝祭のブリガデイロ
愛しい君ケーキにのせて
サンタクロースたちの花畑
夏の祭りの辻占売り
恋はいきなりだんごのように
もう一度、あの日のシュトーレンを
【特別編】誰も知らない二人のお茶会
あとがき
この巻のあらすじ
荘介と久美の人生が動きだす! 星降る特別な夜にふたりはーー!?
注文されたお菓子はなんでも作る 博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」は サボり癖のある店主・荘介と 接客兼“試食係”のアルバイト・久美のコンビで 今日もほっこり営業中。
『アラビアンナイト』に出てくる“蜂蜜入りの乱れ髪菓子=クナーファ”に 群馬の名物“やきまんじゅう”、 鮮やかなグリーンが美しい“ライムパイ”など 客の本当のオーダーに応えるために、荘介が腕をふるう。
ある日、荘介を「パパ」と呼ぶ少女とその母親が来店、 久美は初めて感じるモヤモヤをもてあます(『クリスマスにはまだ早い』)。
少しずつ変わりはじめる荘介&久美の関係から目が離せない。 大人気シリーズ、ますます美味しい第四弾! ◆万国菓子舗 お気に召すまま 遠い約束と蜜の月のウェディングケーキ
千一夜目のクナーファ 焼きもち焼きの焼きまんじゅう あの夏のうにあられ クリスマスにはまだ早い 不合格ケーキ ウェディングケーキは森の中 宇宙人のアイスクリーム【特別編】 あとがき
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 ふとした拍子に、美奈子が気に入っていたという木型を壊してしまう久美。荘介は「大丈夫ですよ」とは言うけれど、落ち込んでしまう久美。そして、改めて美奈子の存在を意識せざるを得なくなり…。 巻末には「特別編 未来の思い出」と題して、店の過去など久美が知らないことも知っている女性が来店して…。大人気シリーズ、ますます美味しい第5弾!
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋"菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 ある日、藤峰から動物園のダブルデートに誘われてしまった久美。組み合わせは、藤崎の相手は恋人の星野陽。久美とペアを組むのは、久美に告白してきた常連客の昴。恋愛とは縁遠い生活を送っている久美だが、真っ直ぐな好意をぶつけられたせいで、気持ちに変化が…。 ■目次 哀愁のガレット 初恋は子ぶたプリン 闇のお菓子 貝の中で眠るシンデレラ ある菓子合戦 光のお菓子 【特別編】お菓子タワーから飛びたって
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。ぶらりと立ち寄った蚤の市で高額な一丁焼きの鯛焼き器を手に入れた荘介。それを知った久美から「経費節減!」と叱られる。しかしその金型は荘介が幼い頃に祖父に連れられて食べていた鯛焼き店のものだった。荘介は、鯛焼きを焼きながら思い出を語ることにーー。 大人気シリーズ、ますます美味しい第7弾!
寂しい思いもお菓子で優しく包み込み、みんなを笑顔にするーー。 鯛焼きくんのザイオン 目指せ! マイスター! 黄身が知ってる本当の君 カササギゼリーの橋を渡って 素顔のゆるキャラ ロシアの刺客・プリャーニキ 神様のお菓子は未来味 【特別編】秘密だらけのチョコケーキ あとがき
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 秋も深まったある日、久美はお使いの帰り道で具合の悪そうな男性を見かけ、声をかけた。 その男性は昼も夜も働きづめで家に帰る時間もないらしく、心配な久美はお店で休んでいくように提案をする。 美味しいお菓子を食べて少しでも元気になってほしい久美は、男性に好きなお菓子をたずねるが……?
大人気シリーズ、ますます美味しい第8弾! ナポレオンパイに不可能の文字なし まだ名前のないお菓子 旅する小豆 発足! 点心研究会 いつまでも君とマカロン 一杯だけのお砂糖 お腹いっぱいのホットチョコレート 【特別編】久美の料理教室、事始め
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 クリスマスも間近に迫った日。どんなお菓子でも作るという荘介の噂を聞きつけて少年がやってくる。 どうやら彼はおとぎ話に登場する「不思議なお菓子」を作ってほしいようで…? 巻末の「特別編 ジョーカーを握っている」では、荘介の父親が『万国菓子舗 お気に召すまま』を見張る不審人物と出会い…?
大人気シリーズ、ますます美味しい第9弾! お煎餅ヒーロー! 仲良しのスモア ステイのあとのご褒美タルト 噛みしめる日常の味 それは、生まれ変わるような チョコレートテリーヌ・スマイリング 決戦はたこ焼きパーティー 【特別編】ジョーカーを握ってる
この巻のあらすじ
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 『万国菓子舗 お気に召すまま』という名前を頼りにやってきた金髪に緑の目をもった男性。彼は、荘介の祖父を知っているようで…? 大人気の菓子店シリーズ堂々完結!! 大叔母のペストリー 飴が割れたらサプライズ 二十七年分の誕生日ケーキ プロポーズの市松模様 いつか故郷の味を、もう一度 甘酒みたいに甘えたい 苦くて甘いお菓子をください おかしなガーデンパーティー 【特別編】ふたごのラプソディ
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